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NEWS! 第30回東京国際映画祭 TOKYO INTERNATIONAL FILM FESTIVAL 2017<10月25日(水)~11月3日(金・祝)> が閉幕! 東京グランプリおよび東京都知事賞は、トルコのセミフ・カプランオール監督による『グレイン』が受賞 |
■30回目のアニバーサリーイヤーを迎え、10月25日(水)から10日間にわたり開催された東京国際映画祭2017。 |
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<審査委員による総評> ■トミー・リー・ジョーンズ審査委員長 1本の映画を撮り終えたのちの打ち上げに参加している気分です。映画祭期間中、映画づくり同様にみんなで仕事をして、それが終わったいまは友人もつくれてとても良い経験になりました。またどこかの映画祭でばったりお目にかかれると思いますが、いまはただただうれしいばかりです。 ■レザ・ミルキャリミ トミー・リー・ジョーンズさんと同じで、良き友人を見つけられてとてもうれしいです。これからも素晴らしい作品が見られることを期待しています。映画祭に出るチャンスのある映画は、すべて受賞する可能性のある立場にあると思います。どれも素晴らしい作品だけに審査することはとても難しく、審査委員それぞれの好みや意見がある中、意見を合わせることは困難なことが多いです。いつでも100パーセント合意することは難しいですが、今回はそれができたと思っています。 ■マルタン・プロヴォ 本当に貴重でインパクトの強い経験になりました。ほかの映画祭にはない、東京国際映画祭だからこその素晴らしい審査委員をさせてもらい、とても感謝しています。それぞれが現在の世界の状況を描写して、いろんな不安が描かれていましたが、これから取り組むべきこともたくさんあるなと感じました。映画監督がそれを描写して問題提起をして人々の意識を高め、世の中が光と愛にあふれる方向に向いていければすごくうれしいです。 ■ヴィッキー・チャオ 東京国際映画祭は非常に開かれた映画祭だと思います。どの作品にも、われわれ審査委員にもとても良くしてくれて、良い作品を見ることができてうれしく思います。今回、5つの国の国際審査委員団で映画を観て、議論して、インスパイアし合うことができました。このような機会を与えてくれた東京国際映画祭に感謝しています。 ■永瀬正敏 25日のオープニングの日に審査委員長から、“1作観るごとに必ずミーティングをしよう”という提案がありましたが、それは本当に素晴らしい提案でした。ほかの映画祭の審査委員に聞くと、そんなことはまずないとのことです。映画を観てすぐに話し合うことで共通認識を持てて、さまざまなアイデアを引き出すことができたことに感謝しています。この出会いを生涯大切にしたいですし、ほかの審査委員のみなさんは監督で僕は役者なので、今後役者として起用してもらえるように頑張ってゆきたいです。 |
■■■受賞一覧■■■ <コンペティション部門> |
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