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フランス映画祭2017 FESTIVAL DU FILM FRANCAIS AU JAPON
カトリーヌ・ドヌーヴ団長×イザベル・ユペール前団長
親善大使の北野武監督もゲストで登場
ポール・ヴァーホーヴェン監督らによるマスタークラスも

恒例の「フランス映画祭」が今年で25回目を迎え、6月22日(木)~24日(日)の4日間、東京有楽町の朝日ホール、TOHOシネマズ日劇で開催される。
新作のいち早い紹介に加えて映画ファンにとってのお目当ては、作品を携えてやってくる俳優や監督ら映画祭代表団の面々。今年も多くの映画人の来日が決まっている。
フランス映画祭は1993年に当時の横浜市市長、高秀秀信氏の主導で「フランス映画祭横浜」としてスタート。その後2005年に会場を東京六本木に移し、2011年からは東京有楽町で開催されていまに至っている。
横浜市時代、特にワールドカップ日韓開催の2002年には100人を超す代表団が来日して華やかさを極めたが、その後紆余曲折もあった。2011年には震災の影響もあって縮小。しかし徐々に華やかさを取り戻し、今年はカトリーヌ・ドヌーヴが2度目の団長に決定。昨年団長を務めたイザベル・ユペールの来日も決まり、フランス映画界を代表する女優ふたりのダブル来日は注目を集めそうだ。
またユペール主演の話題作『エル ELLE』のポール・ヴァーホーヴェン監督、『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』のジャック・ドワイヨン監督来日中止)、『エタニティ 永遠の花たちへ』のトラン・アン・ユン監督らによるマスタークラスも開催。こちらも映画ファンには楽しみなイベントだ。
さらにフランス政府からレジオン・ドヌール勲章を受けている北野武監督が「フランス映画祭2017親善大使」に指名されオープニングイベントに登場。ちなみに昨年はこちらもフランス映画界では知名度の高い河瀬直美監督がゲストだった。
2017年5月18日 記

主催:ユニフランス
公式サイト:www.unifrance.jp/festival


<関連イベント>
マスターズ・オブ・シネマ公開授業 
ジャック・ドワイヨン監督特別講義@早稲田大学(来日中止)


ジャック・ドワイヨン監督 Jacques Doillon
●日時:2017年6月24日(土)14:45〜
●会場:早稲田大学 早稲田キャンパス
●入場無料
●申し込み方法:事前申込・抽選制(詳細は当選参加者50名様のみ通知)
●フランス映画祭2017公式サイトより(www.unifrance.jp/festival)
●申込期間:5月27日(土)10:00~6月11日(日)23:59
●共催:
早稲田大学グローバル・エデュケーション・センター/基幹理工学部表現工学科

ポール・ヴァーホーヴェン監督 マスタークラス@映画美学校


ポール・ヴァーホーヴェン監督 Paul Verhoeven
©Jean-Baptiste Le Mercier / UniFrance
●日時:2017年6月24日(土)19:00〜
●司会:高橋洋(映画監督・脚本家・映画美学校講師)
●会場:映画美学校(渋谷KINOHAUS地下1階)
●参加資格:映画制作を志す方(スタッフ・キャストを問わず)=自己申告制 
●参加費:一般1500円(税込) 
●予約制:先着30名
●申し込み方法:映画美学校公式サイト(http://eigabigakkou.com)
●主催:映画美学校 ユニフランス

トラン・アン・ユン監督×橋口亮輔監督 マスタークラス@Apple 銀座


トラン・アン・ユン監督 Tran Anh Hung(左)
©Jean-Baptiste Le Mercier / UniFrance
橋口涼輔監督 Ryosuke Hashiguchi(右)
●日時:2017年6月25日(日)15:00〜
●会場:Apple 銀座 3階シアター
●入場無料
●申し込み方法:事前申し込み不要、先着順
●主催:ユニフランス

来日予定ゲスト一覧 ※変更になることもあります

「The Midwife (英題) 」 カトリーヌ・ドヌーヴ、マルタン・プロヴォ監督
「セザンヌと過ごした時間」 ダニエル・トンプソン監督
「エル ELLE」 イザベル・ユペール、ポール・ヴァーホーヴェン監督 
「エタニティ 永遠の花たちへ」 トラン・アン・ユン監督
「夜明けの祈り」 アンヌ・フォンテーヌ監督、ルー・ドゥ・ラージュ
「愛を綴る女」 ニコール・ガルシア監督(来日中止)
「パリは今夜も開演中」 エドゥアール・ベール監督
「ポリーナ、私を踊る」 ヴァレリー・ミュラー監督、アンジュラン・プレルジョカージュ監督
「あさがくるまえに」 カテル・キレヴェレ監督
「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」 ジャック・ドワイヨン監督(来日中止)


<歴代フランス代表団団長>

開催年   団長                会場

1993年  ジャンヌ・モロー          横浜
1994年  ソフィー・マルソー、リヌ・ルノー  横浜
1995年  シルヴィー・ヴァルタン       横浜
1996年  イザベル・ユペール         横浜
1997年  キャロル・ブーケ          横浜
1998年  サビーヌ・アゼマ          横浜
1999年  クロード・ルルーシュ        横浜
2000年  ジャン=ジャック・べネックス    横浜
2001年  ナタリー・バイ           横浜
2002年  ジャンヌ・モロー(名誉団長)     横浜
2003年  ヴァンサン・ペレーズ        横浜
2004年  エマニュエル・ベアール       横浜
2005年  コスタ=ガヴラス          横浜


2006年  キャロル・ブーケ(2度目)      東京六本木
2007年  カトリーヌ・ドヌーヴ        東京六本木
2008年  ソフィー・マルソー         東京六本木
2009年  ジュリエット・ビノシュ       東京六本木
2010年  ジェーン・バーキン         東京六本木


2011年  リュック・ベッソン          東京有楽町
2012年   (空席)              東京有楽町
2013年  ナタリー・バイ(2度目)      東京有楽町
2014年  トニー・ガトリフ           東京有楽町            
2015年 エマニュエル・ドゥヴォス      東京有楽町
2016年 イザベル・ユペール(2度目)     東京有楽町 
2017年 カトリーヌ・ドヌーヴ(2度目)    東京有楽町



■ニュースINDEX 2017
●セルゲイ・ポルーニン来日公式インタビュー

●フランス映画祭2017
●フランス映画祭2017 オープニング・セレモニー
●カンヌ映画祭2017
●カンヌレポート2017 PART1

●カンヌレポート2017 PART2

●カンヌレポート2017 PART3


●カンヌレポート2017 PART4(完)

●セルゲイ・ポルーニン来日!

●エレノア・コッポラ×ダイアン・レイン来日


■エッセイ&コラムINDEX 2017

●エッセイ『フィフティ・シェイズ・ダーカー』
●コラム「70回を数えた“カンヌ”の魅力とは」


●6月22日(木)
オープニングセレモニー&オープニング作品「THE MIDWIFE」(英題)SAGE FEMME
ゲスト:カトリーヌ・ドヌーヴ団長
マルタン・プロヴォ監督 イザベル・ユペール ポール・ヴァーホーヴェン監督 北野武監督ほか



●6月23日(金)
「エル ELLE」 ELLE
ゲスト:ポール・ヴァーホーヴェン監督
イザベル・ユペール


「ロダン カミーユと永遠のアトリエ」
RODIN
ゲスト:ジャック・ドワイヨン監督(来日キャンセル)


「あさがくるまえに」
REPARER LES VIVANT
ゲスト:カテル・キレヴェレ監督


●6月24日(土)
「セザンヌと過ごした時間」
CEZANNE ET MOI
ゲスト:ダニエル・トンプソン監督


「愛を綴る女」MAL DE PIERRES
ゲスト:ニコール・ガルシア監督来日中止


「夜明けの祈り」LES INNOCENTES
ゲスト:アンヌ・フォンテーヌ監督
ルー・ドゥ・ラージュ


「パリは今夜も開演中」(未配給)
OUVERT LA NUIT
ゲスト:エドゥアール・ベール監督


●6月25日(日)
「エタニティ 永遠の花たちへ」
ETERNITE
ゲスト:トラン・アン・ユン監督


「ポリーナ、私を踊る」
POLINA,DANSER SA VIE
ゲスト:ヴァレリー・ミュラー監督(オープニングセレモニーは欠席) 
アンジュラン・プレルジョカージュ監督(同上


「チェイサー」MORT D'UN POURRI
1977年制作のアラン・ドロン主演作


「RAW」(英題)GRAVE
女性監督ジュリア・デュクルノーの長編デ
ビュー作

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