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シネマカルチャー|注目のロードショー『ホワイトバード はじまりのワンダー』WHITE BIRD『山逢いのホテルで』LAISSEZ-MOI(LET ME GO)『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』ANGRY SQUAD『動物界』LE REGNE ANIMAL



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     2024             フロントページ FRONTPAGE 2024      2024

                     ●●●●● 注目のロードショー ●●●●● 
                          PICKS OF THIS WEEK

『ワンダー 君は太陽』のいじめっ子ジュリアンが主人公のアナザーストーリー
『ホワイトバード はじまりのワンダー』WHITE BIRD
2024年12月6日(金)から日比谷・TOHOシネマズシャンテほか全国公開
 © 2024 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC. All Rights Reserved.


異なるふたつの愛のはざまで女性が出した答えは?
『山逢いのホテルで』LAISSEZ-MOI(LET ME GO)
2024年11月29日(金)からシネスイッチ銀座/アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
 © GoldenEggProduction | Paraíso Production | Fox the Fox 2023


うだつの上がらない税務署員が天才詐欺師と手を組み、脱税王を追いつめてゆく痛快犯罪コメディ
『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』ANGRY SQUAD
2024年11月22日(金)から新宿ピカデリーほか全国公開
 © 2024アングリースクワッド製作委員会


愛するひとが「新生物」になってもその愛はゆるぎないのか
『動物界』LE REGNE ANIMAL(THE ANIMAL KINGDOM)
2024年11 月8 日(金)から新宿ピカデリー/ヒューマントラストシネマ有楽町/ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開 
 © 2023 NORD-OUEST FILMS - STUDIOCANAL - FRANCE 2 CINÉMA - ARTÉMIS PRODUCTIONS.


     注目のロードショー   PICKS OF THIS WEEK  

★NEW★ 2024年12月6日(金)公開『ホワイトバード はじまりのワンダー』

★NEW★ 2024年11月29日(金)公開『山逢いのホテルで』





★NEW★ 2024年11月22日(金)公開
              『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』

★NEW★ 2024年11月8日(金)公開『動物界』

                       ほか


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■注目のロードショー アーカイヴス ROADSHOW ARCHIVES
 
■シネマカルチャー雑記帖~日々是好日  CinemaCulture JOURNAL 

                 トピックス TOPICS 2024

■■■NEW! TOPICS!■■■■■
第37回東京国際映画祭開幕!
2024年10月28日(月)から11月6日(水)までの10日間、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で  

レッドカーペットで手を振るコンペティション部門国際審査委員の面々。左から橋本愛(俳優)、
エニェディ・イルディコー(映画監督)、トニー・レオン審査委員長(俳優)、ジョニー・ㇳ―
(映画監督/プロデューサー)、キアラ・マストロヤンニ(俳優)

●恒例の東京国際映画祭がことしで37回を迎え、映画の街としてにぎわう東京日比谷、有楽町、丸
の内、銀座地区で開幕した。
各国の映画人が競い合うコンペティション部門をはじめ、多彩な作品群が10日間にわたって映画フ
ァンを魅了する。                          2024年10月29日 記

    第37回東京国際映画祭フェスティバル・ナビゲーター、菊地凛子さんのコメント

●東京国際映画祭に初めての参加で、このような身に余るお仕事をいただき、この場所に立つことが
できました。映画を通じて多くの方々と繋がっていきたいと思っております。

Q.東京の並木道を活かしたレッドカーペットを歩いてみていかがでしたか?
東京という凄くユニークな都市の真ん中でこのようなレッドカーペットがあるんだと、歩かせていた
だいて実感したとともに、本当に沢山の方々がいらっしゃって、映画を観て楽しんでいるんだろうな
というのを肌で感じることができました。

Q. 菊地さんにとって映画祭の楽しさはどんなところでしょうか?
映画は一つの共通言語として色んな国の方々と繋がることができる方法だと思っています。映画をも
って、会話ができるというのは凄く素敵なことだと思います。

Q. 海外の作品でも活躍されている菊地さんですが、邦画洋画に関わらず、菊地さんの思う映画の良
さはどんなところですか?
映画で自分の人生が変わるような、衝撃を受ける作品に出会ってきました。映画の中の登場人物が傷
ついたり泣いたり希望を持って生きようとしたりと、その中で一緒になって傷ついたり喜んだりする
ことで、映画館を出るころにはすっかり元気になって、明日も頑張ろうという風に思えます。子ども
の頃から見てきた映画と共に、自分も映画の世界に入って、映画を通じて沢山の人々に色んなことを
伝えていけたらいいなという希望を持って日々頑張ろうと思います。

    第37回東京国際映画祭

■開催期間:2024年10月28日(月)~11 月 6 日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区  
■公式サイト:www.tiff-jp.net
■ナビゲーター:菊地凛子(俳優)
■コンペティション部門国際審査委員:
橋本愛(俳優)、エニェディ・イルディコー(映画監督)、トニー・レオン審査委員長(俳優)、ジョニー・ㇳ―(映画監督/プロデューサー)、キアラ・マストロヤンニ(俳優)
©2024 TIFF






■■■NEW! TOPICS!■■■■■
元死刑囚袴田巌さんの若き日、そしてと姉秀子さんとの日常に密着した
ドキュメンタリー『拳と祈り ―袴田巖の生涯―』



●1966年に起きた一家4人殺害事件「袴田事件」の犯人として死刑判決を受け、長きにわたってそ
の冤罪を訴え続けてきた袴田巌さんを追ったドキュメンタリー。

●ことし9月26日の再審無罪判決後に検察はようやく控訴を断念。『拳と祈り ―袴田巖の生涯―』で
は、袴田さんがいちばんの支援者である姉の袴田秀子さんと穏やかに暮らす日々を、無罪確定の少し
前まで追い、またボクサーとして活躍していた若き日も丁寧に紹介している。

●監督、撮影、編集を担当している笠井千晶監督はこれまでも、「宣告の果て〜確定死刑囚・袴田巖
の38年〜」(2004年 静岡放送)、「待ちわびて〜袴田巖死刑囚 姉と生きる今〜」(2016年NHK
Eテレ)、「我、生還す〜死刑再審「袴田事件」とDNA鑑定〜」(2018年 中京テレビ)、「我、生
還す-神となった死刑囚・袴田巖の52年-」(2018年 日本テレビ)といったテレビ番組を制作し、
袴田巌さんと姉の秀子さんを追ってきたスペシャリスト。その実績もあって、今回もとても自然にふ
たりに密着している。                        2024年10月24日 記


    拳と祈り ―袴田巖の生涯―(ドキュメンタリー)

出演:袴田巖/袴田秀子
監督/撮影:笠井千晶
2024年日本(159分)
配給:太秦
公式サイト:https://hakamada-film.com/
© Rain field Production

■2024年10月19日(土)から渋谷・ユーロスペースほか全国区順次公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
みんなに愛された奇跡のピアニスト、その晩年の4年間を追った
ドキュメンタリー映画『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』全国公開

© 2024「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」フィルムパートナーズ

●25年前、70歳近くになってからテレビのドキュメンタリー番組をきっかけに突如脚光を浴びるこ
とになったピアニストのフジコ・ヘミング。『恋するピアニスト フジコ・ヘミング』は、ことし4
月に惜しまれながら他界した彼女を、亡くなる間近までの4年間追いつづけたドキュメンタリー作品。
構成と監督はロングランヒット『フジコ・ヘミングの時間』とおなじ小松莊一良。

●フジコ・ヘミングは1931年ドイツ・ベルリンの生まれ。父はスウェーデン人画家、母は日本人ピ
アニストで、生まれて間もなく一家で日本に移り住むが、やがて父が帰国。ピアノ教師だった母の影
響でピアノをはじめ、やがて東京藝術大学に進学した。

●映画では90歳を迎え、そして越えてなお、精力的に音楽活動をつづけるフジコのすがたがとらえ
られてゆくが、とくに、自身の住居もあるパリのコンセルヴァトワール劇場でのコンサートでは、
由緒あるステージで演奏するフジコの、晴れやかなすがたが映し出される。そして、その生い立ち
や履歴はもちろんだが、愛犬や愛猫とのふだんの生活も。
                                  2024年10月17日 記


@パリ・コンセルヴァトワール劇場

@神奈川県民ホール「COLORS」

@パリ・コンセルヴァトワール劇場
© 2024「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」フィルムパートナーズ

    恋するピアニスト フジコ・ヘミング(ドキュメンタリー)

出演/音楽:フジコ・ヘミング
監督/構成:小松莊一良
2024年日本(119分)
配給:東映ビデオ
公式サイト:https://fuzjko-film.com/
©2024「恋するピアニスト フジコ・ヘミング」フィルムパートナーズ

■2024年10月18日(金)から新宿ピカデリーほか全国公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
女性にフォーカスして描いた、映画作家としてのジャンヌ・モローに注目!
本邦劇場未公開作をふくむ3作品を一挙公開「映画作家ジャンヌ・モロー」

1976年『リュミエール』© 1976 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE,
LE CINÉMA ET L’ENFANCE. TOUS DROITS RÉSERVÉS

●ルイ・マルの『死刑台のエレベーター』やフランソワ・トリュフォーの『突然炎のごとく』、あ
るいはルイス・ブニュエルの『小間使いの日記』など名だたる監督の代表作に出演し、ヌーヴェル
ヴァーグの時代を中心に、間違いなくそのミューズ的存在だったジャンヌ・モロー。
モローはまた『ジャンヌ・モローの思春期』の映画監督としても映画ファンの記憶に残るが、日本
で一般公開されたのはその1作のみ。今回、デビュー作の『リュミエール』(1976年)、改題され
た『思春期』(1979年)、映画史を背負う歴史的女優にインタビューで迫る『リリアン・ギッシュ
の肖像』の3作品が「映画作家ジャンヌ・モロー」として一挙に公開される。

● ジャンヌ・モローがいかに映画作家としても自立していて、一流だったか。作品を見れば一目瞭
然だが、4人の女優のさまざまな葛藤をを描いたデビュー作『リュミエール」は、イントロダクショ
ンのカラフルな色彩にまず目を奪われる。そしてアストル・ピアソラの音楽。登場する男性俳優も
それぞれに個性的で、若き日のブルーノ・ガンツや、存在感抜群でいまも欠かせない性格俳優のニ
エル・アレストリュプなどなど。そしてシスターフッド的な描き方も注目される。

●また『リリアン・ギッシュの肖像』は黎明期の映画界、とりわけ映画史そのものと言っていい存
在のD・W・グリフィスを卑近な距離から語るギッシュの映像は貴重だ。そして監督でインタビュ
アーのモロー自身が、ギッシュと腕を組み散歩する姿が絵になるのもモローならでは。

1979年『思春期』© 1979 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE, LE CINÉMA
ET L’ENFANCE. TOUS DROITS RÉSERVÉS


1983年『リリアン・ギッシュの肖像』© 1983 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE,
LE CINÉMA ET L’ENFANCE. TOUS DROITS RÉSERVÉ


      <映画作家 ジャンヌ・モロー>

『リュミエール』 原題:LUMIÈRE 国内劇場初公開  
監督・脚本:ジャンヌ・モロー|
音楽:アストル・ピアソラ
出演:ジャンヌ・モロー/ルチア・ボゼー/フランシーヌ・ラセット/キャロリーヌ・カルティエ
/ブルーノ・ガンツ/ニエル・アレストリュプ
1976年フランス(102分)
© 1976 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE, LE CINÉMA ET L’ENFANCE.
TOUS DROITS RÉSERVÉS

『思春期』 原題:L'ADOLESCENTE  旧邦題:ジャンヌ・モローの思春期  
監督/脚本:ジャンヌ・モロー
共同脚本:アンリエット・ジェリネク
音楽:フィリップ・サルド
出演:レティシア・ショヴォー/シモーヌ・シニョレ/フランシス・ユステール/ジャック・ヴェ
ベール/エディット・クレヴェール
1979年フランス(94分)
© 1979 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THÉÂTRE, LE CINÉMA ET
L’ENFANCE. TOUS DROITS RÉSERVÉS

『リリアン・ギッシュの肖像』 原題:LILLIAN GISH  国内劇場初公開
監督/脚本:ジャンヌ・モロー
出演:リリアン・ギッシュ/ジャンヌ・モロー
1983年フランス(59分)
© 1983 FONDS JEANNE MOREAU POUR LE THEATRE, LE CINEMA ET
L’ENFANCE. TOUS DROITS RESERVES

■2024年10月11日(金)から新宿シネマカリテ/YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
世界中の女性アーティストを撮影してきた写真家の松本路子が
親交のあったニキ・ド・サンファルとそのアート作品を映像でとらえたドキュメンタリー
『Viva Niki タロット・ガーデンへの道』

ニキ・ド・サンファルと作品 © Photographs by Michiko Matsumoto


●大らかでカラフルな巨大女性像「ナナ」で知られるフランス出身の彫刻家ニキ・ド・サンファル
(1930年-2002年)。『Viva Niki タロット・ガーデンへの道』は、かつてニキの写真集もつく
り親交のあった写真家・松本路子が、彼女の集大成と言われる彫刻公園「タロット・ガーデン」へ
と至る彫刻家が歩んだ道をとらえたドキュメンタリー。9月25日(水)の東京都写真美術館を皮切
りにシネスイッチ銀座(9月27日)ほか全国順次公開される。

●ニキの集大成「タロット・ガーデン」はイタリア・トスカーナ地方のオリーブの森の中に存在す
る。タロットカード78枚の主軸となっている22枚の大アルカナがこの彫刻公園のテーマだ。1955
年、20代半ばにスペイン・バルセロナでアントニ・ガウディのグエル公園と出合い、いつかこのよ
うな公園をつくりたいと願ったのがきっかけという。1978年に着工し20年後の1998年に開館。
この間、ニキから連絡を受け制作途中のタロット・ガーデンを松本が訪れたのが1985年。その後
完成作を見ておらず、今回撮影のために訪れて全貌と対面した。

●映画では生前のニキへのインタビューに加え、ゆかりのひとたちが多数登場。現在ニキアート財
団を運営する孫や、アーティストとなったひ孫、そしてフェミニズムの論客、上野千鶴子らが取材
に応えている。ナレーターは小泉今日子。


© Photographs by Michiko Matsumoto

© Photographs by Michiko Matsumoto

    Viva Niki タロット・ガーデンへの道

監督/撮影/脚本:松本路子 
ナレーション:小泉今日子
出演:カミーユ・モリノー/ロジェ・ネレンス/マリナ・カレラ/ジャン・G・ミッテラン/
上野千鶴子/ドーン・カルデナス/ステファノ・マンチーニ/ブルーム・カルデナス
2024年日本(76分)
配給:ミモザフィルムズ
公式サイト:https://nikifilm-project.com/
© Artworks by Niki de Saint Phalle /NCAF
© Photographs by Michiko Matsumoto
© 2024 Niki Film Project All Rights Reserved
■2024年9月25日(水)から東京都写真美術館、 9月27日(金)からシネスイッチ銀座ほか全国
順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ファッション業界の頂点から一転、転落していった異才の実像に迫る
ドキュメンタリー『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』

いまは保管されている自作作品に見入るジョン・ガリアーノ


●だれもが天才と認め、一時はファッション業界のトップに君臨したデザイナーのジョン・ガリアー
ノ。ところが2011年のある事件をきっかけに、潮が引くかのように一気に転落していったその顛末
を、ガリアーノ本人へのインタビューを中心に追ってゆくドキュメンタリー『ジョン・ガリアーノ世
界一愚かな天才デザイナー』。
ガリアーノのインタビューのほかには、彼と親しかったモデルのケイト・モスや女優のペネロペ・ク
ルス、雑誌編集者のアナ・ウィンターらへの取材、過去から現在にいたる映像、そして真相に迫る事
件当日のあからさまで衝撃的な動画も紹介される。

●ジョン・ガリアーノは1960年に英国の植民地ジブラルタルで生まれ6歳のころに英国に移住。父は
イタリア系、母はスペイン系だという。セント・マーチンズ美術学校のモード科を首席で卒業。その
ころ見て感銘を受けたアベル・ガンス監督の映画『ナポレオン』に大いなる影響を受けた作品で周囲
を驚かせ、その後渡ったパリではジヴァンシーのデザイナーに登用。さらにディオールのデザイナー
へと頂点を極めてゆく。

●事件は2011年にパリのカフェ「ラ・ペルル」で起きた。テラス席で隣りあわせになった客に、自
分は「ヒトラーが好きだ」「君たちの先祖はガス室に送られただろ」と暴言を吐いたのだ。ほかにも
アジア系の客に面と向かって「醜い」発言をし、それらがカメラ付携帯で撮られ拡散、訴訟騒動に発
展する。その動画が映画では何度か流される。
監督は『ブラック・セプテンバー/五輪テロの真実』でアカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を
受賞しているケヴィン・マクドナルド。





     ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー

監督/プロデューサー:ケヴィン・マクドナルド
出演:ジョン・ガリアーノ/ケイト・モス/シドニー・トレダノ/ナオミ・キャンベル/ペネロペ
・クルス/シャーリーズ・セロン/アナ・ウィンター/エドワード・エニンフル/ベルナール・ア
ルノー
2023年イギリス(116分)
原題:HIGH & LOW - JOHN GALLIANO
配給:キノフィルムズ
公式サイト:https://jg-movie.com/
© 2023 KGB Films JG Ltd
■2024年9月20日(金)から新宿ピカデリー/ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
村上春樹の短編6作品をピエール・フォルデス監督が再構築し映像化したおとなのアニメーション
『めくらやなぎと眠る女』 英語オリジナル版と深田晃司監督演出の日本語版が同時公開!


●村上春樹の6つの短編を再構築して脚本化、独特な画風のアニメーションで表現した『めくらやな
ぎと眠る女』。アヌシー国際アニメーション映画祭などですでに評価を得ている同作品が、英語によ
るオリジナル版と、深田晃司監督で新たに制作された日本語版同時に7月26日(金)から全国公開。

●2011年の東日本大震災直後、信金に勤める小村の妻キョウコが置手紙を残して忽然と姿を消す。
一方、うだつの上がらない小村の同僚片桐は、未回収の貸金を抱えて上司から突き上げられていた
が、ある日大きなカエルが現れて、つぎの地震を防ぐためにともに巨大ミミズと闘おうと片桐に迫
る。

●監督は数々の映画音楽を手がけてきたコンポーザーであり、独特のスタイルの絵も得意とするピエ
ール・フォルデス。フォルデス監督はハンガリー人の父親とイギリス人の母親との間にアメリカで生
まれ、パリで育ってピアノと作曲を学んだという国際人。父のピーター・フォルデス氏はアカデミー
賞短篇アニメ部門にノミネートされ、フランスのセザール賞も受賞してるアニメ作家だという。

●6つの物語を巧みに組み合わせた構成力、ドビュッシーを彷彿とさせる幻想的でエキゾチックな音
楽、そして個性的でたしかな画力のアニメ映像。フォルデス監督自身も現場に居合わせたという深田
監督演出の日本語版も、磯村勇斗、塚本晋也、柄本明らそうそうたるメンツを集め、オリジナルを超
えるのではという出来になっている。                  2024年7月25日 記







     めくらやなぎと眠る女

監督/脚本/音楽:ピエール・フォルデス
原作:村上春樹「かえるくん、東京を救う」「バースデイ・ガール」「かいつぶり」「ねじまき鳥と
火曜日の女たち」「UFOが釧路に降りる」「めくらやなぎと、眠る女」
日本語版演出 深田晃司  翻訳協力 柴田元幸
日本語版声の出演:磯村勇斗/玄理/塚本晋也/古舘寛治/木竜麻生/川島鈴遥/梅谷祐成/岩瀬亮
/内田慈/戸井勝海/平田満/柄本明
2022年(109分)フランス=ルクセンブルク=カナダ=オランダ
原題:SAULES AVEUGLES, FEMME ENDORMIE(BLIND WILLOW, SLEEPING WOMAN)
配給:ユーロスペース/インターフィルム/ニューディアー/レブロエンタテインメント
公式サイト:http://www.eurospace.co.jp/BWSW
公式SNS:X:@eurospace_d Instagram:@eurospace_distribution
© 2022 Cinéma Defacto – Miyu Prodcutions – Doghouse Films – 9402-9238
Québec inc. (micro_scope – Prodcutions l’unité centrale) – An Origianl Pictures –
Studio Ma – Arte France Cinéma – Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma
2024年7月26日(金)から渋谷・ユーロスペースほか全国公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
世間を騒がせ、好奇と疑惑の目にさらされたあの教団は何処に
ドキュメンタリー『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~』

現在のイエスの方舟

●カルト教団ではないかと叩かれ、国会でも取り上げられた謎の集団「イエスの方舟」。世間を騒が
せてから半世紀近く経ったいま、あの教団と信者たちはどうしているのか。その真実を追ったドキュ
メンタリー『方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実』。

●行き場のない若い女性たちを教団「イエスの方舟」の主宰者、千石イエスこと千石剛賢がかくまい、
それに対して親族が訴え、マスコミにも協力を求めたことが騒動のはじまりだった。イエスの方舟は
得体の知れないカルト教団と断じられ、千石師が蜜を吸うハーレム集団ではないかとも疑われた。さ
らに居場所を転々とし所在が分からなくなったことから、千石氏に逮捕状が出るに至ったのだった
(のちに不起訴)。

●このドキュメンタリーを見ると、イエスの方舟は聖書を読み解くことを旨とする穏やかな教団であ
り、同時に意思をはっきりと持った女性たちの集団でもあることがよくわかる。教団の活動および共
同生活はいまもつづいている。TBSドキュメンタリー映画祭で話題になった同作の単独上映となる。

千石剛賢氏の映像をバックに語るジャーナリストの鳥越俊太郎氏

教団玄関

   方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~

監督:佐井⼤紀
2024年日本(69分)
製作:TBSテレビ
配給:KICCORIT 配給協力:Playtime
公式サイト:hakobune-movie.jp
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/TBS_DOCS
©TBS
2024年7月6日(土)からポレポレ東中野
2024年7月12日(金)から福岡・KBCシネマほか全国順次公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
戦後ドイツを代表するアーティスト、アンゼルム・キーファー。その人と作品の全貌に迫る
ヴィム・ヴェンダース監督渾身のドキュメンタリー『アンゼルム〝傷ついた世界〟の芸術家』


アンゼルム・キーファー

●劇映画だけではなく『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』や『もしも建物が話せたら』
のようなアート作品ならびにアーティストのドキュメンタリー作品を送り出してきたヴィム・ヴェ
ンダース監督。『PERFECT DAYS』につづく最新作は、戦後ドイツ・アート界の代表格と言って
いいアンゼルム・キーファーを追った『アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家』。巨大作品が多いが
ゆえになかなかその全貌を見ることができないキーファーの作品を創作風景とともに、ヴェンダー
ス監督ならではの視点と映像感覚でとらえてゆく。

●アンゼルム・キーファーはヴェンダース監督と同じ終戦の年1945年にドイツ・ドナウエッシン
ゲンで誕生。ヨーゼフ・ボイスらに師事し、ナチスや神話などをテーマに問題提起をし、あるいは
巨大作品で鑑賞者を圧倒して頭角をあらわしていった。ヴェンダース監督はこれを3Dおよび6K
で撮影。またアンゼルム・キーファー本人に加えて彼の息子であるダニエル・キーファーや、ヴェ
ンダース監督の孫甥にあたるアントン・ヴェンダースが登場してアンゼルムの青年期や少年時代を
演じている。 2024年6月 記




アンゼルム・キーファーとヴィム・ヴェンダース監督

     アンゼルム〝傷ついた世界〟の芸術家
監督:ヴィム・ヴェンダース
製作総指揮:ジェレミー・トーマス
撮影:フランツ・ルスティヒ
音楽:レオナルト・クスナー
出演:アンゼルム・キーファー/ダニエル・キーファー/アントン・ヴェンダース
2023年ドイツ(93分)
原題:ANSELM - DAS RAUSCHEN DER ZEIT(ANSELM)
配給:アンプラグド
公式サイト:https://unpfilm.com/anselm/
© 2023, Road Movies, All rights reserved.
●2024年6月21日(金)からTOHOシネマズ 日比谷ほか全国順次公開
*なお来年、世界遺産の京都・二条城でアンゼルム・キーファーの大規模展覧会が予定されている。




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
『ラウダー・ザン・ユー・シンク ギャリー・ヤングとペイヴメントの物語』
人気若者バンドで異彩を放ったオヤジ・ドラマ―、ギャリー・ヤングとは?


ギャリ―・ヤング

●1990年代に活躍した米カリフォルニア出身のオルタナティヴ・ロックバンド、ペイヴメント。大
学を卒業したてのふたりの若者で結成されたこのバンドには、当初年齢が10歳以上も離れたギャリ
―・ヤングというオヤジ・ドラマーが在籍していた。ギャリ―・ヤングとは何者なのか。彼と初期
ペイヴメントを周辺の証言で追ったドキュメンタリー。

●原題「ラウダー・ザン・ユー・シンク」に若者ふたりとギャリ―・ヤングの出会いの秘密が隠され
ている。「ラウダ―・ザン・ユー・シンク」とはドラマーのかたわら、ヤングが格安で経営していた
音楽スタジオの名前で、そこにスティーヴン・マルクマスとスコット・カンバーグのふたりがレコー
ディングにやって来たのが始まりだった。

●素人も同然、右も左もわからない若者たちになにかとおせっかいを焼き、挙句にオレがドラム叩
こうかとしゃしゃり出るギャリー。いろんなバンドをわたり歩きドラムの腕前は確かだった。こう
して若者ふたり×オヤジ・ドラマーという一見、違和感あふれるバンド、ペイヴメントが誕生する。
しかも見た目がアンバランスなだけではなく、ギャリーはかなりの変人だった。そんな彼の奔放な
魅力や、彼を戸惑いながらも受け入れる若者たちの様子が、パペットを使った映像を交えて伝えら
れる。また彼を支えてきた妻やすっかり腰が曲がった晩年のヤングも…。 2024年6月 記


パペットで再現したギャリ―・ヤング在籍時のペイヴメント

腰が曲がってもスティックさばきはお手のもののギャリ―・ヤング

     ラウダー・ザン・ユー・シンク ギャリー・ヤングとペイヴメントの物語
監督/共同脚本:ジェド・I・ローゼンバーグ
共同脚本:グレッグ・キング
撮影:デヴィッド・ニコルソン
パペット演出:エイドリアン・ローズ・レオナルド
制作総指揮:スコット・カンバーグ
出演:ギャリー・ヤング/スティーヴン・マルクマス/スコット・カンバーグ/ボブ・ナスタノビッ
チ/マーク・イボルド/ジェリ・バーンスタイン/ケリー・フォーレイ
2023年アメリカ(90分)
原題:LOUDER THAN YOU THINK
配給:ダゲレオ出版
公式サイト:https://www.imageforum.co.jp/louder_than_you_think/
●2024年6月15日(土)から渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ロック史を彩った人気バンド、ピンク・フロイドを形成した伝説のオリジナル・メンバー
その数奇な人生を追ったドキュメンタリー『シド・バレット独りぼっちの狂気』公開!


初期ピンク・フロイド。手前がシド・バレット

●ロック史に残る人気バンド、ピンク・フロイドの礎をつくりながら大ブレイク直前にグループを抜
け、2006年に地元英国ケンブリッジにおいて60歳で他界したシド・バレット。バンドの世界的名声
の陰で、人知れず世を去ったひとりのアーティストの数奇な運命に迫るドキュメンタリー作品『シド
・バレット 独りぼっちの狂気』。

●ビートルズやローリング・ストーンズら人気バンドがつぎつぎと英国から誕生するなかで、シド・
バレット、ロジャー・テイラー、ニック・メイソン、リック(リチャード)・ライトによる4人グル
ープ、ピンク・フロイドは1965年に英国ケンブリッジで結成された。音楽的にもビジュアル的にも
中心となっていたのはアートスクール出身のシド・バレット。映画のなかの証言者たちはだれもが若
き日のバレットのことを、カッコよかったと口をそろえて言う。2枚のシングルがスマッシュヒット
し、ファーストアルバム『夜明けの口笛吹き』をリリースしたのち、バレットと旧知の間柄でのちに
バンドの核となっていくデヴィッド・ギルモアが加入。間もなくしてバレットは追われるような形で
グループを去る。ドラッグによる精神的な不調が原因とされる。バレットとピンク・フロイドのかか
わりはここで終わるが、数年後にふらりとスタジオにやって来たときの彼の変容ぶりが衝撃的だ。

●監督はロディ・ボガワとストーム・トーガソン。トーガソンはピンク・フロイドの『原子心母』や
『狂気』などのアルバム・ジャケットを手がけたアート・ディレクターとして知られるが、2013年
に逝去し、そのあとをニューヨークの映画監督ロディ・ボガワが引きついだ。


シド・バレット

    シド・バレット 独りぼっちの狂気
監督:ロディ・ボガワ/ストーム・トーガソン
出演:ロジャー・ウォーターズ/デヴィッド・ギルモア/ニック・メイスン/ピート・タウンゼント
/グレアム・コクソン/ミック・ロック/ダギー・フィールズ/ノエル・フィールディング/トム・
ストッパード/アンドリュー・ヴァンウィンガーデン
2023年イギリス(94分)
原題:HAVE YOU GOT IT YET? THE STORY OF SYD BARRETT AND PINK FLOYD
配給:カルチャヴィル
公式サイト:https://www.culture-ville.jp/sydbarrett
©2023 A CAT CALLED ROVER.ALL RIGHTS RESERVED.




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
アメリカの女性映画作家メンケスを、個性際立つ2本のフィクション作品と、〝名画〟〝名監督〟
に見られる性差別を暴いた最新ドキュメンタリーで特集する【ニナ・メンケスの世界】

『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』(ドキュメンタリー/2022年)
© BRAINWASHEDMOVIE LLC

●地元米国のロサンゼルス・タイムズ紙から「才気縦横な現在の映画界で最も刺激的なアーティスト
のひとり」と称され、ニューヨーク・タイムズ紙からは「映画の魔女」と書かれた映画作家ニナ・メ
ンケスが本邦初登場。最新ドキュメンタリーを含む3作品による【ニナ・メンケスの世界】がヒュー
マントラストシネマ渋谷ほかで2024年5月10日(金)から全国順次公開される。

●メンケスはナチスの迫害を逃れて米国に渡った両親のもと1955年にミシガン州で誕生。カリフォ
ルニア州バークレーで育ち、UCLA在学中の1981年につくった短編が映画作家としてのスタートと
なった。

●【ニナ・メンケスの世界】で紹介されるのは初の長編作品『マグダレーナ・ヴィラガ』(1986年)
と91年の『クイーン・オブ・ダイアモンド』、そして最新ドキュメンタリーの『ブレインウォッシュ
セックス-カメラ-パワー』(2022年)。2本のフィクション作品ではメンケスという映画作家の傑
出した個性が際立ち、また最新ドキュメンタリー『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』で
は、フェミニズムの論客や映画監督、俳優(いずれも女性)らにインタビューしながら、〝名画〟や
〝名監督〟の「Male Gaze=男性のまなざし」がいかに女性差別を助長させてきたか、さらにはいま
だハリウッドにはびこる男性優位社会を暴いてゆく。

●フィクション2作品の主演を務めるのはメンケス監督の実の妹のティンカ・メンケス。姉妹による
協働はぜんぶで5作品あるというが、監督の個性に負けない存在感とオーラを放っている。  
2024年5月9日 記


『マグダレーナ・ヴィラガ』(1986年)  ©1986 Nina Menkes ©2024 Arbelos

『クイーン・オブ・ダイヤモンド』(1991年)  ©1991 Nina Menkes ©2024 Arbelos

      【ニナ・メンケスの世界】


ニナ・メンケス監督


配給:コピアポア・フィルム
(3作品)
2024年5月10日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開


●『マグダレーナ・ヴィラガ』(2Kレストア版)
製作/監督/脚本/撮影/編集:ニナ・メンケス
出演:ティンカ・メンケス/クレア・アギラール
1986年(90分) 原題:MAGDA LENA VIRAGA
©1986 Nina Menkes ©2024 Arbelos

●『クイーン・オブ・ダイヤモンド』(4Kレストア版)
監督/脚本/製作/撮影/共同編集:ニナ・メンケス  
共同編集:ティンカ・メンケス
出演:ティンカ・メンケス/エメルダ・ビーチ
1991年(75分) 
原題:QUEEN OF DIAMONDS
©1991 Nina Menkes ©2024 Arbelos

●『ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワー』
(ドキュメンタリー)
製作/監督:ニナ・メンケス  
撮影:シェイナ・ヘイガン  作曲:シャロン・ファーバー
製作総指揮:ティム・ディズニー/スーザン・ディズニー・ロード/アビゲイル・E・ディズニー
出演:ニナ・メンケス/ローラ・マルヴィ/ロザンナ・アークエット/キャサリン・ハードウィック
2022年米国(107分) 
原題:BRAINWASHED:SEX-CAMERA-POWER
© BRAINWASHEDMOVIE LLC





■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ジョン・レノンがオノ・ヨーコと別居し秘書のメイ・パンと暮らしたロサンゼルス時代
うわべだけで語られ埋もれていた真実を『ジョン・レノン 失われた週末』が明かす

ジョン・レノンとメイ・パン  © 2021 Lost Weekend, LLC All Rights Reserved

●ジョン・レノンが妻のオノ・ヨーコのもとを離れ、個人秘書だったメイ・パンとともに過ごしたロ
サンゼルス時代。ロックファンのあいだでは「失われた週末」として語られてきたこの時期、実際は
なにが起きていたのか?そもそもなぜジョンはメイ・パンとともにニューヨークを離れたのか。その
真実に迫るドキュメンタリー『ジョン・レノン 失われた週末』。

●監督のイヴ・ブランドスタインが本作の主人公メイ・パンに最初にアプローチしたのは、メイが自
叙伝「Loving John」(83年)を出版したときというからもう何十年も前のことになる。メイ・パ
ンとイヴは友人関係を結び、この企画を大切に温めつづけてきた。女性同士の共感みたいなものが生
まれたのかもしれない。映画はメイの生い立ちからはじまり、ただの音楽好きな若い女性がなぜジョ
ンやヨーコの個人秘書になるに至ったか。そしてジョンの浮気防止のためにヨーコから愛人役を押し
つけられる核心的な話へと進んでゆく。ところがジョンとメイのあいだに本物の愛が芽ばえ、ヨーコ
の思惑が外れる…。
ほかに険悪となっていたポール・マッカートニーとの再会や、ビートルズ解散の正式書類にサインす
るシーンなど、ビートルズファンには見逃せない貴重な場面が多々見られる。



オノ・ヨーコ

    ジョン・レノン 失われた週末(ドキュメンタリー)
監督:イヴ・ブランドスタイン/リチャード・カウフマン/スチュアート・サミュエルズ
出演:メイ・パン/ジョン・レノン/ジュリアン・レノン/ポール・マッカートニー/デヴィッド・
ボウイ/エルトン・ジョン
2022年アメリカ(94分)
原題:THE LOST WEEKEND:A LOVE STORY
配給:ミモザフィルムズ
公式サイト:https://mimosafilms.com/lostweekend/
© 2021 Lost Weekend, LLC All Rights Reserved
2024年5月10日(金)から角川シネマ有楽町/渋谷・シネクイント/新宿シネマカリテ/池袋シネマ
・ロサ/アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
アヌシー国際アニメーション映画祭2023で最高賞のクリスタル受賞
抜群の色彩感覚で魅了する『リンダはチキンがたべたい!』 4月12日(金)から全国順次公開!

©2023 DOLCE VITA FILMS, MIYU PRODUCTIONS, PALOSANTO FILMS, France 3 CINÉMA

●母の勘違いが解け、その謝罪にと少女リンダが求めたのは亡き父の得意料理パプリカ・チキン。
ところがストライキの最中でチキンが手に入らない。そんななか娘の無茶ぶりをかなえようとした
ことから大騒動が巻き起こる。
シンプルかつ抜群の色彩感覚で描き、各国映画祭で注目されたアニメ『リンダはチキンがたべたい
!』が4月12日(金)から全国で順次公開される。

●私生活のパートナーでもある映画作家のキアラ・マルタとアニメーション作家のセバスチャン・
ローデンバックが組んで制作された本作品は、アヌシー国際アニメーション映画祭で最高賞のクリ
スタルを受賞したのをはじめ、カンヌ国際映画祭Acid部門選出、セザール賞最優秀長編アニメーシ
ョン賞受賞など多くの映画祭の注目を集めた。シンプルなセリフはフランス語の学習にも使えそう
だが、日本語版も用意されていて、安藤サクラやリリ―・フランキーが声を担当している。


      リンダはチキンがたべたい!
監督/脚本:キアラ・マルタ/セバスチャン・ローデンバック
声の出演:メリネ・ルクレール/クロチルド・エム
日本語吹替版声の出演:落井実結子/安藤サクラ/リリー・フランキー
2023年フランス=イタリア(76分)
原題:LINDA VEUT DU POULET
配給:アスミック・エース  配給協力:ミラクルヴォイス
公式サイト:https://chicken-for-linda.asmik-ace.co.jp/
©2023 DOLCE VITA FILMS, MIYU PRODUCTIONS, PALOSANTO FILMS, France 3 CINÉMA
2024年4月12日(金)から新宿ピカデリーほか全国順次公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
<横浜フランス映画祭 2024> 3月20日(水・祝)~3月24日(日)に開催!

オープニング上映の『愛する時』 ©2023 LES FILMS DU BELIER / L.F.P. - LES FILMS
PELLEAS / FRAKAS PRODUCTIONS / GAUMONT / FRANCE 2 CINEMA


●恒例のフランス映画祭がことしも3月20日(水・祝)から24日(日)の5日間、横浜のみなとみら
い21地区を中心に開催される。アンバサダーを務めるのは『PERFECT DAYS』が話題の俳優の役所
広司さん。ラインアップ作品は以下のとおりで、3月20日のオープニング上映『愛する時』では俳優
のヴァンサン・ラコストが舞台あいさつの予定。

<上映13作品>
●Àma Gloria(原題)
Àma Gloria
監督:マリー・アマシュケリ
出演:ルイーズ・モーロワ=パンザニ/イルサ・モレノ

●アニマル ぼくたちと動物のこと
Animal
監督:シリル・ディオン 
出演:ベラ・ラック/ヴィプラン・プハネスワラン/ジェーン・グドール/アンソニー・バルノスキー

●Bâtiment 5(原題)
Bâtiment 5
監督:ラジ・リ
出演:アンタ・ディアウ/アレクシス・マネンティ/アリストート・ルインドゥラ/スティーヴ・テ
ィアンチュー

●美しき仕事 4Kレストア版
Beau travail
監督:クレール・ドゥニ
出演:ドニ・ラヴァン/ミシェル・シュボール/グレゴワール・コラン/リシャール・クルセ

●画家ボナール ピエールとマルト
Bonnard, Pierre et Marthe
監督:マルタン・プロヴォ
出演:セシル・ドゥ・フランス/ヴァンサン・マケーニュ/ステイシー・マーティン/アヌーク・
グランベ

●カネと血
D'argent et de sang
監督:グザヴィエ・ジャノリ
出演:ヴァンサン・ランドン/ニールス・シュナイダー/ラムジー・ベディア/ジュディット・シ
ュムラ

●けもの(仮題)
La Bête
監督:ベルトラン・ボネロ
出演:レア・セドゥ/ジョージ・マッケイ/ガスラジー・マランダ/ダーシャ・ネクラソワ

●コンセント/同意
Le Consentement
監督:ヴァネッサ・フィロ
出演:キム・イジュラン/ジャン=ポール・ルーヴ/レティシア・カスタ/エロディ・ブシェーズ

●愛する時
Le Temps d'aimer
監督:カテル・キレヴェレ
出演:アナイス・ドゥムースティエ/ヴァンサン・ラコスト

●Neneh Superstar(原題)
Neneh Superstar
監督:ラムジ・ベン・スリマン
出演:オウミ・ブルーニ・ギャレル/マイウェン/アイッサ・メガ/スティーブ・チャンシュー

●めくらやなぎと眠る女
Saules aveugles, femme endormie
監督/脚本:ピエール・フォルデス

●日本のシドニー(仮題)
Sidonie au Japon
監督:エリーズ・ジラール
出演:イザベル・ユペール/伊原剛志/アウグスト・ディール

●Vermines (原題)
Vermines
監督:セバスチャン・ヴァニセック
出演:テオ・クリスティーヌ/ソフィア・レサフル/ジェローム・ニール/リサ・ニャルコ

     横浜フランス映画祭 2024
■期間:2024年3月20日(水・祝)~3月24日(日)
■会場:横浜みなとみらい21地区を中心に開催
■主催:ユニフランス
■共催:横浜市、在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ
■特別協賛:日産自動車株式会社
■協賛:TITRA FILM
■特別協力:ウェスティンホテル横浜 フランス政府 CNC PROCIREP
■協力: ビオセボン
■後援: 公立大学法人横浜市立大学
■公式 HP:https://www.unifrance.jp/festival/2024/
■公式 X: @unifrance_jp
■公式 Instagram: @unifrance_jp
■公式 FaceBook: https://www.facebook.com/unifrance.tokyo/
■©unifrance




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
「魔女の宅急便」の作者に4年にわたり密着したドキュメンタリー
『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』 1月26日(金)から全国公開

ⒸKADOKAWA

●映画にもなった「魔女の宅急便」をはじめ260冊を超える著作を送り出してきた児童文学作家の角
野栄子さん。2018年には国際アンデルセン賞・作家賞を受賞し国際的にも知られる彼女を、4年間に
わたり追ったドキュメンタリー。
NHK・Eテレで全10回シリーズで放送された「カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし」
に新たな映像を追加し再編集したもので、監督はテレビ版の演出を手がけた宮川満里奈。初監督となる。
ナレーターはテレビ版に引き続き俳優の宮﨑あおいが担当している。

●2024年1月1日に89歳になった角野栄子さんはいまも午前中からパソコンに向かい執筆に余念がない。
作家デビューは35歳のときで、デビュー作「ルイジンニョ少年:ブラジルをたずねて」は24歳で夫と
ともにブラジルに渡り出会った少年との思い出をつづったものだったが、おたがい老人となったふたり
の60余年ぶりの再会も見られる。


『カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~』 ⒸKADOKAWA

   カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~
監督:宮川麻里奈  語り:宮崎あおい
出演:角野栄子
2024年日本(97分)  配給:KADOKAWA
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/majo_kadono/  ⒸKADOKAWA
●2024年1月26日(金)から角川シネマ有楽町ほか全国公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ベルギーの気鋭監督バス・ドゥヴォス作品が本邦初上陸!
新作2作品『ゴースト・トロピック』と『here』が2024年2月2日(金)から公開

『ゴースト・トロピック』© Quetzalcoatl, 10.80 films, Minds Meet production

●ベルリン映画祭やカンヌ映画祭などで注目されてきたベルギー出身の気鋭、バス・ドゥボス監督が
本邦初上陸。最新2作品が2月2日(金)から全国公開される。

●ドゥヴォス監督は1983年ベルギー・ズーアーセルの出身。長編第1作『Violet』が2014年ベルリ
ン国際映画祭ジェネレーション部門で審査員大賞を受賞。つづく第2作『Hellhole』も2019年の同
映画祭パノラマ部門に選出され、さらに長編3作目の『ゴースト・トロピック』はカンヌ国際映画祭
監督週間の正式出品となった。そして4作目の最新作『Here』は2023年、ベルリン国際映画祭エン
カウンターズ部門の最優秀作品賞と国際映画批評家連盟賞(FIPRESCI賞)をダブル受賞している。

●公開される3作目の『ゴースト・トロピック』は、清掃の仕事帰りの電車で寝過ごし、ベルギー・
ブリュッセルの街をさまよう中年女性が描かれる。
また『here』は、大規模工事に携わる移民労働者の男性と、植物学者の女性がふとしたことから出会
い、心が通いあってゆく様子を描いている。

『here』  © Quetzalcoatl

    ゴースト・トロピック
監督/脚本:バス・ドゥヴォス 
出演:サーディア・ベンタイブ/マイケ・ネーヴィレ/ノーラ・ダリ/シュテファン・ゴタ/
セドリック・ルヴエゾ
2019年ベルギー(84分) 配給:サニーフィルム
公式サイト:https://www.sunny-film.com/basdevos
© Quetzalcoatl, 10.80 films, Minds Meet production
    here

監督/脚本:バス・ドゥヴォス 
出演:シュテファン・ゴタ/リヨ・ゴン/サーディア・ベンタイブ/テオドール・コルバン/
セドリック・ルヴエゾ
2023年ベルギー(83分) 配給:サニーフィルム
公式サイト:https://www.sunny-film.com/basdevos
© Quetzalcoatl
●2024年2月2日(金)からBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国公開

注目のロードショー[レビュー]はこちらからも➤

      2025年公開スケジュール

 2025年3月28日(金)公開

●レイブンズ
監督:マーク・ギル  
出演:浅野忠信/瀧内公美/古舘寛治
2025年日本(116分)
配給:アークエンタテインメント

 2025年3月14日(金)公開

●Flow(アニメ)
監督:ギンツ・ジルバロディス
2024年ラトビア=フランス=ベルギー(85分)
原題:FLOW
配給:ファインフィルムズ

 2025年3月7日(金)公開

●35年目のラブレター
監督:塚本連平  
出演:笑福亭鶴瓶/原田知世/重岡大毅
2025年日本(119分)
配給:東映
全国公開



●春の香り
監督:丹野雅仁  
出演:美咲姫/佐藤新/櫻井淳子
2025年日本(102分)
配給:

 2025年2月公開(公開日未定)

●犬と戦争 ウクライナで私が見たこと
(ドキュメンタリー)
監督:山田あかね
2025年日本
配給:スターサンズ

●世界征服やめた
監督:北村匠海  
出演:萩原利久/藤堂日向/井浦新
2025年日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS

 2025年2月下旬公開(公開日未定)

●風に立つ愛子さん(ドキュメンタリー)」
監督:藤川佳三
2025年日本
配給:ブライトホース・フィルム

 2025年2月28日(金)公開

●知らないカノジョ
監督:三木孝浩  
出演:中島健人/milet/桐谷健太
2025年日本
配給:ギャガ

●シンパシー・フォー・ザ・デビル
監督:ユヴァル・アドラー  
出演:ニコラス・ケイジ/ジョエル・キナマン
2023年アメリカ
原題:SYMPATHY FOR THE DEVIL
配給:



●ANORA アノーラ
監督:ショーン・ベイカー  
出演:マイキー・マディソン/マーク・エイデルシュテイン /ユーラ・ボリゾフ
2024年アメリカ
原題:ANORA
配給:ビターズ・エンド/ユニバーサル映画


 2025年2月21日(金)公開

●あの歌を憶えている
監督/脚本:ミシェル・フランコ
出演:ジェシカ・チャステイン/ピーター・サースガード
2023年アメリカ=メキシコ=チリ(103分)
原題:MEMORY
配給:セテラ・インターナショナル
新宿ピカデリー/Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国公開

●僕らは人生で一回だけ魔法が使える
監督:木村真人  
出演:八木勇征/井上祐貴/櫻井海音
2025年日本(111分)
配給:ポニーキャニオン
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

●死に損なった男
監督:田中征爾  
出演:水川かたまり/唐田えりか/喜矢武豊
2025年日本(109分)
配給:クロックワークス
全国公開

●ゆきてかへらぬ
監督:根岸吉太郎  
出演:広瀬すず/木戸大聖/岡田将生
2025年日本(128分)
配給:キノフィルムズ
全国公開


●ジェイラー
監督:ネルソン・ディリープクマール  
出演:ラジニカーント/シヴァラージクマール/モーハンラール
2023年インド
原題:JAILER
配給:SPACEBOX 
  

●ブルータリスト
監督:ブラディ・コーベット  
出演:エイドリアン・ブロディ/フェリシティ・ジョーンズ /ガイ・ピアース
2024年アメリカ=イギリス=ハンガリー
原題:THE BRUTALIST
配給:パルコ/ユニバーサル映画

 2025年2月14日(金)公開

●愛を耕すひと
監督:ニコライ・アーセル  
出演:マッツ・ミケルセン/アマンダ・コリン/シモン・ベンネビヤウ
2023年デンマーク=ドイツ=スウェーデン(127分)
原題:THE PROMISED LAND
配給:スターキャット/ハピネットファントム・スタジオ


●セプテンバー5
監督:ティム・フェールバウム  
出演:ジョン・マガロ/ピーター・サースガード/レオニー・ベネシュ
2024年アメリカ
原題:SEPTEMBER 5
配給:東和ピクチャーズ


●ドライブ・イン・マンハッタン
監督:クリスティ・ホール  
出演:ダコタ・ジョンソン/ショーン・ペン
2023年アメリカ
原題:DADDIO
配給:東京テアトル

 2025年2月8日(土)公開

●ハイパーボリア人
監督:クリストバル・レオン/ホアキン・コシーニャ
出演:アントーニア・ギーセン
2024年チリ(71分)
原題:LOS HIPERBÓREOS(THE HYPERBOREANS)
配給:ザジフィルムズ
渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開


 2025年2月7日(金)公開

●ステラ ヒトラーにユダヤ人同胞を売った女
監督:キリアン・リートホーフ  
出演:パウラ・ベーア/ヤニス・ニーヴーナー/カッチャ・リーマン
2023年ドイツ=オーストリア=スイス=イギリス
原題:STELLA. EIN LEBEN.(STELLA: A LIFE)
配給:クロックワークス
新宿武蔵野館ほか全国公開

●ヒプノシス レコードジャケットの美学
監督:アントン・コービン
出演:オーブリー・パウエル/ストーム・トーガソン(以上ヒプノシス・メンバー)/ロジャー・ウォーターズ/デヴィッド・ギルモア)/ニック・メイスン(以上ピンク・フロイド)/ジミー・ペイジ/ロバート・プラント(以上レッド・ツェッペリン)/ポール・マッカートニー/ピーター・ガブリエル/グレアム・グールドマン(10㏄)/ノエル・ギャラガー(オアシス)
2022年イギリス(101分)
原題:SQUARING THE CIRCLE(THE STORY OF HIPGNOSIS)
配給:ディスクユニオン
配給協力:アルファズベット
YEBISU GARDEN CINEMA/シネマート新宿/シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開



●野生の島のロズ(アニメ)
監督:クリス・サンダース  
声の出演:ルピタ・ニョンゴ/ペドロ・パスカル/キャサリン・オハラ
2024年アメリカ
原題:THE WILD ROBOT
配給:東宝東和/ギャガ


●ショウタイムセブン
監督:渡辺一貴  
出演:阿部寛/竜星涼/生見愛瑠
2025年日本
配給:松竹/アスミック・エース
全国公開

 2025年1月31日(金)公開

●映画を愛する君へ
監督/共同脚本:アルノー・デプレシャン
共同脚本:ファニ・ブルディノ  
出演:ルイ・ビルマン/クレマン・エルヴュ=レジェ/フランソワーズ・ルブラン
2024年フランス(88分)
原題:SPECTATEURS!(FILMLOVERS!)
配給:アンプラグド
新宿シネマカリテほか全国順次公開

●かなさんどー
監督/脚本:照屋年之  
出演:松田るか/堀内敬子/浅野忠信
2025年日本
配給:パルコ
*1月31日(金)から沖縄先行公開/2月21日(金)から全国公開

●ドリーミン・ワイルド 名もなき家族のうた
監督:ビル・ポーラッド  
出演:ケイシー・アフレック/ノア・ジュープ/ゾーイ・デシャネル
2022年アメリカ(111分)
原題:DREAMIN' WILD
配給:SUNDAE
日比谷・TOHOシネマズシャンテほか全国公開



●リアル・ペイン~心の旅~
監督/脚本/出演:ジェシー・アイゼンバーグ  
出演:キーラン・カルキン/ウィル・シャープ
2024年アメリカ(90分)
原題:A REAL PAIN
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
日比谷・TOHOシネマズシャンテほか全国公開

●BLUE FIGHT ~蒼き若者たちのブレイキングダウン~
監督:三池崇史  
出演:木下暖日/吉澤要人/篠田麻里子
2025年日本
配給:ギャガ/YOAKE FILM
新宿ピカデリーほか全国公開

●遺書、公開。
監督:英勉
脚本:鈴木おさむ  
出演:吉野北人/宮世琉弥/志田彩良
2025年日本
配給:松竹

●Brother ブラザー 富都(プドゥ)のふたり
監督:ジン・オン  
出演:ウー・カンレン/ジャック・タン/セレーヌ・リム
2023年マレーシア(115分)
原題:ABANG ADIK(富都青年)
配給:リアリーライクフィルムズ




●ベルサイユのばら(アニメ)
監督:吉村愛  
声の出演:沢城みゆき/平野綾/豊永利行
2025年日本
配給:TOHO NEXT/エイベックス・ピクチャーズ


●邪悪なるもの
監督:デミアン・ルグナ  
出演:エセキエル・ロドリゲス/デミアン・サロモン/シルビナ・サバテール
2023年アルゼンチン=アメリカ(100分)
原題:CUANDO ACECHA LA MALDAD(WHEN EVIL LURKS)
配給:クロックワークス

 2025年1月24日(金)公開

●悪鬼のウィルス
監督:松野友喜人  
出演:村重杏奈/太田将熙/桑山隆太
2025年日本
配給:イオンエンターテインメント

●嗤う蟲
監督:城定秀夫  
出演:深川麻衣/若葉竜也/松浦祐也
2025年日本(99分)
配給:ショウゲート
全国公開


●アンダーニンジャ
監督:福田雄一  
出演:山﨑賢人/浜辺美波/間宮祥太朗
2025年日本
配給:東宝

 2025年1月17日(金)公開

●満ち足りた家族
監督:ホ・ジノ  
出演:ソル・ギョング/チャン・ドンゴン/キム・ヒエ
2024年韓国(109分)
英題:A NORMAL FAMILY
配給:日活/KDDI

●ディックス!! ザ・ミュージカル
監督:ラリー・チャールズ  
出演:ジョシュ・シャープ/アーロン・ジャクソン/ネイサン・レイン
2023年アメリカ(86分)
原題:DICKS THE MUSICAL
配給:トランスフォーマー

●ストップモーション
監督:ロバート・モーガン  
出演:アシュリン・フランチオージ/ケイリン・スプリンゴール/セリカ・ウィルソン=リード
2023年イギリス(93分)
原題:STOPMOTION
配給:スターキャット

●アンデッド/愛しき者の不在
監督:テア・ヴィステンダール  
出演:レナーテ・レインスヴェ/ビヨーン・スンクェスト/ ベンテ・ボアスム
2024年ノルウェー=スウェーデ=ギリシャ(98分)
原題:HANDTERING AV UDODE(HANDLING THE UNDEAD)
配給:東京テアトル

●トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦
監督:ソイ・チェン  
出演:ルイス・クー/サモ・ハン/リッチー・レン
2024年香港(125分)
原題:九龍城寨之圍城(TWILIGHT OF THE WARRIORS: WALLED IN)
配給:クロックワークス

●港に灯がともる
監督/脚本:安達もじり  
出演:富田望生/伊藤万理華/青木柚
2025年日本(119分)
配給:太秦
全国順次公開

●君の忘れ方
監督:作道雄  
出演:坂東龍汰/西野七瀬/円井わん
2025年日本
配給:ラビットハウス

●勇敢な市民
監督:パク・ジンピョ  
出演:シン・ヘソン/イ・ジュニョン/パク・ジョンウ
2023年韓国
英題:BRAVE CITIZEN
配給:KADOKAWA/KADOKAWA Kプラス

●敵
監督/脚本:吉田大八
原作:筒井康隆「敵」  
出演:長塚京三/瀧内公美/河合優実
2025年日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ/ギークピクチュアズ




●サンセット・サンライズ
監督:岸善幸
脚本:宮藤官九郎
出演:菅田将暉/ 井上真央/竹原ピストル
2025年日本
配給:ワーナー・ブラザース映画




●アーサーズ・ウイスキー
監督:スティーヴン・クックソン  
出演:ダイアン・キートン/パトリシア・ホッジ/ルル
2024年イギリス(95分)
原題:ARTHUR'S WHISKY
配給:AMGエンタテインメント
新宿武蔵野館/ヒューマントラストシネマ有楽町/YEBISU GARDEN CINEMA


●アプレンティス:ドナルド・トランプの創り方
監督:アリ・アッバシ  
出演:セバスチャン・スタン/ジェレミー・ストロング/マリア・バカローヴァ
2024年アメリカ
原題:THE APPRENTICE
配給:キノフィルムズ

●今日の海が何色でも
監督:パティンパン・ブンタリク
出演:アイラダ・ピツワン/ラウィパ・スリサングアン
2023年タイ(93分)
英題:SOLIDS BY THE SEASHORE
配給:foggy
配給:アークエンタテインメント
ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開




●室町無頼
監督:入江悠  
出演:大泉洋/長尾謙杜/松本若菜
2025年日本
配給:東映
全国公開

 2025年1月10日(金)公開

●Welcome Back
監督:川島直人  
出演:吉村界人/三河悠冴/遠藤雄弥
2025年日本
配給:PARCO

●劇映画 孤独のグルメ
監督/共同脚本/出演:松重豊  
共同脚本:田口佳宏
出演:内田有紀/磯村勇斗/杏/オダギリジョー/塩見三省/村田雄浩
2025年日本
配給:東宝



●サラリーマン金太郎【暁】編
監督:下山天  
出演:鈴木伸之/城田優/石田ニコル
2025年日本
配給:ライツキューブ

●FPU ~若き勇者たち~
監督:リー・タッチウ  
出演:ホアン・ジンユー/ワン・イーボー/チョン・チューシー
2024年中国(101分)
原題:維和防暴隊(FORMED POLICE UNIT)
配給:ハーク

●366日
監督:新城毅彦  
出演:赤楚衛二/上白石萌歌/中島裕翔
2025年日本
配給:

●シンペイ 歌こそすべて
監督:神山征二郎  
出演:中村橋之助/志田未来/渡辺大
2024年日本
配給:シネメディア
*11月22日~先行上映/2025年1月10日~全国公開


●エマニュエル
監督:オードレイ・ディヴァン  
出演:ノエミ・メルラン/ウィル・シャープ/ジェイミー・キャンベル・バウアー
2024年フランス
原題:EMMANUELLE
配給:ギャガ




 2024年1月3日(金)公開

●ブラックバード、ブラックベリー、私は私。
監督:エレネ・ナヴェリアニ  
出演:エカ・チャヴレイシュヴィリ/テミコ・チチナゼ
2023年ジョージア=スイス
原題:SHASHVI SHASHVI
MAQ'VALI
(BLACKBIRD BLACKBIRD BLACKBERRY)
配給:パンドラ
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

●ビーキーパー
監督:デヴィッド・エアー  
出演:ジェイソン・ステイサム/ジョシュ・ハッチャーソン/ジェレミー・アイアンズ
2024年アメリカ=イギリス
原題:THE BEEKEEPER
配給:クロックワークス


●カルキ 2898-AD
監督:ナーグ・アシュウィン  
出演:プラバース/ディーピカー・パードゥコーン/アミターブ・バッチャン
2024年インド
原題:KALKI 2898-AD
配給:ツイン

 2025年1月2日(木)公開

●鹿の国(ドキュメンタリー)
監督:弘理子
語り:能登麻美子
出演:中西シモン/吉松章/諏訪の衆
2025年日本(98分)
配給:ヴィジュアルフォークロア
ポレポレ東中野で公開



      2024年公開スケジュール

 2024年12月30日(月)公開

●グランメゾン・パリ
監督:塚原あゆ子  
出演:木村拓哉/鈴木京香/オク・テギョン
2024年日本
配給:東宝/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
全国東宝系で公開

 2024年12月28日(土)公開

●ブルースの魂(ドキュメンタリー)
監督:ロバート・マンスーリス
1973年フランス(88分)
原題:LE BLUES ENTRE LES DENTS(THE BLUES UNDER THE SKIN)
配給:オンリー・ハーツ
新宿K's cinema/UPLINK吉祥寺ほか全国順次公開



●[ヴィジョン・オブ・マフマルバフ]
『苦悩のリスト』
監督:ハナ・マフマルバフ
『子どもたちはもう遊ばない』
監督:モフセン・マフマルバフ
配給:ノンデライコ
渋谷・シアター・イメージフォーラムほか2作品同時公開


 2024年12月27日(金)公開

●占領都市(ドキュメンタリ―)
監督:スティーヴ・マックィーン
2023年イギリス=オランダ=アメリカ(251分)
原題:OCCUPIED CITY
配給:トランスフォーマー=TBSテレビ



●I Like Movies アイ・ライク・ムービーズ
監督:チャンドラー・レヴァック  
出演:アイザイア・レーティネン/ロミーナ・ドゥーゴ/クリスタ・ブリッジス
2022年カナダ(99分)
原題:I LIKE MOVIES
配給:イーニッド・フィルム

●私にふさわしいホテル
監督:堤幸彦  
出演:のん/田中圭/滝藤賢一
2024年日本
配給:日活=KDDI
全国公開


●神は銃弾
監督:ニック・カサヴェテス  
出演:ニコライ・コスター=ワルドー/マイカ・モンロー/ジェイミー・フォックス
2023年アメリカ
原題:GOD IS A BULLET
配給:


●ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い(アニメ)
監督:神山健治
声の出演:ブライアン・コックス/ガイア・ワイズ/ルーク・パスクァリーノ/ミランダ・オットー
声の出演(日本語吹替版):市村正親/小芝風花/津田健次郎/本田貴子/村治学/田谷隼
2024年アメリカ=イギリス=日本
原題:THE LORD OF THE RINGS:THE WAR OF THE ROHIRRIM
配給:ワーナー・ブラザース映画
全国公開



 2024年12月20日(金)公開

●火の華
監督:小島央大  
出演:山本一賢/柳ゆり菜/松角洋平
2024年日本(124分)
配給:アニモプロデュース
テアトル新宿/渋谷・ユーロスペースほか全国公開


●型破りな教室
監督:クリストファー・ザラ  
出演:エウヘニオ・デルベス/ダニエル・ハダッド/ジェニファー・トレホ
2023年メキシコ(125分)
原題:RADICAL
配給:アット エンタテインメント
ヒューマントラストシネマ有楽町/新宿武蔵野館ほか全国順次公開


●ヘヴィ・トリップII/俺たち北欧メタル危機一発!
監督:ユッカ・ヴィドゥグレン 他  
出演:ヨハンネス・ホロパイネン/サムリ・ヤスキーオ/チケ・オハンウェ
2024年フィンランド(96分)
原題:HEAVIER TRIP
配給:SPACE SHOWER FILMS

●ありきたりな言葉じゃなくて
監督:渡邉崇  
出演:前原滉/小西桜子/内田慈
2024年日本
配給:ラビットハウス

●私の想う国(ドキュメンタリー)
監督:パトリシオ・グスマン
2022年チリ=フランス(83分)
原題:MI PAIS IMAGINARIO(MY IMAGINARY COUNTRY)
配給:アップリンク


 2024年12月13日(金)公開

●ペパーミントソーダ
監督/共同脚本:ディアーヌ・キュリス  
共同脚本:アラン・ル・アンリ
出演:エレオノール・クラーワイン/オディール・ミシェル/アヌーク・フェルジャック
1977年フランス(101分)
原題:DIABOLO MENTHE(PEPPERMINT SODA)
配給:RIPPLE V




●バグダッド・カフェ4kレストア版(リバイバル)
監督:パーシー・アドロン  
出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト/ジャック・パランス/CCH・パウンダー
1987年西ドイツ(91分)
原題:BAGDAD CAFE(OUT OF ROSENHEIM)
配給:ALFAZBET
YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開



●お坊さまと鉄砲
監督:パオ・チョニン・ドルジ
出演:タンディン・ワンチュック/ケルサン・チョジェ/タンディン・ソナム
2023年ブータン=フランス=アメリカ=台湾
原題:
配給:ザジフィルムズ/マグザム
ヒューマントラストシネマ有楽町/新宿武蔵野館/シネ・リーブル池袋ほか全国順次公開

●小学校~それは小さな社会~(ドキュメンタリー)
監督:山崎エマ
2023年日本=アメリカ=フィンランド=フランス
配給:ハピネットファント・ムスタジオ
シネスイッチ銀座ほか全国順次公開


●スピーク・ノー・イーブル 異常な家族
監督:ジェームズ・ワトキンス  
出演:ジェームズ・マカヴォイ/マッケンジー・デイヴィス/アシュリン・フランチオージ
2024年アメリカ
原題:SPEAK NO EVIL
配給:東宝東和

●映画 ふしぎ駄菓子屋 銭天堂
監督:田中秀夫  
出演:天海祐希/大橋和也/伊原六花
2024年日本
配給:東宝
全国東宝系で公開

●不思議の国のシドニ
監督:エリーズ・ジラール  
出演:イザベル・ユペール/伊原剛志/アウグスト・ディール
2023年フランス=日本=ドイツ=スイス(95分)
原題:SIDONIE AU JAPON(SIDONIE IN JAPA)
配給:ギャガ



●太陽と桃の歌
監督:カルラ・シモン  
出演:ジョゼ・アバッド/ジョルディ・ プジョル・ ドルセ/アンナ・ オティン
2022年スペイン=イタリア(121分)
原題:ALCARRAS
配給:東京テアトル

●市民捜査官ドッキ
監督:パク・ヨンジュ  
出演:ラ・ミラン/コンミョン/ヨム・ヘラン
2024年韓国(114分)
英題:CITIZEN OF A KIND
配給:クロックワークス


●クレイヴン・ザ・ハンター
監督:J・C・チャンダー  
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン/アリアナ・デボーズ/フレッド・ヘッキンジャー
2024年アメリカ
原題:KRAVEN THE HUNTE
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

 2024年12月7日(土)公開

●どうすればよかったか?(ドキュメンタリー)
監督:藤野知明
2024年日本(101分)
配給:東風
ポレポレ東中野ほか全国順次公開

 2024年12月6日(金)公開

●クラブゼロ
監督/共同脚本:ジェシカ・ハウスナー
共同脚本:ジェラルディン・バヤール 
出演:ミア・ワシコウスカ/シセ・バベット・クヌッセン/エルザ・ジルベルスタイン
2023年オーストラリア=イギリス=ドイツ=フランス= デンマーク= カタール(110分)
原題:CLUB ZERO
配給:クロックワークス
新宿武蔵野館ほか全国公開

●フード・インク ポスト・コロナ(ドキュメンタリ―)
監督:ロバート・ケナー/メリッサ・ロブレド
2023年アメリカ(94分)
原題:FOOD, INC. 2
配給:アンプラグド
新宿シネマカリテほか全国順次公開

●ホワイトバード はじまりのワンダー
監督:マーク・フォースター  
出演:アリエラ・グレイザー/オーランド・シュワー/ブライス・ガイザー/ジリアン・アンダーソン/ヘレン・ミレン
2024年アメリカ(121分)
原題:WHITE BIRD
配給:キノフィルムズ
日比谷・TOHOシネマズシャンテほか全国公開



●大きな家(ドキュメンタリー)
監督:竹林亮
企画/プロデュース:齊藤工
音楽:大木嵩雄
2024年日本
配給:PARCO
全国公開


●うちの弟どもがすみません
監督:三木康一郎  
出演:畑芽育/作間龍斗/那須雄登
2024年日本
配給:松竹
全国公開

●劇場版ドクターX
監督:田村直己  
出演:米倉涼子/田中圭/内田有紀
2024年日本
配給:東宝


 2024年11月30日(土)公開

●うってつけの日
監督:岩崎敢志  
出演:村上由規乃/岩崎敢志/加藤紗希
2024年日本
配給:boid


●ニッツ・アイランド 非人間のレポート(ドキュメンタリー)
監督:エキエム・バルビエ
2023年フランス(98分)
原題:KNIT'S ISLAND
配給:パンドラ



 2024年11月29日(金)公開

●ザ・バイクライダーズ
監督/脚本:ジェフ・ニコルズ  
出演:オースティン・バトラー/トム・ハーディ/ジョディ・カマー
2023年アメリカ(116分)
原題:THE BIKERIDERS
配給:パルコ/ユニバーサル映画


●コール・ミー・ダンサー(ドキュメンタリー)
監督:ピップ・ギルモア/レスリー・シャンペイン
出演:マニーシュ・チューハン/イェフダ・マオール
2023年アメリカ(84分)
原題:CALL ME DANCER
配給:東映ビデオ
新宿シネマカリテほか全国公開


●山逢いのホテルで
監督/脚本:マキシム・ラッパズ  
出演:ジャンヌ・バリバール/トーマス・サルバッハー/ピエール=アントワーヌ・デュベ
2023年スイス=フランス=ベルギー(92分)
原題:LAISSEZ-MOI(LET ME GO)
配給:ミモザフィルムズ
シネスイッチ銀座/アップリンク吉祥寺ほか全国順次公




●雨の中の慾情
監督/脚本:片山慎三
原作:つげ義春 
出演:成田凌/中村映里子/森田剛/李杏/竹中直人
2024年日本(132分)
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開


●正体
監督:藤井道人  
出演:横浜流星/吉岡里帆/森本慎太郎
2024年日本(120分)
配給:松竹

●JAWAN/ジャワーン
監督:アトリ  
出演:シャー・ルク・カーン/ヴィジャイ・セードゥパティ/ナヤンターラー
2023年インド(171分)
原題:JAWAN
配給:ツイン
新宿ピカデリーほか全国公開

●オートレーサー森且行 約束のオーバル 劇場版(ドキュメンタリー)
監督:穂坂友紀  出演:森且行
2024年日本
配給:KADOKAWA
新宿ピカデリー/角川シネマ有楽町ほか全国公開


●テリファー 聖夜の悪夢
監督:デイミアン・レオーネ  
出演:ローレン・ラヴェラ/デヴィッド・ハワード・ソーントン/サマンサ・スカフィディ
2024年アメリカ(121分)
原題:TERRIFIER 3
配給:

 2024年11月23日(土)

●重ねる
監督:配島徹也  
出演:タモト清嵐/須田晶紀子
2024年日本
配給:

 2024年11月22日(金)公開

●BACK to BLACK エイミーのすべて
監督:サム・テイラー=ジョンソン
脚本:マット・グリーンハルシュ 
出演:マリサ・アベラ/ジャック・オコンネル/エディ・マーサン
2024年イギリス=フランス=アメリカ(123分)
原題:BACK TO BLACK
配給:パルコ ユニバーサル映画
日比谷・TOHOシネマズシャンテ/渋谷シネクイントほか全国公開


●ドリーム・シナリオ
監督/脚本:クリストファー・ボルグリ  
出演:ニコラス・ケイジ/リリー・バード/ジュリアンヌ・ニコルソン
2023年アメリカ=カナダ
原題:DREAM SCENARIO
配給:クロックワークス

●チネチッタで会いましょう
監督:ナンニ・モレッティ  
出演:/マルゲリータ・ブイ/シルヴィオ・オルランド/バルボラ・ボブローヴァ/マチュー・アマルリック
2023年イタリア=フランス(96分)
原題:IL SOL DELL'AVVENIRE(A BRIGHTER TOMORROW)
配給:チャイルド・フィルム

●アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師
監督/脚本:上田慎一郎  
出演:内野聖陽/岡田将生/川栄李奈/森川葵/後藤剛範/上川周作/鈴木聖奈/真矢ミキ/皆川猿時/神野三鈴/吹越満/小澤征悦
2024年日本
配給:ナカチカピクチャーズ/JR西日本コミュニケーションズ

©︎2024アングリースクワッド製作委員会

●人体の構造について
監督:ルーシァン・キャステーヌ=テイラー/ヴェレナ・パラヴェル
2022年フランス=スイス=アメリカ
原題:DE HUMANI CORPORIS FABRICA(THE FABRIC OF THE HUMAN BODY)
配給:トランスフォーマー/TBSテレビ

●六人の嘘つきな大学生
監督:佐藤祐市
脚本:矢島弘一
原作:浅倉秋成
出演:浜辺美波/赤楚衛二/佐野勇斗/山下美月/倉悠貴/西垣匠
2024年日本
配給:東宝
全国東宝系で公開

●海の沈黙
監督:若松節朗
原作/脚本:倉本聰 
出演:本木雅弘/小泉今日子/清水美砂/仲村トオル/菅野恵/石坂浩二
2024年日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

●バーン・クルア 凶愛の家
監督:ソーポップ・サクダービシット  
出演:ニター・ジラヤンユン/スコラワット・カナロット/ペンパック・シリクン
2023年タイ(124分)
原題:HOME FOR RENT(BAN CHAO BUCHAYAN)
配給:ギークピクチュアズ

●盗月者 トウゲツシャ
監督:ユエン・キムワイ  
出演:アンソン・ロー/イーダン・ルイ/ルイス・チョン
2024年
原題:盜月者(THE MOON THIEVES)
配給:サロンジャパン=ポレポレ東中野

●シンペイ 歌こそすべて
監督:神山征二郎  
出演:中村橋之助/志田未来/渡辺大
2024年日本
配給:シネメディア
*11月22日~先行上映/2025年1月10日~全国公開

●リュミエール!リュミエール!(ドキュメンタリー)
監督:ティエリー・フレモー
2024年フランス
原題:LUMIÈRE! L'AVENTURE CONTINUE(LUMIERE! THE ADVENTURE CONTINUES)
配給:ギャガ
シネスイッチ銀座ほか全国順次公開



 2024年11月15日(金)公開

●ぼくとパパ、約束の週末
監督:マルク・ローテムント
脚本:リヒャルト・クロプ 
出演:フロリアン・ダーヴィト・フィッツ/セシリオ・アンドレセン/アイリン・テツェル
2023年ドイツ
原題:WOCHENENDREBELLEN
(WEEKEND REBELS)
配給:S・D・P


●対外秘
監督:イ・ウォンテ
脚本:イ・スジン  
出演:チョ・ジヌン/イ・ソンミン/キム・ムヨル
2023年韓国(116分)
原題:THE DEVIL'S DEAL
配給:キノフィルムズ
シネマート新宿/ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開


●オアシス
監督/脚本:岩屋拓郎  
出演:清水尋也/高杉真宙/伊藤万理華
2024年日本
配給:SPOTTED PRODUCTIONS


●ノーウェア(リバイバル)
監督:グレッグ・アラキ  
出演:ジェームズ・デュヴァル/レイチェル・トゥルー/ネイザン・ベクストン
1997年アメリカ(81分)
原題:NOWHERE
配給:パイオニアLDC

●アット・ザ・ベンチ
監督:奥山由之  
出演:広瀬すず/仲野太賀/岸井ゆきの
2024年日本(86分)
配給:SPOON

●グラディエーターII 英雄を呼ぶ声
監督:リドリー・スコット  
出演:ポール・メスカル/デンゼル・ワシントン/ペドロ・パスカル
2024年アメリカ(148分)
原題:GLADIATOR II
配給:東和ピクチャーズ


 2024年11月8日(金)公開

●ルート29
監督/脚本:森井勇佑
原作:中尾太一
出演:綾瀬はるか/大沢一菜
2024年日本
配給:東京テアトル/リトルモア
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開


●本心
監督/脚本:石井裕也
原作:平野啓一郎 
出演:池松壮亮/三吉彩花/水上恒司/仲野太賀/田中泯/綾野剛/妻夫木聡/田中裕子
2024年日本
配給:ハピネットファントム・スタジオ


●ロボット・ドリームズ(アニメ)
監督/脚本:パブロ・ベルヘル
原作:サラ・ヴァロン
2023年フランス=スペイン(102分)
原題:ROBOT DREAMS
配給:クロックワークス

●ココでのはなし
監督:こささりょうま  
出演:山本奈衣瑠/結城貴史/三河悠冴
2024年日本(86分)
配給:イーチタイム

●ネネ -エトワールに憧れて-
監督:ラムジ・ベン・スリマン  
出演:ウミ・ブルーニ・ガレル/マイウェン/アイサ・マイガ
2022年フランス(97分)
原題:NENEH SUPERSTAR
配給:イオンエンターテイメント



●ベルナデット 最強のファーストレディ
監督:レア・ドムナック  
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/ドゥニ・ポダリデス/ミシェル・ヴュイエルモーズ/サラ・ジロドー
2023年フランス
原題:BERNADETTE
配給:ファインフィルムズ

●動物界
監督/脚本:トマ・カイエ  
出演:ロマン・デュリス/ポール・キルシェ/アデル・エグザルコプロス/トム・メルシエ/ビリー・ブラン
2023年フランス
原題:LE REGNE ANIMAL(THE ANIMAL KINGDOM)
配給:キノフィルムズ



●イマジナリー
監督:ジェフ・ワドロウ  
出演:ディワンダ・ワイズ・トム・ペイン/テーゲン・バーンズ
原題:IMAGINARY
配給:東宝東和

●イル・ポスティーノ4K版(リバイバル)
監督:マイケル・ラドフォード  
出演:マッシモ・トロイージ/フィリップ・ノワレ/マリア・グラツィア・クチノッタ
1994年イタリア(107分)
原題:IL POSTINO(THE POSTMAN
配給:セテラ・インターナショナル
角川シネマ有楽町/YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開


●ドゥーム・ジェネレーション(リバイバル)
監督:グレッグ・アラキ  
出演:ローズ・マッゴーワン/ジェームズ・デュヴァル/ジョナサン・シェック
原題:1994年アメリカ(84分)
配給:アミューズ

 2024年11月2日(土)公開

●STRANGERS
監督/脚本:池田健太  
出演:大西礼芳/柾木玲弥/小川あん
2024年日本
配給:impasse

 2024年11月1日(金)公開

●スパイダー/増殖
監督:セバスティアン・ヴァニセック  
出演:テオ・クリスティーヌ/ソフィア・ルサーフル/フィネガン・オールドフィールド
2023年フランス(106分)
原題:VERMINES(INFESTED)
配給:アンプラグド


●ノーヴィス
監督/脚本:ローレン・ハダウェイ  
出演:イザベル・ファーマン/エイミー・フォーサイス/ディロン
2021年アメリカ(97分)
原題:THE NOVICE
配給:AMGエンタテインメント
ヒューマントラストシネマ有楽町/ヒューマントラストシネマ渋谷/シネマート新宿ほか全国順次公開

●DOG DAYS 君といつまでも
監督:キム・ドクミン  
出演:ユン・ヨジョン/ユ・ヘジン/キム・ユンジン
2024年韓国(120分)
原題:DOG DAYS
配給:ギャガ
新宿ピカデリーほか全国公開

●アイミタガイ
監督/共同脚本:草野翔吾
共同脚本:市井昌秀/佐々部清
原作:中條てい 
出演:黒木華/中村蒼/藤間爽子/安藤玉恵/近藤華/白鳥玉季/吉岡睦雄/松本利夫/升毅/西田尚美/田口トモロヲ/風吹ジュン/草笛光子
2024年日本
配給:ショウゲート


●十一人の賊軍
監督:白石和彌
脚本:池上純哉 
出演:山田孝之/仲野太賀/尾上右近
2024年日本(155分)
配給:東映

●スマホを落としただけなのに
~最終章~ ファイナル ハッキング ゲーム
監督:中田秀夫
脚本:大石哲也 
出演:成田凌/クォン・ウンビ/大谷亮平
2024年日本
配給:東宝
全国東宝系で公開


●カッティ 刃物と水道管
監督:A・R・ムルガダース  
出演:ヴィジャイ/サマンタ/ニール・ニティン・ムケーシュ
2014年インド(163分)
原題:KATHTHI
配給:SPACEBOX
新宿ピカデリーほか全国公開

 2024年10月25日(金)公開

●八犬伝
監督/脚本:曽利文彦  
原作:山田風太郎
出演:役所広司/内野聖陽/土屋太鳳
2024年日本
配給:キノフィルムズ



●リトル・ワンダーズ
監督/脚本:ウェストン・ラズーリ  
出演:リオ・ティプトン/チャールズ・ハルフォード/ローレライ・オリヴィア・モート
2023年アメリカ
原題:RIDDLE OF FIRE
配給:クロックワークス


●シン・デレラ
監督:ルイーザ・ウォーレン  
出演:ケリー・ライアン・サンソン/クリッシー・ウンナ/ダニエル・スコット
2024年イギリス=アメリカ(82分)
原題:CINDERELLA'S CURSE
配給:ハーク/S・D・P

 2024年10月19日(土)公開

●グレース
監督/脚本:イリヤ・ポヴォロツキー  
出演:マリア・ルキャノヴァ/ゲラ・チタヴァ/エルダル・サフィカノフ
2023年ロシア(119分)
原題:BLAZH(GRACE)
配給:TWENTY FIRST CITY
渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開



●五香宮の猫(ドキュメンタリー)
監督:想田和弘
2024年日本(119分)
英題:THE CATS OF GOKOGU SHRINE
配給:東風
渋谷・シアター・イメージフォーラム/岡山・シネマ・クレールほか全国順次公開

●拳と祈り 袴田巌の生涯(ドキュメンタリー)
監督/撮影:笠井千晶
2024年日本(159分)
配給:太秦
渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開

© Rain field Production


 2024年10月18日(金)公開

●ジョイランド わたしの願い
監督/脚本:サイム・サディク
出演:アリ・ジュネ―ジョー/ラスティ・ファルーク/アリーナ・ハーン
2022年パキスタン(127分)
原題:JOYLAND
配給:セテラ・インターナショナル
新宿武蔵野館/ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

●ボルテスV レガシー
監督:マーク・A・レイエス・V  
出演:ミゲル・タンフェリックス/ラドソン・フローレス/マット・ロザノ
2024年フィリッピン
原題:VOLTES V: LEGACY
配給:東映


●恋するピアニスト フジコ・ヘミング
(ドキュメンタリー)
監督:小松莊一良  
出演:フジコ・ヘミング
2024年日本(119分)
配給:東映ビデオ
新宿ピカデリーほか全国公開

© 2024「恋するピアニストフジコ・ヘミング」
フィルムパートナーズ


●国境ナイトクルージング
監督/脚本:アンソニー・チェン  
出演:チョウ・ドンユイ/リウ・ハオラン/チュー・チューシャオ
2023年中国=シンガポール(100分)
原題:燃冬(THE BREAKING ICE)
配給:アルバトロス・フィルム
新宿ピカデリーほか全国公開

●破墓/パミョ
監督/脚本:チャン・ジェヒョン  
出演:チェ・ミンシク/キム・ゴウン/ユ・ヘジン
2024年韓国
原題:EXHUMA
配給:KADOKAWA/KADOKAWA K プラス


●まつりのあとのあとのまつり
「まぜこぜ一座殺人事件」
監督:齊藤雄基  
出演:東ちづる/大橋弘枝/ダンプ松本
2024年日本(92分)
配給:一般社団法人Get in touch
ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開

●ソウX
監督:ケヴィン・グルタート  
出演:トビン・ベル/ショウニー・スミス/スティーヴン・ブランド
2023年アメリカ
原題:SAW X
配給:リージェンツ


 2024年10月11日(金)公開

●若き見知らぬ者たち
監督/脚本:内山拓也  
出演:磯村勇斗/岸井ゆきの/福山翔大/染谷将太/滝藤賢一/豊原功補/霧島れいか
2024年日本=フランス(119分)
配給:クロックワークス
新宿ピカデリーほか全国公開


●2度目のはなればなれ
監督:オリヴァー・パーカー  
出演:マイケル・ケイン/グレンダ・ジャクソン/ダニエル・ヴィタリス
2023年イギリス
原題:THE GREAT ESCAPER
配給:東和ピクチャーズ

© 2023 Pathe Movies. ALL RIGHTS RESERVED.



●BISHU ~世界でいちばん優しい服~
監督:西川達郎  
出演:服部樹咲/岡崎紗絵/長澤樹
2024年日本(125分)
配給:イオンエンターテインメント
全国順次公開


●<映画作家ジャンヌ・モロー>
『リュミエール』(1976年フランス/102分)(本邦劇場初公開)
『思春期』(1979年フランス/94分))
『リリアン・ギッシュの肖像』(1983年フランス/59分)(本邦劇場初公開)
監督:ジャンヌ・モロー
新宿シネマカリテ/YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開

●二つの季節しかない村
監督/共同脚本:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン
共同脚本:アキン・アクシュ/エブル・ジェイラン  
出演:デニズ・ジェリオウル/メルヴェ・ディズダル/ムサブ・エキチ
2023年トルコ=フランス=ドイツ(198分)
原題:KURU OTLAR USTUNE(ABOUT DRY GRASSES)
配給:ビターズ・エンド
ヒューマントラストシネマ有楽町/新宿武蔵野館ほか全国順次公開

●悠優の君へ
監督/脚本:福原野乃花  
出演:水崎涼花/小谷慈
2024年日本(58分)
配給:ミカタ・エンタテインメント


●最後の乗客
監督/脚本:堀江貴  
出演:岩田華怜/冨家ノリマサ/長尾純子
2024年日本(55分)
配給:ギャガ
2024年10月5日(土)公開

 2024年10月5日(土)公開

●つぎとまります
監督:片岡れいこ
脚本:青木万央  
出演:秋田汐梨/三島ゆり子/梶浦梶子
2024年日本(70分)

 2024年10月4日(金)公開

●シビル・ウォー アメリカ最後の日
監督/脚本:アレックス・ガーランド  
出演:キルステン・ダンスト/ワグネル・モウラ/スティーヴン・マッキンリー・ヘンダーソン
2024年アメリカ(109分)
原題:
配給:ハピネットファントム・スタジオ
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開


●花嫁はどこへ?
監督:キラン・ラオ  
出演:ニターンシー・ゴーエル/プラティバー・ランター
2023年インド(124分)
原題:LAAPATAA LADIES(LOST LADIES)
配給:松竹
新宿ピカデリー/ヒューマントラストシネマ有楽町/シネ・リーブル池袋ほか全国公開


●ロール・ザ・ドラム!
監督:フランソワ=クリストフ・マルザール  
出演:ピエール・ミフスッド/パスカル・ドゥモロン/ザビーネ・ティモテオ
2019年スイス(90分)
原題:TAMBOUR BATTANT
配給:カルチュアルライフ
新宿シネマカリテ/アップリンク吉祥寺/菊川・ストレンジャー/シネマート心斎橋/アップリンク京都ほか全国順次公開


●HAPPYEND
監督/脚本:空音央  
出演:栗原颯人/日高由起刀/林裕太
2024年日本(113分)
配給:ビターズ・エンド
新宿ピカデリー/ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開


●ビバ・マエストロ!指揮者ドゥダメルの挑戦
(ドキュメンタリー)
監督:テッド・ブラウン  
出演:グスターボ・ドゥダメル
2022年アメリカ(99分)
原題:VIVA MAESTRO!
配給:ディスクユニオン


●アーネストに恋して
監督(シネマ版):デヴィッド・ホーン
出演:ヴァレリー・ヴィゴーダ/ウェイド・マッカラム
2017年アメリカ(88分)
原題:ERNEST SHACKLETON LOVES ME
配給:松竹
全国順次公開

●エストニアの聖なるカンフーマスター
監督/脚本:ライナル・サルネット  
出演:ウルセル・ティルク/エステル・クントゥ/カーレル・ポガ
2023年エストニア / フィンランド / ラトビア / ギリシャ / 日本(115分)
原題:NAHTAMATU VOITLUS(THE INVISIBLE FIGHT)
配給:フラッグ/鈴正



●悪魔と夜ふかし
監督:コリン・ケアンズ 他  
出演:デヴィッド・ダストマルチャン/ローラ・ゴードン/フェイザル・バジ
2023年オーストラリア
原題:LATE NIGHT WITH THE DEVIL
配給:ギャガ


●忘れない、パレスチナの子どもたちを
(ドキュメンタリー)
監督:モハメッド・サワフ/マイケル・ウィンターボトム
2022年イギリス(84分)
原題:ELEVEN DAYS IN MAY
配給:アップリンク
アップリンク吉祥寺/アップリンク京都ほか全国順次公開

 2024年9月27日(金)公開

●Cloud クラウド
監督/脚本:黒沢清  
出演:菅田将暉/古川琴音/奥平大兼
2024年日本
配給:東京テアトル/日活

©2024「Cloud」製作委員会



●憐れみの3章
監督:ヨルゴス・ランティモス  
出演:エマ・ストーン/ジェシー・プレモンス/ウィレム・デフォー/マーガレット・クアリー/ホン・チャウ/ママドゥ・アチェイ/ハンター・シェーファー
2024年イギリス=アメリカ(165分)
原題:KINDS OF KINDNESS
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開


●犯罪都市 PUNISHMENT
監督:ホ・ミョンヘン  
出演:マ・ドンソク/キム・ムヨル/イ・ドンフィ/パク・ジファン
2024年韓国
原題:THE ROUNDUP: PUNISHMENT
配給:ハピネットファントム・スタジオ


●SUPER HAPPY FOREVER
監督:五十嵐耕平  
出演:佐野弘樹/宮田佳典/山本奈衣瑠
2024年日本(94分)
配給:コピアポアフィルム
新宿武蔵野館ほか全国順次公開


●西湖畔(せいこはん)に生きる
監督:グー・シャオガン  
出演:ウー・レイ/ジアン・チンチン/チェン・ジエンビン
2023年中国(118分)
原題:草木人間(DWELLING BY THE WEST LAKE)
配給:ムヴィオラ/面白映画

●ビートルジュース ビートルジュース
監督:ティム・バートン  
出演:マイケル・キートン/ウィノナ・ライダー/キャサリン・オハラ
2024年アメリカ
原題:BEETLEJUICE BEETLEJUICE
配給:ワーナー・ブラザース映画

 2024年9月25日(水)公開

●Viva Niki タロット・ガーデンへの道(ドキュメンタリー)
監督/脚本/撮影:松本路子
出演:カミーユ・モリノー(グラン・パレのニキ回顧展キュレター)/ロジェ・ネレンス(ニキ作品コレクター)/マリナ・カレラ(アーティスト/ニキの友人)/上野千鶴子(社会学者・ウィメンズアクションネットワーク理事長)/ブルーム・カルデナス(ニキアート財団理事長・ニキの孫)
ナレーション:小泉今日子
2024年日本(76分)
配給:ミモザフィルムズ
9月25日(水)〜10月4日(金)東京都写真美術館ホールで公開[9/30(月)休館]

 2024年9月20日(金)公開

●ウルフズ
監督/脚本:ジョン・ワッツ  
出演:ブラッド・ピット/ジョージ・クルーニー/エイミー・ライアン
2024年アメリカ
原題:WOLFS
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント


●あの人が消えた
監督:水野格  
出演:高橋文哉/田中圭
2024年日本
配給:TOHO NEXT

©2024「あの人が消えた」製作委員会



●ぼくが生きてる、ふたつの世界
監督:呉美保  
出演:吉沢亮/忍足亜希子/今井彰人
2024年日本
配給:ギャガ


●パリのちいさなオーケストラ
監督/共同脚本:マリー=カスティーユ・マンシヨン=シャール
共同脚本:クララ・ブロー 
出演:ウーヤラ・アマムラ/リナ・エル・アラビ/ニエル・アレストリュプ
2022年フランス(114分)
原題:DIVERTIMENTO
配給:アット エンタテインメント
ヒューマントラストシネマ有楽町/新宿シネマカリテほか全国順次公開

© Easy Tiger / Estello Films / France 2 Cinéma


●本日公休
監督/脚本:フー・ティエンユー  
出演:ルー・シャオフェン/フー・モンボー/チェン・ボーリン
2023年台湾(106分)
原題:本日公休
配給:ザジフィルムズ=オリオフィルムズ
新宿武蔵野館/シネスイッチ銀座ほか全国順次公開

●画家ボナール ピエールとマルト
監督:マルタン・プロヴォ  
出演:セシル・ドゥ・フランス/ヴァンサン・マケーニュ/ステイシー・マーティン/アヌーク・グランベール/アンドレ・マルコン
2023年フランス(123分)
原題:BONNARD, PIERRE ET MARTHE
配給:オンリー・ハーツ
シネスイッチ銀座ほか全国順次公開

©2023-Les Films du Kiosque-France 3
Cinéma-Umedia-VolapukAppleTypeServices


●ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー
(ドキュメンタリー)
監督:ケヴィン・マクドナルド  
出演:ジョン・ガリアーノ
2023年イギリス(116分)
原題:HIGH & LOW - JOHN GALLIANO
配給:キノフィルムズ
新宿ピカデリー/ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開

© 2023 KGB Films JG Ltd



●SONG OF EARTH/ソング・オブ・アース(ドキュメンタリー)
監督:マルグレート・オリン
2023年ノルウェー
原題:FEDRELANDET(SONGS OF EARTH)
配給:トランスフォーマー


●トランスフォーマー/ONE
監督:ジョシュ・クーリー  
声の出演:クリス・ヘムズワース/ブライアン・タイリー・ヘンリー /スカーレット・ヨハンソン 
2024年アメリカ
原題:TRANSFORMERS ONE
東和ピクチャーズ
全国公開

 2024年9月14日(土)公開

●ヒューマン・ポジション
監督:アンデシュ・エンブレム  
出演:アマリエ・イプセン・イェンセン/マリア・アグウマロ/ラース・ハルヴォル・アンドレアセン
2022年ノルウェー(78分)
原題:A HUMAN POSITION
配給:クレプスキュール フィルム
渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

© Vesterhavet 2022



●たとえ嵐が来ないとしても
監督:カルロ・フランシスコ・マナタッド  
出演:ダニエル・パディーヤ/ランス・リフォル/チャロ・サントス
2021年フィリピン(104分)
原題:KUN MAUPAY MAN IT
PANAHON(WHETHER THE WEATHER IS FINE)
配給:Foggy


●TODOKU YO-NA
監督:川原康臣
脚本:上原三由樹
出演:廣田朋菜/大河原恵/礒部泰宏
2024年日本(58分)
配給:MayFly
池袋シネマ・ロサほか公開

 2024年9月13日(金)公開

●シサム
監督:中尾浩之
脚本:尾崎将也  
出演:寛一郎/三浦貴大/和田正人
2024年日本
配給:NAKACHIKA PICTURES


●スオミの話をしよう
監督/脚本:三谷幸喜
出演:長澤まさみ/西島秀俊/松坂桃李/遠藤憲一/小林隆/坂東彌十郎
2024年日本
配給:東宝

●ジガルタンダ・ダブルX
監督:カールティク・スッバラージ  
出演:ラーガヴァー・ローレンス/S・J・スーリヤー/ニミシャ・サジャヤン
2023年インド
原題:JIGARTHANDA DOUBLE X
配給:SPACEBOX


●アビゲイル
監督:マット・ベティネッリ=オルピン/タイラー・ジレット
出演:メリッサ・バレラ/ダン・スティーヴンス/キャスリン・ニュートン
2024年アメリカ
原題:ABIGAIL
配給:東宝東和


●ザ・ブレイキン
監督:ダニア・パスクィーニ/マックス・ギーワ
脚本:サリー・コレット  
出演:カラム・シン/ケルヴィン・クラーク/ハナ・ジョン=カーメン
2023年イギリス(102分)
原題:BREAKING POINT
配給:松竹


●ヒットマン
監督:リチャード・リンクレイター  
出演:グレン・パウエル/アドリア・アルホナ/オースティン・アメリオ
2023年アメリカ(115分)
原題:HIT MAN
配給:KADOKAWA


●ぼくのお日さま
監督/脚本:奥山大史
出演:越山敬達/中西希亜良/山田真歩/潤浩/若葉竜也/池松壮亮
2024年日本
配給:東京テアトル

 2024年9月6日(金)公開

●チャイコフスキーの妻
監督/脚本:キリル・セレブレンニコフ
出演:アリョーナ・ミハイロワ/オーディン・ランド・ビロン
2022年ロシア=フランス(143分)
原題:TCHAIKOVSKY'S WIFE
配給:ミモザフィルムズ
新宿武蔵野館/シネスイッチ銀座/アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開

●ナミビアの砂漠
監督/脚本:山中瑶子  
出演:河合優実/金子大地/寛一郎
2024年日本(137分)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会



●メリーおばさんのひつじ
監督:ジェイソン・アーバー  
出演:メイ・ケリー/クリスティーン・アン・ナイランド/ガストン・アレクサンダー
2023年イギリス(80分)
原題:MARY HAD A LITTLE LAMB
配給:アルバトロス・フィルム


●石がある
監督:太田達成  
出演:小川あん/加納土
2024年日本(104分)
配給:inasato


●憑依
監督:キム・ソンシク  
出演:カン・ドンウォン/ホ・ジュノ/イ・ソム
2023年韓国(98分)
原題:DR. CHEON AND THE LOST TALISMAN
配給:ツイン


●ラストホール
監督/出演:秋葉美希  
出演:田中爽一郎/川瀬陽太
2024年日本(71分)
配給:
テアトル新宿で公開

 2024年8月31日(土)公開

●パドレ・プロジェクト/父の影を追って
監督:武内剛
2024年日本(80分)
配給:ミカタ・エンタテイメント

 2024年8月30日(金)公開

●ボストン1947
監督/脚本:カン・ジェギュ  
出演:ハ・ジョンウ/イム・シワン/ペ・ソンウ
2023年韓国(108分)
原題:ROAD TO BOSTON(1947 BOSTON)
配給:ショウゲート
新宿武蔵野館/ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開


●きみの色(アニメ)
監督:山田尚子
脚本:吉田玲子
声の出演:鈴川紗由/髙石あかり/木戸大聖
2024年日本
配給:東宝
全国公開


●愛に乱暴
監督/共同脚本:森ガキ侑大
共同脚本:山崎佐保子/鈴木史子 
原作:吉田修一  音楽:岩代太郎
出演:江口のりこ/小泉孝太郎/馬場ふみか/風吹ジュン
2024年日本(105分)
配給:東京テアトル
全国公開


●香港、裏切られた約束(ドキュメンタリー)
監督:トウィンクル・ンアン
2024年香港(116分)
原題:LOVE IN THE TIME OF REVOLUTION
配給:アップリンク
アップリンク吉祥寺ほか順次公開

●エスパ:マイ・ファースト・ページ
監督:キム・ジソン/チョ・ヒョンジョン
出演:aespa
2024年韓国(110分)
原題: aespa: MY First page
配給:日活/KDDI
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

●エルダリー/覚醒
監督/共同脚本:ラウル・セレソ/フェルナンド・ゴンサレス・ゴメス
共同脚本:ハビエル・トリガレス
出演:ソリオン・エギレオル/グスタボ・サルメロン/パウラ・ガジェゴ
2022年スペイン(96分)
原題:VIEJOS(THE ELDERLY)
配給:エクストリーム

 2024年8月23日(金)公開

●至福のレストラン/三つ星トロワグロ
(ドキュメンタリー)
監督:フレデリック・ワイズマン
出演:ミッシエル・トロワグロ/セザール・トロワグロ/レオ・トロワグロ/マリー=ピエール・トロワグロ
2023年アメリカ(240分)
原題:MENUS-PLAISIRS - LES TROISGROS
配給:セテラ・インターナショナル
Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下/シネスイッチ銀座ほか全国順次公開

© 2023 3 Star LLC. All rights reserved.


●エターナルメモリー(ドキュメンタリー)
監督:マイテ・アルベルディ
2023年チリ=アメリカ(85分)
原題:LA MEMORIA INFINITA(THE ETERNAL MEMORY)
配給:シンカ
新宿武蔵野館/シネスイッチ銀座/YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開


●箱男The Box Man 
監督/共同脚本:石井岳龍  
共同脚本:いながききよたか
出演:永瀬正敏/浅野忠信/白本彩奈
2024年日本(120分)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
全国公開


●ポライト・ソサエティ
監督・脚本:二だ・マンズール
出演:プリヤ・カンサラ/リトゥ・アリヤ
2023年イギリス(104分)
原題:POLITE SOCIETY
配給:トランスフォーマー
新宿ピカデリー/グランドシネマサンシャイン池袋/ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開


●サユリ
監督:白石晃士  
原作:押切蓮介「サユリ完全版」(幻冬舎コミックス)
出演:南出凌嘉
2024年日本(108分)
配給:ショウゲート


●壁越しの彼女
監督:イ・ウチョル  
出演:イ・ジフン/ハン・スンヨン/コ・ギュピル
2023年韓国(112分)
原題:MY WORST NEIGHBOR
配給:クロックワークス

●恋を知らない僕たちは
監督:酒井麻衣  
出演:大西流星/窪塚愛流/齊藤なぎさ
2024年日本
配給:松竹


●アニエスv.によるジェーンb.(リバイバル)
監督:アニエス・ヴァルダ  
出演:ジェーン・バーキン/アニエス・ヴァルダ/フィリップ・レオタール
1987年フランス
原題:JANE B. PAR AGNES V.
配給:リアリーライクフィルムズ

●アクション・ミュタンテ 4K
監督:アレックス・デ・ラ・イグレシア  
出演:アントニオ・レシネス/フェルナンド・ギーエン/フレデリケ・フェデール
1993年スペイン(95分)
原題:ACCION MUTANTE
配給:フリークスムービー


 2024年8月17日(土)公開

●侍タイムスリッパ―
監督/脚本:安田淳一
出演:山口木也/冨塚ノリマサ/沙倉ゆうの
2024年日本
配給:未来映画社
池袋シネマ・ロサで公開

 2024年8月16日(金)公開

●フォールガイ
監督:デヴィッド・リーチ  
出演:ライアン・ゴズリング/エミリー・ブラント/アーロン・テイラー=ジョンソン
2024年アメリカ
原題:THE FALL GUY
配給:東宝東和
全国公開


●助産師たちの夜が明ける
監督/共同脚本:レア・フェネール
共同脚本:カトリーヌ・パイエ 
出演:カディジャ・クヤテ/エロイーズ・ジャンジョー/ ミリエム・アケディウ
2023年フランス(100分)
原題:SAGES-FEMMES(MIDWIVES)
配給:パンドラ
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開


●ニューノーマル
監督/脚本:チョン・ボムシク  
出演:チェ・ジウ/イ・ユミ/チェ・ミンホ
2023年韓国(113分)
原題:NEW NORMAL
配給:AMG エンタテインメント
新宿ピカデリーほか全国公開


●美食家ダリのレストラン
監督:ダビド・プジョル  
出演:ジョゼ・ガルシア/ポル・ロペス/イバン・マサゲ
2023年スペイン(115分)
原題:ESPERANDO A DALÍ(WAITING FOR DALI)
配給:ファインフィルムズ=コムストック・グループ
新宿武蔵野館/シネスイッチ銀座/シネ・リーブル池袋ほか全国公開

© ESPERANDO A DALI A.I.E. 2022

●ぼくの家族と祖国の戦争
監督:アンダース・ウォルター  
出演:ピルー・アスベック/ラッセ・ピーター・ラーセン/カトリーヌ・グライス=ローゼンタール
2023年デンマーク(101分)
原題:NAR BEFRIELSEN KOMMER(BEFORE IT ENDS)
配給:スターキャット
ヒューマントラストシネマ有楽町/新宿武蔵野館/YEBISU GARDEN CINEMAほか

© 2023 NORDISK FILM PRODUCTION A/S


●ねこのガーフィ―ルド(アニメ)
監督:マーク・ディンダル  
声の出演:クリス・プラット/サミュエル・L・ジャクソン/ハンナ・ワディンガム
2024年アメリカ(101分)
原題:THE GARFIELD MOVIE
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント


●エア・ロック 海底緊急避難所
監督:クラウディオ・ファエ  
出演:コルム・ミーニイ/フィリス・ローガン/ソフィ・マッキントッシュ
2024年アメリカ(91分)
原題:NO WAY UP
配給:ギャガ


●チルドレン・オブ・ザ・コーン
監督:フリッツ・カーシュ  
脚本:ジョージ・ゴールドスミス
原作:スティーヴン・キング
出演:ピーター・ホートン/リンダ・ハミルトン/R・G・アームストロング
1984年アメリカ(93分)
原題:CHILDREN OF THE CORN
配給:フリークスムービー

 2024年8月10日(土)公開

●デビルクイーン
監督/脚本:アントニオ・カルロス・ダ・フォントウラ  出演:ミウトン・ゴンサウヴェス/オデッチ・ララ/ステパン・ネルセシアン
1974年ブラジル(100分)
原題:A RAINHA DIABA(THE DEVIL QUEEN)
配給:ALFAZBET

 2024年8月9日(金)公開

●夜の外側 イタリアを震撼させた55日間
監督/共同脚本/共同原案:マルコ・ベロッキオ  
出演:ファブリツィオ・ジフーニ/マルゲリータ・ブイ/トニ・セルヴィッロ
2022年イタリア(340分)
原題:ESTERNO NOTTE(EXTERIOR, NIGHT)
配給:ザジフィルムズ
Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国順次公開

©2022 The Apartment – Kavac Film –
Arte France. All Rights Reserved.


●夏の終わりに願うこと
監督/脚本:リラ・アビレス
出演:ナイーマ・センティーエス/モントセラート・マラニョン/マリソル・ガセ
2023年メキシコ=デンマーク=フランス(95分)
原題:TOTEM
配給:ビターズ・エンド
ヒューマントラストシネマ有楽町/新宿武蔵野館ほか全国順次公開


●#スージー・サーチ
監督:ソフィー・カーグマン  
出演:カーシー・クレモンズ/アレックス・ウルフ/ジム・ガフィガン
2022年アメリカ=イギリス(105分)
原題:SUSIE SEARCHES
配給:SUNDAE
新宿シネマカリテ/ヒューマントラストシネマ渋谷/池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開


●ボレロ 永遠の旋律
監督:アンヌ・フォンテーヌ  
出演:ラファエル・ペルソナ/ドリヤ・ティリエ/ジャンヌ・バリバール/ヴァンサン・ペレーズ/エマニュエル・ドゥヴォス
2023年フランス(121分)
原題:BOLERO
配給:ギャガ
日比谷・TOHOシネマズシャンテほか全国順次公開

 2024年8月3日(土)公開

●Mommy/マミー(ドキュメンタリー)
監督・二村真弘
2024年日本(119分)
配給:東風
渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開

 2024年8月2日(金)公開

●赤羽骨子のボディガード
監督:石川淳一
原作:丹月正光「赤羽骨子のボディガード」
(講談社「週刊少年マガジン」)
脚本:八津弘幸
出演:ラウール
2024年日本
配給:松竹


●風が吹くとき(アニメ/吹き替え版リバイバル)
監督:ジミー・T・ムラカミ
日本語版監修:大島渚
原作/脚本:レイモンド・ブリッグズ
音楽:ロジャー・ウォーターズ
主題歌:デヴィッド・ボウイ
「When The Wind Blows」
声の出演(日本語吹替版):森繁久彌/加藤治子
1986年イギリス(85分)
原題:WHEN THE WIND BLOWS
配給:チャイルド・フィルム


●コンセント/同意
監督/脚本:ヴァネッサ・フィロ
原作:ヴァネッサ・スプリンゴラ
出演:キム・イジュラン/ジャン=ポール・ルーヴ/レティシア・カスタ
2023年フランス=ベルギー(118分)
原題:LE CONSENTEMENT(CONSENT)
配給:クロックワークス
シネマート新宿ほか全国公開


●幻の光(リバイバル)
監督:是枝裕和  
出演:江角マキコ/内藤剛志/浅野忠信
1995年日本(110分)
配給:テレビマンユニオン 配給協力:プレイタイム
Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下で限定上映
*収益から諸経費を除いた全額を輪島市に届けます


 2024年7月26日(金)公開

●ロイヤル・ホテル
監督/共同脚本:キティ・グリーン
共同脚本:オスカー・レディング
出演:ジュリア・ガーナー/ジェシカ・ヘンウィック/ヒューゴ・ウィーヴィング
2023年オーストラリア(91分)
原題:THE ROYAL HOTEL
配給:アンプラグド
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開


●流麻溝十五号
監督:ゼロ・チョウ  
出演:ユー・ペイチェン/リエン・ユーハン/シュー・リーウェン
2022年台湾
原題:流麻溝十五號
配給:太秦


●幸せのイタリアーノ
監督:リッカルド・ミラーニ
脚本:フランク・デュボスク  
出演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ/ミリアム・レオーネ/ピエトロ・セルモンティ/ヴァネッサ・スカレーラ/ピラール・フォリアティ/アンドレア・ペンナッキ
2022年イタリア(113分)
原題:CORRO DA TE(I RUN TO YOU)
配給:オンリー・ハーツ


●時々、私は考える
監督:レイチェル・ランバート  
出演:デイジー・リドリー/デイヴ・メルヘジ/パーヴェシュ・チーナ
2023年アメリカ
原題:SOMETIMES I THINK ABOUT DYING
配給:樂舍
新宿シネマカリテほか全国順次公開

©2023 HTBH, LLC ALL RIGHTS RESERVED.


●カミノフデ ~怪獣たちのいる島~
総監督:村瀬継蔵  
出演:鈴木梨央/楢原嵩琉/町田政則
2024年日本
配給:ユナイテッドエンタテインメント


●めくらやなぎと眠る女(アニメ)
監督:ピエール・フォルデス  
声の出演:ライアン・ボンマリート/ショシャーナ・ワイルダー/マルセロ・アロヨ
日本語版声の出演:磯村勇斗/玄理/塚本晋也/古舘寛治/木竜麻生/川島鈴遥/梅谷祐成/岩瀬亮
/内田慈/戸井勝海/平田満/柄本明
2022年フランス=ルクセンブルク=カナダ=オランダ
(109分)
原題:SAULES AVEUGLES, FEMME ENDORMIE(BLIND WILLOW, SLEEPING WOMAN)
配給:ユーロスペース/インターフィルム/ニューディアー/レブロエンタテインメント
渋谷・ユーロスペースほか全国公開

© 2022 Cinéma Defacto – Miyu Prodcutions
– Doghouse Films – 9402-9238 Québec
inc. (micro_scope – Prodcutions
l’unité centrale) – An Origianl Pictures –
Studio Ma – Arte France Cinéma –
Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma


●お隣さんはヒトラー?
監督/共同脚本:レオン・プルドフスキ
共同脚本:ドミトリー・マリンスキー
出演:デヴィッド・ヘイマン/ ウド・キア/オリヴィア・シルハヴィ
2022年イスラエル=ポーランド(96分)
原題:MY NEIGHBOR ADOLF
配給:STAR CHANNEL MOVIES
新宿ピカデリー/シネスイッチ銀座ほか全国公開




●このろくでもない世界で
監督/脚本:キム・チャンフン  
出演:ホン・サビン/ソン・ジュンギ/ビビ
2023年韓国(123分)
原題:HOPELESS
配給:ハピネットファントム・スタジオ
日比谷・TOHOシネマズシャンテほか全国公開


●劇場版モノノ怪 唐傘(アニメ)
監督:中村健治  
声の出演:神谷浩史/黒沢ともよ/悠木碧
2024年日本
配給:ツインエンジン/ギグリーボックス

●もしも徳川家康が総理大臣になったら
監督:武内英樹  
出演:浜辺美波/赤楚衛二/GACKT
2024年日本
配給:東宝




●帰って来たドラゴン
監督:ウー・シーユエン
出演:ブルース・リャン/倉田保昭/マン・ホイ/ウォン・ワンシー/ディーン・セキ
配給・エデン
新宿武蔵野館ほか全国順次公開

 2024年7月19日(金)公開

●フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
監督:グレッグ・バーランティ
出演:スカーレット・ヨハンソン/チャニング・テイタム/ウディ・ハレルソン
2024年アメリカ
原題:FLY ME TO THE MOON
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
全国公開

●墓泥棒と失われた女神
監督/脚本:アリーチェ・ロルヴァケル
出演:ジョシュ・オコナー/イザベラ・ロッセリーニ/アルバ・ロルヴァケル/カロル・ドゥアルテ/ヴィンチェンツォ・ネモラート
2023年イタリア=フランス=スイス
原題:LA CHIMERA
配給:ビターズ・エンド

© 2023 tempesta srl, Ad Vitam
Production, Amka Films Productions,
Arte France Cinéma



●怪談晩餐
監督:アン・サンフン/ユン・ウンギョン/キム・ヨンギュン/イム・デウン/チェ・ヨジュン
出演:チャン・スンヨン/ オ・スンヒ/チャン・イェウン
2023年韓国(118分)
原題:TASTES OF HORROR
配給:アルバトロス・フィルム


●HOW TO HAVE SEX
監督/脚本:モリー・マニング・ウォーカー  
出演:ミア・マッケンナ=ブルース/ララ・ピーク/サミュエル・ボトムリー/
ショーン・トーマス/エンヴァ・ルイス/ラウラ・アンブラー
2023年ギリシャ(91分)
原題:HOW TO HAVE SEX
配給:カルチュア・パブリッシャーズ


●化け猫あんずちゃん(アニメ)
監督:久野遥子/山下敦弘
脚本:いまおかしんじ
原作:いましろたかし「化け猫あんずちゃん」(講談社 KC デラックス )
出演:(声と動き):森山未來/五藤希愛
2024年日本
配給:TOHO NEXT
© いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会


●怨泊 ONPAKU
監督/脚本:藤井秀剛  
出演:ジョシー・ホー/ローレンス・チョウ/高橋和也
2023年香港(99分)
原題:怨泊
配給:フリーマン・オフィス
新宿武蔵野館ほか全国順次公開


●逃走中 THE MOVIE
監督:西浦正記  
出演:川西拓実/中島颯太/木全翔也
2024年日本
配給:東映



 2024年7月12日(金)公開

●エンドレス・サマー(デジタルリマスター)
監督/撮影:ブルース・ブラウン
出演:マイク・ヒンソン/ロバート・オーガスト
1966年-2024年アメリカ(95分)
原題:THE ENDLESS SUMMER


●ある一生
監督:ハンス・シュタインビッヒラー
脚本:ウルリッヒ・リマー
原作:ローベルト・ゼーターラー「ある一生」
(新潮クレスト・ブックス)
出演:シュテファン・ゴルスキー/アウグスト・ツィルナー/アンドレアス・ルスト/ユリア・フランツ・リヒター
2023年ドイツ=オーストリア(115分)
原題:EIN GANZES LEBEN(A WHOLE LIFE)
配給:アット エンタテインメント
新宿武蔵野館ほか全国順次公開

©2023 EPO Film Wien/ TOBIS
Filmproduktion München

●メイ・ディセンバーゆれる真実
監督:トッド・ヘインズ
脚本:サミー・バーチ
出演:ナタリー・ポートマン/ジュリアン・ムーア/チャールズ・メルトン
2023年アメリカ
原題:MAY DECEMBER
配給:ハピネットファントム・スタジオ
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開



●クレオの夏休み
監督/脚本:マリー・アマシュケリ
出演:ルイーズ・モーロワ=パンザニ/イルサ・モレノ・ゼーゴ
2023年フランス(83分)
原題:AMA GLORIA
配給:トランスフォーマー
ヒューマントラストシネマ有楽町/Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国公開

●密輸1970
監督:リュ・スンワン
出演:キム・ヘス/ヨム・ジョンア
チョ・インソン/パク・ジョンミン/キム・ジョンス/コ・ミンシ
2023年韓国(129分)
英題:SMUGGLERS
配給:KADOKAWA
新宿ピカデリーほか全国公開


●お母さんが一緒
監督:橋口亮輔  
出演:江口のりこ/ 内田慈/古川琴音/青山フォール勝ち
2024年日本
配給:クロックワークス




●キングダム 大将軍の帰還
監督:佐藤信介  
出演:山﨑賢人/吉沢亮/橋本環奈/清野菜名/玉木宏/佐藤浩市/小栗旬
/吉川晃司/大沢たかお
2024年日本
配給:東宝


 2024年7月6日(土)公開

●アイ・アム・ア・コメディアン
監督:日向史有
出演:村本大輔/中川パラダイス
2024年日本(108分)
配給:SPACE SHOWER FILMS
渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開


●リッチランド(ドキュメンタリー)
監督:アイリーン・ラスティグ
2023年アメリカ
原題:RICHLAND
配給:ノンデライコ




●方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~
(ドキュメンタリー)
監督:佐井大紀
2024年日本
配給:KICCORIT



 2024年7月5日(金)公開

●先生の白い嘘
監督:三木康一郎
脚本:安達奈緒子
原作:鳥飼茜
「先生の白い嘘」(講談社『月刊モーニング・ツー』)
出演:奈緒/猪狩蒼弥/三吉彩花/田辺桃子/井上想良/小林涼子/森レイ子/吉田宗洋/板谷由夏/ベンガル/風間俊介
配給:松竹ODS事業室

●フェラーリ
監督:マイケル・マン
脚本:トロイ・ケネディ・マーティン
原作:ブロック・イエーツ「エンツォ・フェラーリ 跳ね馬の肖像」(集英社文庫)
出演:アダム・ドライヴァー/ペネロペ・クルス/シェイリーン・ウッドリー/パトリック・デンプシー
2023年アメリカ(132分)
原題:FERRARI
配給:キノフィルムズ
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開




●ブリーディング・ラブ はじまりの旅
監督:エマ・ウェステンバーグ
出演:クララ・マクレガー/ユアン・マクレガー
2023年アメリカ(102分)
原題:BLEEDING LOVE
配給:ロングライド


●潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断
監督/共同脚本:エドアルド・デ・アンジェリス
共同脚本:サンドロ・ヴェロネージ
出演:ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ/マッシミリアーノ・ロッシ/ヨハン・ヘルデンベルグ/パオロ・ボナチェッリ/シルヴィア・ダミーコ
2023年イタリア=ベルギー
原題:COMANDANTE
配給:彩プロ


●THE MOON
監督/脚本:キム・ヨンファ
出演:ソル・ギョング/ド・ギョンス/キム・ヒエ/パク・ビョンウン
2023年韓国(129分)
原題:THE MOON
配給:クロックワークス


●Shirley シャーリイ
監督:ジョゼフィン・デッカー  
出演:エリザベス・モス/マイケル・スタールバーグ/オデッサ・ヤング/ローガン・ラーマン
2020年アメリカ
原題:SHIRLEY
配給:サンリスフィルム


●サラ―ル
監督/脚本:プラシャーント・ニール
出演:プラバース/ブリトヴィラージ・スクマーラン/シュルティ・ハーサン/ジャガパティ・バーブ
2023年インド(174分)  原題:SALLAR
配給:ツイン
全国公開

 2024年7月2日(火)公開

●じょっぱり 看護の人 花田ミキ
監督/脚本:五十嵐匠  
出演:木野花/王林/伊勢佳世
2024年日本

 2024年6月29日(土)公開

●プロミスト・ランド
監督/脚本:飯島将史
原作:飯嶋和一 「プロミスト・ランド」(小学館文庫「汝ふたたび故郷へ帰れず」収載)
出演:杉田雷麟/寛一郎
2024年日本(89分)
配給:マジックアワー/リトルモア
渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開

●幽霊はわがままな夢を見る
監督/脚本:グ・スーヨン
出演:深町友里恵/加藤雅也/大後寿々花/西尾聖玄/山崎静代/佐野史郎
2024年日本
配給:cinepos

 2024年6月28日(金)公開

●言えない秘密
監督:河合勇人
脚本:松田沙也
出演:京本大我/古川琴音/横田真悠/三浦りょう太/坂口涼太郎/皆川猿時/西田尚美/尾美としのり
2024年日本
配給:ギャガ

●ふたごのユーとミー 忘れられない夏
監督:ワンウェーウ・ホンウィワット/ウェーウワン・ホンウィワット
出演:ティティヤー・ジラポーンシン/アンソニー・ブイサレート
2023年タイ(122分)
原題:YOU & ME & ME
配給:リアリーライクフィルムズ


●チャーリー
監督:キランラージ・K
出演:ラクシット・シェッティ/サンギータ・シュリンゲーリ/ボビー・シンハー
2022年インド(164分)
原題:777 CHARLIE
配給:インターフィルム


●WALK UP
監督/脚本/撮影/音楽:ホン・サンス
出演:クォン・ヘヒョ/イ・ヘヨン/ソン・ソンミ/チョ・ユニ/パク・ミソ/シン・ソクホ
2022年韓国
英題:WALK UP
配給:ミモザフィルム

© 2022 JEONWONSA FILM CO.
ALL RIGHTS RESERVED.


●<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選 GRAND FINALE>


 2024年6月22日(土)公開

●わたしの物語
監督/出演:エラ・グレンディニング
2023年イギリス(87分)
原題:IS THERE ANYBODY OUT THERE?
配給:パンドラ
新宿K's cinemaで公開


●初めての女
監督:小平哲兵  
出演:高橋雄祐/芋生悠/三輪晴香
2024年日本(113分)
配給:TRYDENT PICTURES

 2024年6月21日(金)公開

●アンゼルム “傷ついた世界”の芸術家
(ドキュメンタリー)
監督:ヴィム・ヴェンダース
製作総指揮:ジェレミー・トーマス
出演:アンゼルム・キーファー/ダニエル・キーファー/アントン・ヴェンダース
2023年ドイツ(93分)
原題:ANSELM - DAS RAUSCHEN
DER ZEIT(ANSELM)
配給:アンプラグド

© 2023, Road Movies, All rights reserved.


●フィリップ
監督:ミハウ・クフィェチンスキ
原作:レオポルド・ティルマンド
出演:エリック・クルム/ヴィクトール・ムーテレ/カロリーネ・ハルティヒ/ゾーイ・シュトラウプ
2022年ポーランド(124分)
原題:FILIP
配給:彩プロ
新宿武蔵野館/シネスイッチ銀座/アップリンク吉祥寺ほか全国公開

©TELEWIZJA POLSKA S.A. AKSON STUDIO SP.


●朽ちないサクラ
監督:原廣利
脚本:我人祥太/山田能龍
原作:柚月裕子「朽ちないサクラ」(徳間文庫)
出演:杉咲花/萩原利久/豊原功補/安田顕
2024年日本(119分)
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

●ONE LIFE 奇跡が繋いだ6000の命
監督:ジェームズ・ホーズ
脚本:ルシンダ・コクソン/ニック・ドレイク
出演アンソニー・ホプキンス/ジョニー・フリン/レナ・オリン/ロモーラ・ガライ/アレックス・シャープ/マルト・ケラー/ジョナサン・プライス/ヘレナ・ボナム=カーター
2023年イギリス
原題:ONE LIFE
配給:キノフィルムズ

●バッドボーイズ RIDE OR DIE
監督:アディル・エル・アルビ/ビラル・ファラー
脚本:クリス・ブレムナー
出演:ウィル・スミス/マーティン・ローレンス/ヴァネッサ・ハジェンズ・アレクサンダー・ルドウィグ/パオラ・ヌニェス/ティファニー・ハディッシュ/ジョー・パントリアーノ
2024年アメリカ
原題:BAD BOYS: RIDE OR DIE
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
全国公開

●九十歳。何がめでたい
監督:前田哲
脚本:大島里美
原作:佐藤愛子「九十歳。何がめでたい」「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」(小学館)
出演:草笛光子/唐沢寿明/藤間爽子/木村多江/真矢ミキ
2024年日本
配給:松竹

©2024映画「九十歳。何がめでたい」製作委員会 ©佐藤愛子/小学館

●ホールドオーバーズ置いてけぼりのホリディ
監督:アレクサンダー・ペイン
脚本:デヴィッド・ヘミングソン
出演:ポール・ジアマッティ/ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ/ドミニク・セッサ
2023年アメリカ(133分)
原題:THE HOLDOVERS
配給:ビターズ・エンド/ユニバーサル映画
日比谷・TOHOシネマズシャンテほか全国公開


●映画 おいハンサム!!
監督/脚本:山口雅俊
原作:伊藤理佐「おいピータン‼」「おいおいピータン‼(講談社「Kiss」連載)
出演:吉田鋼太郎/木南晴夏/佐久間由衣/武田玲奈/MEGUMI/宮世琉弥/野村周平/内藤秀一郎/須藤蓮/浅川梨奈/光宗薫/藤原竜也/六角精児/松下由樹/藤田朋子/ふせえり/中尾明慶/野波麻帆/太田莉菜/浜野謙太
2024年日本
配給:東宝

©2024映画「おいハンサム!!」製作委員会


●ザ・ウォッチャーズ
監督/脚本:イシャナ・ナイト・シャマラン  
出演:ダコタ・ファニング/ジョージナ・キャンベル/オルウェン・フエレ
2024年アメリカ
原題:THE WATCHERS
配給:ワーナー・ブラザース映画


●新・三茶のポルターガイスト(ドキュメンタリー)
監督:豊島圭介  
出演:角由紀子/横澤丈二
ナレーション:東出昌大
2024年日本(88分)
配給:エクストリーム

 2024年6月15日(土)公開

●ラウダー・ザン・ユー・シンク ギャリー・ヤングとペイヴメントの物語
監督/共同脚本:ジェド・I・ローゼンバーグ
共同脚本:グレッグ・キング
出演:ギャリー・ヤング/スティーブン・マルクマス/スコット・カンバーグ/ボブ・ナスタノビッチ/
マーク・イボルド/ジェリ・バーンスタイン/ケリー・フォーレイ
2023年アメリカ(90分)
原題:LOUDER THAN YOU THINK
配給:ダゲレオ出版
渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開




●骨を掘る男(ドキュメンタリー)
監督/撮影:奥間勝也
2024年日本(115分)
配給:東風

 2024年6月14日(金)公開

●オールド・フォックス 11歳の選択
監督:シャオ・ヤーチュエン
製作ホウ・シャオシェン/リン・イーシン/小坂史子
出演:バイ・ルンイン/リウ・グァンティン/アキオ・チェン/ユージェニー・リウ/門脇麦
2023年台湾=日本(112分)
原題:老狐狸(OLD FOX)
配給:東映ビデオ

●蛇の道(セルフリメイク作品)
監督/脚本:黒沢清
出演:柴咲コウ/ダミアン・ボナール
2024年フランス=日本=ベルギー=ルクセンブルク
配給:KADOKAWA
全国公開

●ディア・ファミリー
監督:月川翔
脚本:林民夫
原作:清武英利「アトムの心臓『ディア・ファミリー』22年間の記録」(文春文庫)
出演:大泉洋/菅野美穂/福本莉子/新井美羽/上杉柊平/徳永えり/満島真之介/戸田菜穂/川栄李奈/有村架純/松村北斗/光石研
2024年日本
配給:東宝
©2024「ディア・ファミリー」製作委員会

 2024年6月7日(金)公開

●あんのこと
監督/脚本:入江悠
出演:河合優実/佐藤二朗/稲垣吾郎/河井青葉/広岡由里子/早見あかり
2024年日本(114分)
配給:キノフィルムズ
新宿武蔵野館/丸の内TOEI/池袋シネマ・ロサほか全国公開

●ドライブアウェイ・ドールズ
監督/共同脚本:イーサン・コーエン
共同脚本:トリシア・クック
出演:マーガレット・クアリー/ジェラルディン・ヴィスワナサン/ビーニー・フェルドスタイン/コールマン・ドミンゴ/ペドロ・パスカル
/ビル・キャンプ/マット・デイモン/マイリー・サイラス
2023年アメリカ(85分)
原題:DRIVE-AWAY DOLLS
配給:パルコ/ユニバーサル映画
日比谷TOHOシネマズシャンテほか全国公開


●かくしごと
監督/脚本:関根光才
出演:杏/中須翔真/佐津川愛美/酒向芳/木竜麻生/和田聰宏/丸山智己/河井青葉/安藤政信/奥田瑛二
2024年日本(128分)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
TOHOシネマズ日比谷/テアトル新宿ほか全国公開


●男女残酷物語/サソリ決戦
監督/共同脚本:ピエロ・シヴァザッパ
共同脚本:パオロ・レヴィ/ジュゼッペ・ザッカリエーロ
出演:フィリップ・ルロワ/ダグマー・ラッサンダー/ロレンツァ・グェッリエリ
1969年イタリア
原題:FEMINA RIDENS
(THE FRIGHTENED WOMAN)
配給:アンプラグド


●ハロルド・フライのまさかの旅立ち
監督:ヘティ・マクドナルド
脚本:レイチェル・ジョイス
原作:レイチェル・ジョイス
「ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅」(講談社文庫)
出演:ジム・ブロードベント/ペネロープ・ウィルトン
2022年イギリス(108分)
原題:THE UNLIKELY PILGRIMAGE OF
HAROLD FRY
配給:松竹
新宿ピカデリー/ヒューマントラストシネマ有楽町/シネ・リーブル池袋ほか全国公開
©Pilgrimage Films Limited and The British
Film Institute 2022


●罪深き少年たち
監督:チョン・ジヨン
脚本:チョン・サンヒョプ
出演:ソル・ギョング/ユ・ジュンサン/チン・ギョン/ホ・ソンテ/ヨム・ヘラン
2022年韓国
英題:THE BOYS
配給:クロックワークス


●違国日記
監督/脚本:瀬田なつき
原作:ヤマシタトモコ「違国日記」(祥伝社 FEEL COMICS)
出演:新垣結衣/早瀬憩/夏帆/小宮山莉渚/中村優子/伊礼姫奈/滝澤エリカ/染谷将太/銀粉蝶/瀬戸康史
2024年日本
配給:東京テアトル/ショウゲート


●プリンス ビューティフル・ストレンジ(ドキュメンタリー)
監督:ダニエル・ドール/エリック・ウィーガンド
出演:プリンス(アーカイヴ映像)
2021年カナダ(68分)
原題:MR NELSON ON THE NORTH SIDE
配給:アルバトロス・フィルム

 2024年6月1日(土)公開

<VIVA SAURA>
●情熱の王国
監督:カルロス・サウラ
撮影:ヴィットリオ・ストラーロ
2021年スペイン(95分)
配給:Action Inc(比嘉世津子)
●壁は語る
監督:カルロス・サウラ
2022年スペイン(75分)
配給:Action Inc(比嘉世津子)
渋谷・ユーロスペースで追悼公開

 2024年5月31日(金)公開

●お終活 再春!人生ラプソディ
監督/脚本:香月秀之
音楽:MOKU
出演:高畑淳子/剛力彩芽/松下由樹/水野勝/凰稀かなめ/西村まさ彦/石橋蓮司/長塚京三/橋爪功
2024年日本
配給:イオンエンターテインメント

●邪魚隊/ジャッコタイ(ミュージカル時代劇)
監督:兼崎涼介
脚本:小西麻友
音楽:和田俊輔
出演:佐藤流司/阿久津仁愛/橋本祥平/小柳心/廣瀬智紀/高田夏帆/姜暢雄/輝馬/横山涼/吉岡睦雄/玉城裕規/石井一彰/永井大
2024年日本(84分)
配給:東映ビデオ

●わたくしどもは。
監督/脚本:富名哲也
音楽:野田洋次郎
出演:小松菜奈/松田龍平/大竹しのぶ/片岡千之助/石橋静河/田中泯/内田也哉子/森山開次/辰巳満次郎
2024年日本(101分)
配給:テツヤトミナフィルム
新宿シネマカリテほか全国順次公開

©2023 テツヤトミナフィルム


●映画『からかい上手の高木さん』
監督/共同脚本:今泉力哉
共同脚本:金沢知樹/萩森淳
原作:山本崇一朗「からかい上手の高木さん」(小学館「ゲッサン少年サンデーコミックス」
出演:永野芽郁/高橋文哉/江口洋介/鈴木仁/平祐奈/前田旺志郎/志田彩良
2024年日本
配給:東宝

©2024映画『からかい上手の高木さん』製作委員会
©山本崇一朗/小学館

●ユニコーン・ウォーズ(アニメ)
監督/脚本:アルベルト・バスケス
2022年スペイン=フランス(92分)
原題:UNICORN WARS
配給:リスキット

 2024年5月25日(土)公開

●倭文(しづり) 旅するカジの木
監督:北村皆雄
語り:冨永愛
出演:麿赤兒/コムアイ/大駱駝艦
2024年日本(119分)
配給:ヴィジュアルフォークロア

●ゲバルトの杜 彼は早稲田で死んだ
監督:代島治彦
劇パート脚本/演出:鴻上尚史
出演:池上彰/佐藤優/内田樹/樋田毅/望月歩
2024年日本(134分)
配給:ノンデライコ
渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開

●#つぶやき市長と議会のオキテ 劇場版(ドキュメンタリー)
監督:岡森吉宏
プロデューサー:立川直樹
2024年日本(109分)
配給:きろくびと
ポレポレ東中野ほか全国順次公開

 2024年5月24日(金)公開

●帰ってきた あぶない刑事
監督:原廣利 
脚本:大川俊道/岡芳郎
出演:舘ひろし/浅野温子/仲村トオル/柴田恭兵
ベンガル/長谷部香苗 
土屋太鳳
2024年日本
配給:東映

© 2024「帰ってきた あぶない刑事」製作委員会

●おいしい給食 Road to イカメシ
監督:綾部真弥/田口桂
脚本:永森裕二
出演:市原隼人/大原優乃/田澤泰粋/栄信/六平直政/いとうまい子/高畑淳子/小堺一機/モーリー・ロバートソン
2024年日本
配給:AMGエンタテインメント

●関心領域 THE ZONE OF INTEREST
監督/脚本:ジョナサン・グレイザー
原作:マーティン・エイミス
出演:ザンドラ・ヒュラー/クリスティアン・フリーデル/ラルフ・ハーフォース
2023年アメリカ=イギリス=ポーランド
原題:THE ZONE OF INTEREST
配給:ハピネットファントム・スタジオ

©Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel
Four Television Corporation 2023.
All Rights Reserved.


●バティモン5 望まれざる者
監督/脚本:ラジ・リ
出演:アンタ・ディアウ/アレクシ・マナンティ/アリストート・ルインドゥラ/スティーヴ・ティアンチュー/オレリア・プティ/ジャンヌ・バリバール
2024年フランス=ベルギー
原題:BATIMENT 5(LES INDÉSIRABLES)
配給:STAR CHANNEL MOVIES

© SRAB FILMS - LYLY FILMS -
FRANCE 2 CINÉMA - PANACHE
PRODUCTIONS - LA
COMPAGNIE CINÉMATOGRAPHIQUE –2023


●母とわたしの3日間
監督:ユク・サンヒョ
脚本:ユ・ヨンア
出演:キム・ヘスク/シン・ミナ/カン・ギヨン/ファン・ボラ/パク・ミョンフン
2023年韓国
英題:OUR SEASON
配給:クロックワークス

●<佐藤真 RETROSPECTIVE>
『まひるのほし』(1998年)
『花子』(2001年)
『エドワード・サイード OUT OF PLACE』
(2005年)
監督:佐藤真
Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下ほか全国順次公開

 2024年5月17日(金)公開

●ミッシング
監督/脚本:吉田恵輔
出演:石原さとみ/青木崇高/森優作/有田麗未/小野花梨/小松和重/細川岳/カトウシンスケ/山本直寛/柳憂怜/美保純/中村倫也
2024年日本(118分)
配給:ワーナー・ブラザース映画

●ありふれた教室
監督/共同脚本:イルケル・チャタク
共同脚本:ヨハネス・ドゥンカー
出演:レオニー・ベネシュ/ミヒャエル・クラマー/ラファエル・シュタホヴィアク/イファ・ルーバオ
2023年ドイツ
原題:DAS LEHRERZIMMER(THE TEACHERS' LOUNGE)
配給:アルバトロス・フィルム

© if… Productions/ZDF/arte MMXXII

●湖の女たち
監督/脚本:大森立嗣
原作:吉田修一「湖の女たち」
出演:福士蒼汰/松本まりか
配給:東京テアトル/ヨアケ
全国公開

●PS-1 黄金の河
監督:マニ・ラトナム
出演ヴィクラム/アイシュワリヤー・ラーイ/ジェヤム・ラヴィ/カールティ/トリシャー・クリシュナン
2022年インド(167分)
原題:PONNIYIN SELVAN: PART ONE
配給:SPACEBOX

●ボブ・マーリー:ONE LOVE
監督:レイナルド・マーカス・グリーン
脚本:テレンス・ウィンター/フランク・E・フラワーズ/ザック・ベイリン
製作:リタ・マーリー/ジギー・マーリー/セデラ・マーリー
出演:キングズリー・ベン=アディル/ラシャーナ・リンチ/ジェームズ・ノートン
2024年アメリカ(107分)
原題:BOB MARLEY: ONE LOVE
配給:東和ピクチャーズ

●シド・バレット独りぼっちの狂気
(ドキュメンタリー)
監督:ロディ・ボグワナ/ストーム・トーガソン
2023年イギリス(94分)
原題:HAVE YOU GOT IT YET? THE STORY OF SYD BARRETT AND PINK FLOYD
配給:カルチャヴィル
渋谷シネクイント/ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国順次公開

©2023 A CAT CALLED ROVER.
ALL RIGHTS RESERVED.


●ハピネス
監督:篠原哲雄
脚本:川崎いづみ 原作:嶽本野ばら
出演:窪塚愛流/蒔田彩珠/橋本愛/山崎まさよし/吉田羊
2024年日本(118分)
配給:バンダイナムコフィルムワークス
全国公開

●ソイレント・グリーン(デジタル・リマスター版)
監督:リチャード・フライシャー
脚本:スタンリー・R・グリーンバーグ
原作:ハリー・ハリソン
出演:チャールトン・ヘストン/エドワード・G・ロビンソン/リー・テイラー=ヤング/チャック・コナーズ/ジョセフ・コットン/ブロック・ピータース/ポーラ・ケリー/スティーヴン・ヤング
1974年アメリカ(98分)
原題:SOYLENT GREEN
配給:コピアポア・フィルム

 

 2024年5月11日(土)公開

●地球星人(エイリアン)は空想する
監督/脚本:松本佳樹
出演:田中祐吉/山田なつき
2024年日本(99分)
配給:
新宿K's cinemaで公開

 2024年5月10日(金)公開

●不死身ラヴァーズ
監督/共同脚本:松居大悟
共同脚本:大野敏哉
原作:高木ユーナ 「不死身ラヴァーズ」(講談社「別冊少年マガジン」)
出演:見上愛/佐藤寛太/甲野じゅん/青木柚/前田敦子/神野三鈴
2024年日本
配給:ポニーキャニオン

© 2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会
©高木ユーナ/講談社

●ジョン・レノン 失われた週末(ドキュメンタリー)
監督:イヴ・ブラントシュタイン/リチャード・カウフマン/スチュアーㇳ・サミュエルズ
出演:メイ・パン/ジョン・レノン/ジュリアン・レノン/ポール・マッカートニー/デヴィッド・ボウイ/エルトン・ジョン
2022年アメリカ(94分)
原題:THE LOST WEEKEND:A LOVE STORY
配給:ミモザフィルムズ
角判シネマ有楽町/渋谷・シネクイント/新宿シネマカリテ/池袋シネマ・ロサ/アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
© 2021 Lost Weekend, LLC All Rights Reserved

 

●●胸騒ぎ
監督:クリスチャン・タフドルップ
出演:モルテン・ブリアン/シーゼル・シーム・コク/フェジャ・ファン・フェット/カリーナ・スムルダース
2022年デンマーク=オランダ(97分)
原題:SPEAK NO EVIL
配給:シンカ
新宿シネマカリテほか全国公開

© 2021 Profile Pictures & OAK Motion Pictures

●夢の中
監督:都楳勝
出演:山崎果倫/櫻井圭佑
2024年日本(65分)
配給:レブロエンタテインメント

●フューチャー・ウォーズ
監督/脚本:フランソワ・デクラック
原作:スリマヌ=バティスト・ベルン
出演:アルノー・デュクレ/フロラン・ドラン/エンヤ・バルー/ラファエル・デクラック/スリマヌ=バティスト・ベルン
2022年フランス=ベルギー(101分)
原題:LE VISITEUR DU FUTUR
(THE VISITOR FROM THE FUTURE)
配給:クロックワークス

●恋するプリテンダー
監督/共同脚本:ウィル・グラック
共同脚本:イラナ・ウォルパート
出演:シドニー・スウィーニー/グレン・パウエル
2023年アメリカ
原題:ANYONE BUT YOU
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

●トランスフュージョン
監督/脚本/出演:マット・ネイブル
出演:サム・ワーシントン/フィービー・トンキン
2023年オーストラリア
原題:TRANSFUSION
配給:クロックワークス

●<ニナ・メンケスの世界>
『マグダレーナ・ヴィラガ』(1986年90分)
『クイーン・オブ・ダイアモンド』(1991年/75分)
『ブレインウォッシュ セックス・カメラ・パワー』(2022年/107分)
配給:コピアポア・フィルム
ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開
©1986 Nina Menkes ©2024 Arbelos

●トラぺジウム(アニメ)
監督:篠原正寛
原作:高山一実「トラペジウム」(KADOKAWA/ダ・ヴィンチ連載)
脚本:柿原優子
声の出演:結川あさき/羊宮妃那/上田麗奈/相川遥花/木全翔也(JO1)/久保ユリカ/木野日菜/内村光良
2024年日本
配給:アニプレックス
全国公開

 2024年5月3日(金・祝)公開

●無名
監督/脚本:チェン・アル
出演:トニー・レオン/ワン・イーボー
2023年中国(131分)
配給:アンプラグド
ヒューマントラストシネマ有楽町/シネマート新宿ほか全国順次公開

●青春18×2 君へと続く道
監督/脚本:藤井道人
エグゼクティブプロデューサー:チャン・チェン
出演:シュー・グァンハン/清原果耶
2024年日本=台湾(123分)
配給:ハピネットファントム・スタジオ
TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

●マイ・スイート・ハニー
監督:イ・ハン
脚本:イ・ビョンホン
出演:ユ・ヘジン/キム・ヒソン/チャ・インピョ/チン・ソンギュ/ハン・ソナ
2023年韓国
原題:HONEY SWEET
配給:松竹

©MINDMARK Inc. & MOVIEROCK
ALL RIGHT RESERVED

●ミセス・クルナス vs. ジョージ・W・ブッシュ
監督:アンドレアス・ドレーゼン
脚本:ライラ・シュティーラー
出演:メルテム・カプタン/アレクサンダー・シェーア/チャーリー・ヒュブナー
2022年ドイツ=フランス(119分)
原題:RABIYE KURNAZ GEGEN GEORGE W. BUSH(RABIYE KURNAZ VS. GEORGE W. BUSH)
配給:ザジフィルムズ

●バジーノイズ
監督:風間太樹
出演:川西拓実/桜田ひより/井之脇海/柳俊太郎/円井わん/奥野瑛太/天野はな/駒井蓮/櫻井海音/馬場園梓/テイ龍進/佐津川愛美
2024年日本
配給:ギャガ

●人間の境界
監督/共同脚本アグニェシュカ・ホランド
共同脚本:マチェイ・ピスク/ガブリエラ・ラザルキェヴィチュ
出演:ジャラル・アルタウィル/マヤ・オスタシェフスカ
2023年ポーランド=フランス=チェコ=ベルギー(152分)
原題:ZIELONA GRANICA(GREEN BORDER)
配給:トランスフォーマー

●殺人鬼の存在証明
監督/共同脚本:ラド・クヴァタニア
共同脚本:オルガ・ゴロジェツカヤ
出演:ニコ・タヴァゼ/ダニール・スピヴァコフスキ/ユーリヤ・スニギル/エフゲニー・トゥカチュク
2021年ロシア(138分)
原題:KAZN(THE EXECUTION)
配給:クロックワークス




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                 トピックス TOPICS 2023


■■■NEW! TOPICS!■■■■■
名作建築、名作家具、名作ガラス器を生み出してきたフィンランドを代表する
建築家でデザイナーのアルヴァ・アアルトと妻のアイノ・アアルト。
ふたりのアアルトを追ったドキュメンタリー『AALTO アアルト』が公開!




●アルヴァ・アアルトは1898年フィンランドの生まれ。1976年に亡くなるまで数多くの名作建築、
名作家具、名作ガラス器を生み出し、地元フィンランドでは国民的アーティストとして知られている。
また、1935年に妻のアイノはじめ仲間4人で、芸術と技術の融合を掲げて創業した制作・販売会社「
アルノテック」を通じ、多くの家具や照明器具、テキスタイルが世界中で親しまれてきた。
アルヴァとアイノはともにヘルシンキ大学(現アアルト大学)の出身で、卒業後にアルヴァが設立し
た建築事務所にアイノも入りふたりは結婚。協働作品も多い。

●監督のヴィルピ・スータリはアルヴァが設計したロヴァニエミの図書館で子ども時代を過ごし、長
年彼のドキュメンタリーを撮るのが夢だったという。
「アアルトの生み出すものは、どこか官能的で感情に訴えるものであり、実際アアルトは“共感と官能
を呼び覚ます建築家”と評されることがあります。彼の作り上げた空間は、知らず知らずの間に身体に
刻まれている。それこそが、わたしがこの映画で描きたいと考えたこと」と語っている。


      AALTO アアルト

監督/共同脚本:ヴィルピ・スータリ  共同脚本:ユッシ・ラウタニエミ
出演:アルヴァ・アアルト/アイノ・アアルト
2020年フィンランド
(103分)
原題:AALTO  配給:ドマ
公式サイト:https://aaltofilm.com/
© Aalto Family © FI 2020 - Euphoria Film
2023年10月13日(金)〜ヒューマントラストシネマ有楽町/UPLINK吉祥寺/
シネ・リーブル梅田/伏見ミリオン座ほか
2023年10月28日(土)〜 東京都写真美術館ホールほか全国順次公開


■■■NEW! TOPICS!■■■■■
第36回東京国際映画祭が10月23日(月)から11月1日(水)の10日間
ことしも日比谷、有楽町、丸の内、銀座エリアを会場に開催!
ナビゲーターには安藤桃子監督が就任
ポスタービジュアルは小津監督『東京物語』をオマージュした奥田瑛二×安藤桃子親子


<第36回東京国際映画祭 開催概要>

■開催期間:
2023年10月23日(月)~11月1日(水)

■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座
エリアの各映画館やホールなど

■公式サイト:www.tiff-jp.net




<TIFFCOM2023 開催概要>
■開催期間:
2023年 10 月25 日(水)~27 日(金)
■会場:
東京都立産業貿易センター浜松町館 
■公式サイト:www.tiffcom.jp




●恒例の東京国際映画祭が36回目を迎え、日比谷、有楽町、丸の内、銀座エリアを舞台に10日間にわ
たって開催される。またオープニングのレッドカーペットは昨年同様、日比谷仲通りでおこなわれる予
定だ。
ことしは約600人以上の海外ゲストの招へいが予定されており、コロナ禍でできなかった「交流ラウン
ジ」など映画人交流の場を充実させ、また世界中の映画人とファンとの交流も期待される。

●昨年まで俳優らが歴任してきた「アンバサダー」を「ナビゲーター」という肩書きにして、安藤桃子
監督の就任が決まった。そして新ポスタービジュアルは、安藤桃子監督と俳優・奥田瑛二による親子ツ
ーショットが実現。これは小津安二郎監督の『東京物語』をイメージ、オマージュしたものだという。
ポスターは昨年同様、ファッションデザイナーのコシノジュンコさんが監修を務めている。

     ナビゲーター 安藤桃子監督コメント

「今年から〝アンバサダー〟から〝ナビゲーター〟という肩書きに変わったのが、すごく大きな東京国
際映画祭の指針にも感じられました。これから先、私たちがどこに向かっていきたいかという道を示し
ていくことが、“ナビゲーション“だと思っていますので、東京国際映画祭もそういったことを意識され
たんじゃないかなと感じて、ぶっ飛ぶほどに光栄に感じました」



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
新作『キングダム エクソダス〈脱出〉』が本邦公開されたラース・フォン・トリアー監督
パーキンソン病を告知されてはじめてのベネチア映画祭でのインタビューが一部公開



ラース・フォン・ㇳリア―監督 photo by Peter Hjorth

●新作『キングダム エクソダス〈脱出〉』が7月28日(金)に公開されたデンマークのラース・フ
ォン・トリアー監督。パーキンソン病と診断されたことを公にして初めての公式インタビュー、昨
年2022年のヴェネチア映画祭でのオンライン・インタビューを一部公開。
2023年7月30日 記

  ラース・フォン・トリアー監督オンライン・インタビュー抜粋(2022年ヴェネチア映画祭)

Q:パーキンソン病が映画制作に与える影響について

監督:撮影が始まったときは、パーキンソン病を患っていたとは知らなかった。でも、撮影が進むに
あたって症状が出始め、特に震えは非常に不快だった。でも、これはよくある病気で、デンマークで
は8万人に1人の割合で発症するごく一般的な病気だ。死ぬほどではないけれど、死ぬまで付き合って
いかなければならない。もっと仕事をして調整していくうちに、病気の影響が少なくなっていくこと
を期待しているよ。私にとっては、病気を公にすることで気を落ち着かせることができた。自分勝手
だと言われるかもしれないが、私はいつも、ありのままの姿を共有することにメリットを感じている
からね。

Q:この病によって映画を作ることができなくなることはないでしょうか?

監督:もし映画を作れなくなる、なんて言い出したら、自分でも自分のことをヒステリックだと思う
ね。もちろん、この病気がどれだけ脳にダメージを与えているのかは問題で、自分の脳がどれだけ食
われているかが気になるところです。もしかしたら(私の映画は)今よりさらにつまらなくなってし
まうかもしれない…それはまた次回作でお会いしたときにでも確認しましょう。

Q:なぜ今『キングダム』を復活させたのか?

監督:このところ人生であまり良くない時期を過ごしていたから、『キングダム』の続編が一番手を
つけやすいと思えたから。あえて新作を前2シーズンと完璧につなげようとはしなかった。腰を据え
て旧作を見直したわけではないんだ。古いものからのしがらみを取り払おうとして、キャラクターの
ことだけを考えていた。現代的なものをやろうとは思っていなかったし、ただ単に前作を復活させよ
うとしたわけでもない。脚本を書いているときは、純粋な喜びがあった。なぜかユーモアがいとも簡
単に出てきたんだ。私は3部作を2本しか完成させない名人だったから、『キングダム』では、少なく
とも最後までやり遂げようと思ったんだ。デヴィッド・リンチと比較すると、彼は確かに『ツイン・
ピークス』に明確な終わりを持たせなかったが、実は私はずっとこの『キングダム』の結末は頭にあ
ったんだ。ただ、主要人物ふたりの俳優が亡くなってしまった。(ヘルマー医師を演じたエルンスト
・フーゴ・イエアゴーは1998年に逝去、ドルッセ夫人役のキルステン・ロルフェスも2000年に亡く
なった)でも、何らかの結末を与える義務があると感じたんだ。


オルタナティブ・ポスター
イラスト:ヒグチユウコ
デザイン:大島依提亜
     キングダム エクソダス〈脱出〉

監督/共同脚本:ラース・フォン・トリアー
共同脚本:ニルス・ヴァセル
出演:ボディル・ヨルゲンセン/ミカエル・パーシュブラント ラース・ミケルセン/ニコラス・ブロ/ツヴァ・ノヴォトニー/ニコライ・リー・コス/ギタ・ナービュ/ソーレン・ピルマーク ビアテ・ノイマン/イーダ・エングヴォル/ピーター・ミュウギン/ヘニング・イェンセン/ソールビョルク・ホイフェルト/ラウラ・クリステンセン/アレキサンダー・スカルスガルド/ウド・キア
2022年デンマーク(319分)
原題:RIGET EXODUS
(THE KINGDOM EXODUS)
配給:シンカ
2023年7月28日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷/シネマート新宿ほか全国公開

*『キングダム』Ⅰ&Ⅱ 2Kデジタル修復版も一挙公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ル・コルビュジェ設計の世界遺産「国立西洋美術館」にはじめてカメラが入った!
知られざる舞台裏に迫る『わたしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏』

   わたしたちの国立西洋美術館
奇跡のコレクションの舞台裏
(ドキュメンタリー)

監督/撮影/録音/編集/製作:大墻敦
録音/照明:折笠慶輔 
録音:梶浦竜司 
カラーグレーディング:堀井威久麿 
音楽:西田幸士郎 
演奏:閑喜弦介(クラシックギター)/ 多久潤一朗(アルトフルート)
音楽録音/リレコーディング:深田晃  
技術協力:KIN/大石洋平/宮澤廣行
協力:国立西洋美術館 
2023年日本(105分) 
配給:マジックアワー 
公式サイト:
https://www.seibi-movie.com/
© 大墻敦

■2023年7月15日(土)から渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開



●日本が誇る東アジア最大級の西洋美術の美術館「国立西洋美術館」にはじめてカメラが入った。
ル・コルビュジエ設計の世界遺産としても知られる同美術館。戦後フランス政府に接収され、交渉の
末に日本に寄贈返還となった西洋美術のコレクション「松方コレクション」の収蔵を目的に東京・上
野公園内に建設され、1959年に開館した。
当初の収蔵作品は返還された松方コレクション300数点だったが、地道な作品収集努力が実り、現在
は6000点の収蔵を誇る東アジア随一の西洋美術の美術館として、海外からの来館者も多いという。

●その国立西洋美術館が、新型コロナウィルスに見舞われ休館を余儀なくされていた2020年から22
年にかけて、建物および前庭の大規模な修復作業を行った。「考える人」「カレーの市民」「地獄の
門」のロダン作品や、ブールデルの「弓をひくヘラクレス』の展示で知られる前庭の修復は、ル・コ
ルビュジエが構想したときの姿に近づけるのも大きな理由のひとつだった。

●そして修復中の施設にカメラが入り、同美術館初の本格的なドキュメンタリーとして生まれた『わ
たしたちの国立西洋美術館 奇跡のコレクションの舞台裏」。監督は元NHKのディレクター/プロ
デューサーで、映画監督としては『春画展』『スズさん 昭和の家事と家族の物語』につづいて3作
目となる大墻敦。1年半にわたる密着取材により、意外と知らない職員たちの日常の仕事や、国立美
術館の運営などに迫っている。                     2023年7月12日 記


前庭内移動のために保護布が巻かれたロダンの「考える人」


ル・コルビュジエ構想時の姿に近づけられた前庭



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
昭和初期に一世を風びした話芸、「浪曲」のいまを描いたドキュメンタリー『絶唱浪曲ストーリー』
伝説の女性浪曲師、港家小柳に魅せられて弟子入りした港家小そめの冒険!

    絶唱浪曲ストーリー

監督:川上アチカ
出演:港家⼩そめ/港家⼩柳/⽟川祐⼦/沢村豊⼦/港家⼩ゆき/猫のあんちゃん/⽟川奈々福/⽟川太福
2023年⽇本(111分)
英題:With Each Passing Breath
配給:東⾵
公式サイト:
https://www.rokyoku-movie.jp
©Passo Passo +
Atiqa Kawakami
2023年7月1日(土)から渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開

 


●一時は3000人もの浪曲師が活躍し、昭和初期に一世を風びした大衆芸能の浪曲(ろうきょく)。
浪花節(なにわぶし)とも言われ、情に強く訴えるその表現スタイルはとくに戦後、衰退の一途をた
どっていったが、ここにきてふたたび若い世代から熱い視線を浴び新しい時代に入りつつある。
平成生まれの浪曲師や曲師(三味線)が生まれ育ち、女性の演者が増えているのも特色だという。

●浪曲のいまを追った『絶唱浪曲ストーリー』は伝説の女性浪曲師、港家小柳に弟子入りした港家小
そめに焦点を当てたドキュメンタリー。しかし高齢の港家小柳はある日、持病が悪化して引退を余儀
なくされる…。
監督、撮影、編集は短編作品を経てこれが長編第一作となる川上アチカ。
2023年7月1日(土)から渋谷・ユーロスペースほか順次公開



小そめが弟子入りする伝説の浪曲師・港家小柳


港家小そめと、右は港家小柳から引きつぐ形で小そめの師匠となる曲師の玉川祐子



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
女性監督で初のベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したハンガリーのメーサ―ロシュ・マ―ルタ監督
金熊賞受賞作『アダプション/ある母と娘の記録』ほか5作品でふり返る特集上映

ベルリン国際映画祭金熊賞受賞作『アダプション/ある母と娘の記録』(1975年)

●1975年に開催された第25回ベルリン国際映画祭で、女性監督としては初めて最高賞の金熊賞
(作品賞)を受賞しながら、日本でこれまで一般公開されることのなかったハンガリーのメーサ―
ロシュ・マ―ルタ監督。その金熊賞受賞作品『アダプション/ある母と娘の記録』をはじめ、1970年
代~80年代にかけての初期の5作品が「メーサ―ロシュ・マ―ルタ監督特集 女性たちのささやかな
革命」として劇場公開される。5月26日(金)~新宿シネマカリテほか全国順次公開。

  メーサ―ロシュ・マ―ルタ監督メッセージ

<親愛なる日本の友人たちへ>
2023年に日本でも私の映画を上映して頂けることは、大きな喜びであり光栄なことです。
これらは私自身と同じくとても古い映画ですが、自分の作品が新しい世代の中でも生きて楽しんでも
らえることは特別な喜びです。
1980年代のある時期、私は東京国際映画祭のゲストとして日本に滞在していました。
観客が映画を理解し敏感に反応してくれたこと、そしておもてなしが素晴らしかったことをよく覚え
ています。あなたたちの魅力的な国と文化を垣間見ることができました。
古い映画を見つけてくれてありがとう。自由の問題も女性の状況も私が映画を撮ったころからあまり
良くなっていないのですから、これらの作品はきっといまの時代にも有効でしょう。
映画を観て、考えて、語り合ってください。
2022年11月20日 ブダペストにて

  メーサ―ロシュ・マ―ルタ監督プロフィール

1931年、ハンガリーの首都ブダペスト生まれ。ファシズム台頭の時期、両親とキルギス(ソ連)に
移るが、父親はスターリンの粛清の犠牲となり、その後、母は出産で命を落とした。ソ連の孤児院に
引き取られ、戦後ハンガリーに帰郷した。
1968年から長編映画を撮りはじめる。1975年の『アダプション/ある母と娘の記録』は、第25回
ベルリン国際映画祭において、女性監督としてもハンガリーの監督としても史上初となる金熊賞受賞
の快挙。その後もカンヌ国際映画祭をはじめ数々の国際映画祭で受賞し、同時代のアニエス・ヴァル
ダらと並び、重要な女性作家としての地位を確立した。
最新作は2017年の「Aurora Borealis: Northern Light」。



『ドント・クライ プリティ・ガールズ!』(1970年)

『ナイン・マンス』(1976年)

『マリとユリ』(1977年)

『ふたりの女、ひとつの宿命』(1980年)

   メーサーロシュ・マ―ルタ監督特集
■『ドント・クライ プリティ・ガールズ!』1970年ハンガリー(89分)
監督:メーサーロシュ・マールタ 出演:ヤロスラヴァ・シャレロヴァ/ザラ・マールク/バラージ
ョヴィチ・ラヨシュ  
■『アダプション/ある母と娘の記録』1975年ハンガリー(88分)
監督:メーサーロシュ・マールタ 出演:ベレク・カティ/ヴィーグ・ジェンジヴェール/フリード
・ペーテル/サボー・ラースロー 
■『ナイン・マンス』1976年ハンガリー(94分)
監督:メーサーロシュ・マールタ 出演:モノリ・リリ/ヤン・ノヴィツキ 
■『マリとユリ』1977年ハンガリー(98分)
監督:メーサーロシュ・マールタ 出演:マリナ・ヴラディ/モノリ・リリ/ヤン・ノヴィツキ
■『ふたりの女、ひとつの宿命』 1980年ハンガリー=フランス(105分)
監督:メーサーロシュ・マールタ 出演:イザベル・ユペール/モノリ・リリ/ヤン・ノヴィツキ/
ペルツェル・ズィタ/サボー・シャーンドル 

■配給:東映ビデオ 
2023年5月26日(金)から新宿シネマカリテほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
〝ぜったいに、港に賭博は持ち込ませない!〟
カジノ反対運動の先頭に立って奔走した横浜港の重鎮を描いた『ハマのドン』 5月5日から順次公開

「ハマのドン」こと藤木幸夫(中央)

●2年前に行われた横浜市長選挙は、横浜港にカジノ誘致を認めるか否かを決する選挙でもあった。
そこで立ち上がったのが「ハマのドン」こと藤木幸夫。藤木は古くからの自民党員を公言してはばか
らない保守の重鎮で、政界では菅義偉元首相を駆け出しのころからバックアップしてきたのをはじめ、
歴代の総理経験者と太いパイプを持ち、山口組三代目組長の田岡一雄らにも顔の利く存在。自民党を
援護してもおかしくないように見えたが、藤木が先頭に立って選挙活動を推し進めたのは、カジノ誘
致反対に声を上げ署名運動をしてきた横浜市民側だった。

●その選挙戦や「ハマのドン」に至る生い立ちなどがドキュメンタリー映画『ハマのドン』では描か
れている。
藤木の洞察力は鋭く、藤木サイドがアメリカから呼び寄せたカジノ設計者が語る 〝カジノは決して
街にお金を落とさないようにつくられている〟といった驚きの証言の数々も興味深い。

   ハマのドン

監督:松原文枝
企画/製作:テレビ朝日  協力:公益財団法人/民間放送教育協会
プロデューサー:江口英明(テレビ朝日)/雪竹弘一(民教協) 
ナレーション:リリー・フランキー
2023年日本(100分)  配給:太秦  
© テレビ朝日
5月5日(金)から新宿ピカデリー/渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
<オタール・イオセリアーニ映画祭~ジョージア、そしてパリ~>
劇場初公開作を含む名匠の21作品を、デジタル・リマスター版で2月17日(金)から一挙公開
  オタール・イオセリアーニ映画祭
~ジョージア、そしてパリ~

監督:オタール・イオセリアーニ
配給:ビターズ・エンド
ヒューマントラストシネマ有楽町/渋谷・シアター・イメージフォーラムで
2023年2月17日(金)から21作品一挙公開

●『素敵な歌と船はゆく』『月曜日に乾杯!』など、わが道をゆく作風で映画ファンを魅了してきた
ジョージア出身の映画作家、オタール・イオセリア―ニ監督。本邦未公開作を含む21作品を一挙公開
する<オタール・イオセリア―に映画祭~ジョージア、そしてパリ~>が、2月17日(金)からヒュ
ーマントラストシネマ有楽町と渋谷・イメージフォーラムで開催される。

●イオセリア―ニ監督は1934年グルジア共和国(現ジョージア)出身。自作が上映禁止になるなど
規制の多い母国を離れパリに渡った。持ち前の反骨精神をユーモアと洒脱なタッチでくるんだ作風は
唯一無二のもので、コアなファンは少なくない。

●今回公開されるのは長編12本、中編3本、短編5作、3部作ドキュメンタリー1本の全21作品。この
うちマチュー・アマルリックの俳優デビュー作『月の寵児たち』など8本が本邦未公開作。すべてデジ
タル・リマスター版で上映される。                   2023年1月28日 記


『月の寵児たち』

   上映作品一覧
■長編12本
『落葉』『歌うつぐみがおりました』『田園詩』『月の寵児たち」(劇場初公開)
『そして光ありき』(劇場初公開)『蝶採り』『群盗、第七章』『素敵な歌と舟はゆく』
『月曜日に乾杯!』『ここに幸あり』『汽車はふたたび故郷へ』『皆さま、ごきげんよう』
■中編3本
『四月』『エウスカディ、1982 年夏」(劇場初公開)
『トスカーナの小さな修道院』(劇場初公開)
■短編5本
『水彩画』(劇場初公開)『珍しい花の歌』(劇場初公開)『鋳鉄』『ジョージアの古い歌』
『ある映画作家の手紙 白黒映画のための七つの断片』(劇場初公開)
■3部作 ドキュメンタリー
『唯一、ゲオルギア』(3部作)(劇場初公開)


 

                 トピックス TOPICS 2022


■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ジャック・タチの一連のポスターをつくったイラストレーターにして映画監督、俳優……
フランス映画界の異才シネアストを回顧する「ピエール・エテックス レトロスペクティブ」開催!



●ジャック・タチ作品の洗練されたポスターをつくったイラストレーターにして、ロベール・ブレッ
ソンからアキ・カウリスマキやオタール・イオセリア―ニにいたるまで、名匠たちの映画に数多く出
演し、コアな映画ファンから一目置かれてきたピエール・エテックス。
ジャック・タチの『ぼくの伯父さん』の助監督もつとめた彼は、ブニュエルやルイ・マルの作品で知
られる名脚本家ジャン=クロード・カリエールと組み、映画監督としてもいくつかの作品を残し、
2016年にこの世を去った。

●12月24日(土)から渋谷・シアター・イメージフォーラムほかで順次公開される「ピエール・エテ
ックス レトロスペクティブ」は、映画監督としての彼にフォーカスした回顧映画祭。長編4作品、短
編3作品が上映されるが、その大半が日本では初公開となる。      2022年12月21日 記

<長編4作品>
画像左上から時計回りで 『恋する男』LE SOUPIRANT © 1962 – CAPAC/
『ヨーヨー』YOYO © 1965 - CAPAC/『大恋愛』LE GRAND AMOUR © 1968 - CAPAC
『健康でさえあれば』TANT QU’ON A LA SANTÉ © 1973 - CAPAC –Les Films de la Colombe

<短編3作品>
 
画像左上から時計回りで 『破局』 RUPTURE ©1961 – CAPAC/
『幸福な結婚記念日』 HEUREUX ANNIVERSAIRE ©1961 – CAPAC//
『絶好調』 EN PLEINE FORME ©1971 – CAPAC

    ピエール・エテックス レトロスペクティブ

監督/共同脚本/出演:ピエール・エテックス
共同脚本:ジャン=クロード・カリエール(短編の『破局』と『幸福な結婚記念日』は共同監督も)
配給:ザジフィルムズ
公式サイト:http://www.zaziefilms.com/etaix/
2022年12月24日(土)から渋谷・イメージフォーラムほか全国順次公開

*なお、ジャン=クロード・カリエール作、ピエール・エテックス画の小説版「ぼくの伯父さん」が
12月にアノニマ・スタジオから刊行。



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ワインなど飲んだこともなかったアフリカの難民青年4人が、持ち前の感性を磨いてソムリエに挑戦!
世界最高峰のテイスティング大会に出場するまでの顛末を描いた『チーム・ジンバブエのソムリエたち』

テイスティング大会出場中の4人と、帯同したフランス人コーチ(中央)

●戦争や紛争、あるいは虐待や貧困を逃れてほかの国に渡った難民のひとたちは、新天地でどのような
人生を歩むのか。
ドキュメンタリー映画『チーム・ジンバブエのソムリエたち』は、もともと面識のなかった4人の男性
難民が故国ジンバブエから南アフリカに渡ったあと、それぞれにワインのソムリエとして頭角をあらわ
し、チームジンバブエとして世界最高峰のブラインドテイスティング大会に挑戦するお話だ。

●4人は南アフリカに渡ったあとも、とくに恵まれた環境にあったわけではなかった。だが努力と持ち
前の才能および感性を磨き、裏仕事からウェイター、さらにはソムリエへと少しずつ階段を上ってゆく。
映画はそのサクセスストーリーであり、またとんでもないコーチに当たってしまうという波乱もあって、
ドラマティックなおもしろさも見せてくれる。              2022年12月17日 記

    チーム・ジンバブエのソムリエたち

監督/脚本:ワーウィック・ロス
出演:ジョゼフ/ティナシェ/パードン/マールヴィン
2021年オーストラリア(96分) 原題:BLIND AMBITION
配給:アルバトロス・フィルム
公式サイト:https://team-sommelier.com/   © 2020 Third Man Films Pty Ltd
2022年12月16日(金)からヒューマントラストシネマ有楽町/新宿シネマカリテほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
フランス映画祭横浜 12月1日(木)~4日(日)の4日間、みなとみらい21地区を中心に開催
キャストおよび監督約20人が来日して、長編10作品、短編6作品を上映

写真左から田川丈二(日産自動車株式会社 専務執行役員チーフサステナビリティオフィサー)
石田ゆり子(フェスティバル・ミューズ)/山中竹春(横浜市長) 
ダニエラ・エルストナー(ユニフランス代表)/フィリップ・セトン(駐日フランス大使)


●「フランス映画祭」が30回目を迎え、横浜のみなとみらい21地区を中心に4日間にわたって開催。
そのラインアップ発表会がフェスティバル・ミューズの女優石田ゆり子さんほかを迎えて11月7日
(月)に行われた。
ことしの上映作品は長編10本、短編6本の計16作品。オープニング作品に選ばれた『EIFFEL(原題)』
の主演俳優ロマン・デュリスら来日ゲストも多数予定されている。
2022年11月10日 記


オープニング作品『EIFFEL(原題)』
© 2021 VVZ Production – Pathé Films – Constantin Film Produktion – M6 Films

<長編10作品>
1 EIFFEL(原題) EIFFEL
2 フルタイムÀ PLEIN TEMPS
3 幻滅Illusions Perdues
4 イヌとイタリア人、お断り! Interdit aux chiens et aux Italiens
5 The Passengers of the Night (英題) LES PASSAGERS DE LA NUIT
6 あのことL'événement
7 メグレ(仮) MAIGRET
8 ロデオRodeo
9 ワン・ファイン・モーニング(仮) UN BEAU MATIN
10 VORTEX VORTEX

<来日予定ゲスト>
●マルタン・ブルブロン(監督)『EIFFEL(原題)』 
●ロマン・デュリス(俳優) 『EIFFEL(原題)』
●エリック・グラヴェル (監督)『フルタイム 』
●バンジャマン・ヴォワザン(俳優)『幻滅』 
●アラン・ウゲット(監督)『イヌとイタリア人、お断り!』 
●オードレイ・ディヴァン(監督)『あのこと』
●アナマリア・ヴァルトロメイ (俳優)『あのこと』
●ミカエル・アース (監督) 『The Passengers of the Night (英題)』
●パトリス・ルコント(監督)『メグレ(仮)』
●ローラ・キヴォロン (監督)『ロデオ』
●パスカル・グレゴリー(俳優)『ワン・ファイン・モーニング(仮)』
●メルヴィル・プポー (俳優)『ワン・ファイン・モーニング(仮)』
●ギャスパー・ノエ (監督) 『VORTEX』
●エロイーズ・フェルレ(監督)短編『くすんだ海』『風の娘たち』
●クロエ・アリエズ(監督)  短編『崩れる関係』
●ヴィオレット・デルヴォワ(監督) 短編『崩れる関係』
●ブリュノ・コレ (監督)  短編『記憶』
●サラ・ヴァン=デン=ブーム(監督) 短編『レイモンド、もしくは縦への逃避』
●ルイーズ・メルカディエ(監督) 短編『姉妹』
●フレデリック・エヴァン(監督) 短編『姉妹』

   フランス映画祭2022 横浜  Festival du film français au Japon 2022   
◼️期間:2022年12月1日(木)~12月4日(日) 
◼️会場:横浜みなとみらい21地区中心に開催
◼️主催:ユニフランス  
◼️共催:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本/横浜市 
◼️特別協賛:日産自動車株式会社
◼️公式サイト:https://www.unifrance.jp/festival/2022/



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
アニエス・ヴァルダ監督のもうひとつの名作『冬の旅』が2Kリストア版でリバイバル上映!
11月5日(土)から渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開



●50、60年代、映画に革命をもたらしたヌーヴェルヴァーグ・ムーヴメントの一角を担い、2019年
に90歳で亡くなるまで生涯現役だったアニエス・ヴァルダ監督。
1985年に発表した(日本では1991年に初公開)もうひとつの隠れた名作『冬の旅』が、2Kリストア
版となってリバイバル上映される。

●放浪の旅をつづけていたひとりの女性がある朝、凍死しているところを発見される。薄汚れボロボ
ロとなり、変わり果てた遺体。彼女はいったい何者だったのか。
映画は彼女と接点があったさまざまな人びとを訪ね歩き、その印象を聞いてゆく。すると彼女を受け
入れ、ともに働くことを勧めた元学生運動家の男性は忍耐力のなさを嘆き、かと思えばある女性は、
その自由奔放な生き方を憧れをもって語るのだった。果たして…。
ヴァルダ監督の晩年まで仕事をともにしていたサンドリーヌ・ボネールが、主役のモナを演じている。
異色のこの役はフランス映画界を代表する女優ボネールにとっても、代表作のひとつとなった。
2022年10月31日 記


       冬の旅

監督/脚本:アニエス・ヴァルダ 
出演:サンドリーヌ・ボネール/マーシャ・メリル/ステファン・フレイス、ヨランド・モロー
1985年フランス(105分) 原題:SANS TOIT NI LOI (VAGABOND)
配給:ザジフィルムズ  公式サイト:http://www.zaziefilms.com/fuyunotabi/
©1985 Ciné-Tamaris / films A2
2022年11月5日(土)から渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
第35回東京国際映画祭が開幕!2022年10月24日(月)~11月2日(水)の10日間にわたり開催
東京日比谷ミッドタウン前でのレッドカーペット、そして東京宝塚劇場でのオープニングセレモニー

コンペティション部門審査員の面々。左から柳島克己(撮影監督)、マリークリスティーヌ・ドゥ・
ナヴァセル(元アンスティチュ・フランセ館長)、ジュリー・テイモア審査員長(映画監督)、
ジョアン・ペドロ・ロドリゲス(映画監督)、シム・ウンギョン(俳優) ©2022 TIFF

●会場を映画の街、日比谷・銀座界隈に移して2年目。第35回東京国際映画祭が24日、開幕した。
オープニングイベントにはたくさんの映画ファンや取材陣が駆けつけ、日比谷ミッドタウン前に敷か
れたレッドカーペットを出品作品の出演者や監督らスタッフ、さらにはコンペティション部門審査員
長ジュリー・テイモアらが歩いて映画祭をアピール。最後はオープニング作品『ラーゲリより愛を込
めて』の二宮和也、瀬々敬久監督が締めくくった。
その後、東京宝塚劇場に会場を移したオープニング・セレモニーでは宝塚OGが登場してスペシャル・
パフォーマンスを披露。さらにジュリー・テイモア審査委員長のスピーチ、二宮和也らの挨拶がつづ
き、最後に安藤裕康チェアマンが映画祭の開幕を宣言した。
映画祭は10月24日(月)から11月2日(水)の10日間にわたり開催。
2022年10月25日 記

       第35回東京国際映画祭
■開催期間:2022年10月24日(月)~11月2 日(水)
■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
■公式サイト:www.tiff-jp.net  ©2022 TIFF




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ポップアートの代名詞アンディ・ウォーホルをゆかりのルーリードとジョン・ケールが追悼した
『ソングス・フォー・ドレラ』が、30余年ぶりに4Kリストア版となって奇跡の復活!劇場公開!!


●ポップアートを代表するアンディ・ウォーホルが1987年に他界してから35年。現在京都市で大規
模回顧展「アンディ・ウォーホル・キョウト/ANDY WARHOL KYOTO」(2023年2月12日まで)
が開催されるなどその人気は根強いが、ゆかりのミュージシャン、ルー・リード(2013年に他界)
とジョン・ケイㇽが彼を追悼したライブ映像『ソングス・フォー・ドレラ』のオリジナル・フィルム
が発見され、4Kレストア版として劇場公開される。
16ミリのオリジナル・フィルムは長いあいだ失われていたというが、撮影監督として著名でこの映画
の監督を務めるエドワード・ラックマンが、トッド・ヘインズ監督の『ヴェルヴェット・アンダーグ
ラウンド』(2021年)を撮影中に発見し4K版に修復・復元した。

●ウォーホルとルー・リードおよびジョン・ケイㇽの出会いは1960年代半ば。ふたりがヴェルヴェ
ット・アンダーグラウンドとしてNYグリニッジ・ヴィレッジで演奏しているところをウォーホルが
見初めてプロデュース。1967年にファースト・アルバム『ヴェルヴェット・アンダーグラウンド・
アンド・ニコ」がリリースされた。ウォーホル自身が手がけたバナナ柄のアルバム・ジャケットは
あまりにも有名だ。
だがまもなく両者は決別。二度と交流することなくウォーホルを失ったふたりが思いを込めて書き、
演奏したのがアルバム『ソングス・フォー・ドレラ』およびこのライブステージだった。全15曲、
ルー・リードとジョン・ケイㇽの共作。ちなみにドレラとはドラキュラとシンデレラから生まれた
造語でウォーホルの愛称。                     2022年10月23日 記     

【収録曲】
①スモールタウン "Smalltown"
②オープン・ハウス  "Open House"
③スタイル・イット・テイクス  "Style It Takes"
④ワーク  "Work"
⑤トラブル・ウィズ・クラシシスツ  "Trouble with Classicists"
⑥スターライト  "Starlight"
⑦フェイセズ・アンド・ネームズ "Faces and Names"
⑧イメージズ "Images"
⑨スリップ・アウェイ "Slip Away (A Warning)"
⑩イット・ウォズント・ミー  "It Wasn't Me"
⑪アイ・ビリーヴ  "I Believe"
⑫ノーバディ・バット・ユー  "Nobody But You"
⑬ア・ドリーム  "A Dream"
⑭フォーエヴァー・チェンジド  "Forever Changed"
⑮ハロー・イッツ・ミー  "Hello It's Me"


【ルー・リードのコメント】
『ソングス・フォー・ドレラ』は、アンディ・ウォーホルの生涯を音楽によって一望したものだが、まったく架空のストーリーだ。まず我々は、アンディが〈Smalltown〉で育ったことにしたー「ピッツバーグからはミケランジェロのような人物は出ていない」。
彼はニューヨークにやってきて、アパートでもファクトリーでも〈Open House〉の習慣に従ったー「それは母親から受け継いだチェコスロバキアの習慣/友達を作るためにアンディはみんなをお茶に招く」。
彼は世界中を旅行して回り、彼の言葉を借りるなら〈Forever Changed〉だった。彼は芸術の世界における人脈と金の重さを知っていて(〈Style It Takes〉)、「何よりも重要なのは仕事だ」という基本倫理に従っている。古典主義者たちに倣うこともできたが「古典主義者の問題点は/木を見ても木しか見えないから/木を描くことだ」と感じていた。
アンディは我々みんなが同じ〈Faces and Names〉だったらいいのにと思っていた。彼は〈Starlight〉でいくつかの映画に関わるようになる。彼は繰り返す〈Images〉に興味を持ちー「繰り返す価値のあるイメージが好きだ…違った雰囲気でそれを見るのが」。
ファクトリーでの死亡率はやや高くてアンディを責める人もいたー「君を侮辱したのは僕じゃなかった…」。オープン・ハウスのポリシーのせいで彼は撃たれることになってしまった
(〈I Believe〉)。彼は警告を受けていたのだが、ファクトリーにつけられた新しい鍵付きのドアは彼にこう考えさせたー「恐怖の中で生きなくてはならないとしたら/どこでアイディアを得たらいいんだろう/僕はだんだんに消えていくか?」。
ある晩、彼は夢(〈A Dream〉)を見て、人間関係が変わった…〈A Nobody Like You〉。
彼は胆のうの手術の経過が悪化して死んだ。 チョコレートが彼の弱みだった。
彼がいないのはとてもさみしい。 〈Hello, It’s Me〉


ジョン・ケイル(左)とルー・リード


     ソングス・フォー・ドレラ
監督/撮影:エドワード・ラックマン  歌詞全訳:林かんな
出演:ルー・リード/ジョン・ケイル
1990年-2021年(4Kレストア版)アメリカ(55分)
原題:SONGS FOR DRELLA 
配給:オンリー・ハーツ 
©1990 Initial Film and Television / Lou Reed and John Cale
■2022年10月28日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷/アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
いまふたたび注目される元皇太子妃ダイアナ
新作映画『プリンセス・ダイアナ』と『スペンサー ダイアナの決意』が9月と10月相次いで公開 

クリスティン・スチュワートのなり切り演技が話題の『スペンサー ダイアナの決意』10月14日公開



最新ドキュメンタリー『プリンセス・ダイアナ』9月30日公開


●エリザベス女王の崩御で英国王室に注目が集まるなか、衝撃的な交通事故死から25年。いまも英国
民から愛されつづけている元皇太子妃ダイアナを描いた人間ドラマ『スペンサー ダイアナの決意』が
10月14日に、前後して9月30日には最新ドキュメンタリー『プリンセス・ダイアナ』が公開される。

●『スペンサー ダイアナの決意』は、『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』でケネディ米
大統領夫人ジャクリン・ケネディを描いて注目されたチリ出身のパブロ・ラライン監督が、こんどは
ダイアナのわずか3日間の行動にスポットを当て、彼女の孤独に迫った人間ドラマ。米国の人気女優
クリスティン・スチュワートがダイアナになり切り、アカデミー賞にノミネートされたのも話題を呼
んだ。ドキュメンタリー『プリンセス・ダイアナ』の〝ほんもの〟と比べてみるのも一興だ。

     スペンサー ダイアナの決意
監督:パブロ・ラライン  脚本:スティーヴ・ナイト
出演:クリスティン・スチュワート/ジャック・ファーシング/ティモシー・スポール/サリー・ホ
ーキンス/ショーン・ハリス
2021年イギリス=アメリカ(125分) 原題:SPENCER
配給:STAR CHANNEL MOVIES
公式サイト:https://spencer-movie.com/
© 2021 KOMPLIZEN SPENCER GmbH& SPENCER PRODUCTIONS LIMITED
■2022年10月14日(金)からTOHOシネマズ 日比谷ほか公開

     プリンセス・ダイアナ(ドキュメンタリー)
監督・エド・パーキンス
2022年イギリス(109分)  原題:THE PRINCESS 
配給:STAR CHANNEL MOVIES
公式サイト:https://diana-movie.com/  photo©:Kent Gavin
■2022年9月30日(金)から日比谷・TOHOシネマズシャンテ/渋谷・Bunkamuraル・シネマほか




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
80年代を代表するカルトムービー『リキッド・スカイ』の40周年記念4Kレストア版
「奇想天外映画祭2022」9月17日(土)~10月7日(金)で上映


●ある日、人間の目には見えないエイリアンたちが宇宙船に乗って米ニューヨーク・マンハッタンの
アパート屋上に飛来。彼らが求めているのはドラッグと、エクスタシー中に脳内に分泌されるという
ドラッグに似た物質。主人公のファッションモデル、マーガレットと関係を持った男たちが次々とそ
の標的となって…。という奇抜なアイデアと、カラフルなファッション、そして一人二役を演じたア
ン・カーライルの中性的な魅力も話題を集めたカルトムービー『リキッド・スカイ』が、40周年記念
4Kレストア版として「奇想天外映画祭2022」で上映される。

●監督は1940年、旧ソ連生まれのユダヤ系スラヴァ・ツッカーマン。1961年に21歳で監督デビュー。
1973年にイスラエルに移住し、さらに1976年に米ニューヨークに移り、1982年に本作『リキッド
・スカイ』を発表して注目された。近年は『Stalin’s Wife』(2004年)、『Perestroika』
(2008年)、『Liquid Sky Revisited』(2017年)といった作品を発表している。
2022年9月9日 記


一人二役を演じたアン・カーライル

           リキッド・スカイ 40周年記念4Kレストア版
監督/共同脚本:スラヴァ・ツッカーマン
共同脚本:アン・カーライル/ニナ・V・ケロヴァ
出演:アン・カーライル/ポーラ・E・シェパード/ボブ・ブラディ
1982年アメリカ(112分)  原題:LIQUID SKY
提供:アダンソニア  主催:ブライトホース・フィルム
2022年9月17日(土)~10月7日(金)に新宿K’s cinemaで開催される「奇想天外映画祭2022」
で上映
© Slava Tsukerman

■「奇想天外映画祭2022」のスケジュールは公式サイトをご覧ください
公式サイト:https://brighthorse-film.com/kisoutengai4/



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
監督最新作『彼女のいない部屋』が公開中のマチュー・アマルリックが9月に来日!
東京・渋谷Bunkamuraル・シネマほか、数都市の劇場での舞台挨拶が決定!



●監督最新作『彼女のいない部屋』が好評公開中の俳優で監督のマチュー・アマルリックが来日して、
各地の劇場で舞台挨拶をおこなう。
挨拶に立つのは東京・渋谷のBunkamuraル・シネマをはじめ、京都や大阪など数都市の劇場。
『彼女のいない部屋』上映館だけではなく、アマルリックが前衛音楽家のジョン・ゾーンを追いつづ
けてきたドキュメンタリー3部作の最新作『ZornⅢ(2018‐2022)』(2022年)と、出演ミュージ
カル『Tralala』(2021年)が上映される「イメージフォーラム・フェスティバル2022」(東京)
ほかにも顔を出す予定。 スケジュールは以下のとおり。          2022年9月7日 記


『彼女のいない部屋』
© 2021 - LES FILMS DU POISSON – GAUMONT – ARTE FRANCE CINEMA – LUPA FILM

『Zorn Ⅲ (2018-2022)』

『tralala』

<マチュー・アマルリック 舞台挨拶スケジュール予定>
『彼女のいない部屋』 
●9/16(金)Bunkamuraル・シネマ(東京)  ●9/19(月・祝)伏見ミリオン座(愛知)
●9/20(火)シネ・リーブル梅田(大阪) 京都シネマ(京都)

「イメージフォーラム・フェスティバル2022」
●9/18(日)『Zorn Ⅲ(2018-2022)』(東京・スパイラルホール)
●9/24(土)『tralala』(東京・SHIBUYA SKY)


■■■NEW! TOPICS!■■■■■
第35回東京国際映画祭がことしも日比谷、有楽町、銀座エリアを会場に
10月24日(月)~11月2日(水)の10日間にわたり開催!
ポスターの新ビジュアルは昨年に続きファッションデザイナーのコシノジュンコさんが担当

<第35回東京国際映画祭 開催概要>

■開催期間:
2022年10月24日(月)~11月2日(水)

■会場:日比谷・有楽町・丸の内・銀座エリアの各映画館やホールなど

■主催:公益財団法人ユニジャパン

■公式サイト:www.tiff-jp.net


<TIFFCOM2022 開催概要>
■開催期間:
2022 年 10 月25 日(火)~27 日(木)
(※オンライン開催)
■公式サイト:www.tiffcom.jp
 

       コシノジュンコさんコメント

「映画祭はファッション、モードといったものと縁遠かった気がしますが、このビジュアルを見て
もらうと映画祭に広がりができるかなと思います。
ここから今年はちょっと面白いことになりそうな気がしています。今コロナで溜まった文化の爆発
が起きていて、ファッションも映画もクリエイティブな爆発が楽しみです」



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ミスコン「ミス・ワールド」に〝NO〟を突きつけたイギリスの女たち
70年代初頭の闘う女性たちを描いた『彼女たちの革命前夜』 6月24日(金)から順次公開!

主役のキーラ・ナイトリー(中央左)と共演のジェシー・バックリー(中央右)


●現在の「#Me Too運動」の源流となった女性解放運動、ウイメンズリブ。60年代から70年代にか
けて、アメリカを中心に世界の女性たちが女性の権利と尊厳を求めて行動した一大ムーヴメントだが、
「ミス・ワールド」発祥の地イギリスでも、女性たちがある大きな行動を起こした。水着姿の女性を
並べて、まるで牛の品評会にのごとくあつかうミスコンに対し〝ノー〟と声を上げた勇気ある女性た
ちの実話物語だ。

●1970年ロンドン。大学で学び直すことにしたサリー(キーラ・ナイトリー)が家に帰ると、「ミ
ス・ワールド」開催のニュースが流れ、幼い娘がそれを真似ている。それを見たサリーは不快で仕方
がない。女性解放運動に興味を抱いていた彼女は、活動家のジョー(ジェシー・バックリー)と知り
合い、行動派の彼女との違いを感じながらも抗議活動の計画をともに立てはじめる。

●彼女たちだけではなく、ミス・ワールドの主宰者であるモーリー夫妻や、司会のボブ・ホープら有
名人も実名で登場し、その夫婦関係、さらにはミスコン内での人種差別やミスコン出場者の心情など
が重層的に描かれてゆく。監督は英国のテレビシリーズなどで活躍する女性監督フィリッパ・ロウソ
ープ。



      彼女たちの革命前夜
監督:フィリッパ・ロウソープ
出演:キーラ・ナイトリー/ググ・ンバサ=ロー/ジェシー・バックリー/グレッグ・キニア
2019年イギリス(107分)  原題:MISBEHAVIOUR  配給:キノシネマ
公式サイト:https://movie.kinocinema.jp/works/misbehaviour/
© Pathé Productions Limited, British Broadcasting Corporation
and The British Film Institute 2019
2022年6月24日(金)からkino cinéma横浜みなとみらいほか全国順次公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
在位70年の記念の年に登場した英国女王の本格的なドキュメンタリー
『エリザベス 女王陛下の微笑み』はロジャー・ミッシェル監督がコロナ禍のなか作り遺作となった


●「プラチナ・ジュビリー」と言われ、エリザベス女王の在位70周年を祝う祭典がつい最近、6月2
日から4日間、現地イギリスで行われた。そこにタイミングよく登場したのが、女王の幼少期から現
在までをコンパクトにまとめた本格的ドキュメンタリー『エリザベス 女王陛下の微笑み』。名作ロ
マンチックコメディ『ノッティングヒルの恋人』のロジャー・ミッシェル監督がコロナ禍を逆手にと
り、アーカイヴを中心につくられた作品だが、彼の急逝によりこれが遺作となった。ミッシェル監督
が亡くなったのは、最後のサウンドミックスの日だったという。

●エリザベス女王ことエリザベス2世は、1926年4月21日、ヨーク公(のちのジョージ6世)夫妻の
長女として誕生。1952年、父のジョージ6世の逝去にともない若干25歳の若さで英国女王に即位し
た。以来70年、その目で世界史を見つめ続けてきたわけだが、ここではむしろキュートでお茶目な素
顔に着目し、4分半の超プライベートな映像を拝借することにも成功している。 
2022年6月15日 記


    エリザベス 女王陛下の微笑み
監督:ロジャー・ミッシェル
音楽:ジョージ・フェントン  
出演:エリザベス2世/フィリップ王配/チャールズ皇太子/ウィリアム王子/ジョージ王子/ダイアナ
元妃/ザ・ビートルズ/ダニエル・クレイグ/マリリン・モンロー/ウィンストン・チャーチル
2021年イギリス(90分)  原題:ELIZABETH A PORTRAIT IN PART(S)  
配給:STAR CHANNEL MOVIES  
公式サイト:elizabethmovie70.com  Twitter:@Elizabeth70_SCM
© Elizabeth Productions Limited 2021   
2022年6月17日(金)から日比谷・TOHOシネマズ シャンテ/渋谷・Bunkamuraル・シネマ
ほか 全国公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ことしのアカデミー賞で国際長編映画賞、長編ドキュメンタリー賞、長編アニメーション賞の
3部門に同時ノミネートされた異色のアニメ作品『FLEE フリー』が6月10日(金)から公開!


●アニメーションを基調に実写も交えた海外のドキュメンタリー作品ということで、ことしのアカデ
ミー賞では長編アニメーション賞、長編ドキュメンタリー賞、国際長編映画賞というジャンルの違う
3部門に同時ノミネートされて話題を集めた『FLEE フリー』が6月10日(金)から全国公開される。

●邦題でもある英タイトル「FLEE」は逃亡するの意味。アフガニスタンで生まれ育ったアミン少年
が家族とともに難民となり、離ればなれになりながらも生死を彷徨うような過酷な脱出をくりかえす
実話物語だ。インタビュー形式で本人から話が引き出される。

●語るのは成人し社会的にも成功している現在のアミン。聞き出すのは彼の親友で、ドキュメンタリー
作家のヨナス・ボヘール・ラスムセン監督。だが、過酷な状況がトラウマとして残っているアミンか
ら真実を引き出すのはたやすいことではない。アニメーションというスタイルをとってはいてもだ。
そして彼の心の中にはいまも、密入国を手引きする業者から言いふくめられた言葉が残り、消えてい
なかった。                             2022年6月7日 記

写真上左から時計回りに ●ラスムセン監督のインタビューに答えるアミン ●アミンと母親
●若い頃から同性が好きだったアミン青年 ●連行される人々 

    FLEE フリー
監督:ヨナス・ポヘール・ラスムセン 
2021年デンマーク=スウェーデン=ノルウェー=フランス(89分)
原題:FLUGT(FLEE)   配給:トランスフォーマー
公式サイト:https://transformer.co.jp/m/flee/  公式Twitter:@FLEE_JP
© Final Cut for Real ApS, Sun Creature Studio, Vivement Lundi!, Mostfilm, Mer Film
ARTE France, Copenhagen Film Fund, Ryot Films, Vice Studios, VPRO 2021
All rights reserved 
2022年6月10日(金)から新宿バルト9/グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ヴェルナー・ヘルツォーク監督が親交のあった作家の没後30年を偲んでつくったドキュメンタリー
『歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡』。6月4日(土)から岩波ホールで公開

放浪の作家ブルース・チャトウィン


●『フィッツカラルド』などのドイツの異才監督ヴェルナー・ヘルツォークが、親交がありお互い共
感しあっていたイギリス出身の放浪の作家、ブルース・チャトウィンを偲びその没後30年に制作した
ドキュメンタリー。6月4日(土)から神保町の岩波ホールで公開される。
ことし7月29日(金)に閉館が決まっている岩波ホールでヘルツォーク作品が上映されるのは、1983
年の『アギーレ・神の怒り』以来39年ぶりとなる。

●ブルース・チャトウィンは考古学を学んだのちに、新聞社の特派員を経て作家活動をスタート。
書斎にこもることなく、パタゴニア、オーストラリアのアボリジニの地など、自分の足で歩いて見聞
を広めた放浪の作家だった。ここではヘルツォーク監督もその道をたどってゆく。
またチャトウィンは、ジョルジュ・シュルイツァー監督の『マイセン幻影』(1992年)や、ヘルツォ
ーク監督の『コブラ・ヴェルデ』(1988年)の原作者でもあった。彼自身も死の間際に現場を訪れた
『コブラ・ヴェルデ』の撮影風景やエピソードは、本作品の見どころとなっている。    
2022年6月2日 記


ヴェルナー・ヘルツォーク監督(左)と生前のブルース・チャトウィン

   歩いて見た世界 ブルース・チャトウィンの足跡
監督/出演/ナレーション:ヴェルナー・ヘルツォーク  音楽:エルンスト・レイシグル
出演:ブルース・チャトウィン/エリザベス・チャトウィン/ニコラス・シェイクスピア
2019年イギリス=スコットランド=フランス(85分)  
原題:NOMAD: IN THE FOOTSTEPS OF BRUCE CHATWIN
配給:サニーフィルム  公式サイト:https://www.sunny-film.com/brucechatwin
© SIDEWAYS FILM
2022年6月4日(土)から神保町・岩波ホールで公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
昨年亡くなった小説家で僧侶、寂聴さんの日々を追った『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』
親交のあったドキュメンタリー作家、中村裕が17年間密着撮影。5月27日(金)から全国公開




●昨年11月9日に99歳の長寿を全うした小説家で僧侶の瀬戸内寂聴さん。日々の活動、そして日常に
17年間密着したドキュメンタリー『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』が、生誕100年の5月15日に
近い5月27日(金)から全国公開される。

●17年間にわたり追い続けてきたのは、毎日放送制作の『情熱大陸』や、NHKの特番ドキュメンタリ
ーなどで活躍してきたフリーディレクターの中村裕監督。
出会いは2004年に取材した『情熱大陸』。その後、2015年放送のNHKスペシャル「いのち 瀬戸内
寂聴 密着500日」では、数々の賞も受賞した。そして取材を続けるなか、しだいに家族のように親密
なつき合いとなり、ひと味違ったドキュメンタリーが生まれている。

●撮りためた撮影素材をどういう形でまとめるか。テレビ・メディアも検討されたというが、結局いち
ばん自由度の高い映画に落ち着いた。自室で原稿を書くようす、人びとの心をとらえるユーモラスな説
法風景、平和の願いを込めた反戦デモへの参加など、さまざまな活動の姿がとらえられているが、加え
て、心を許した中村監督との飾らないやり取りもずい所に収められている。  2022年5月25日 記

写真左:中村裕監督と寂聴さん         写真右:自作オペラ「愛怨」のドイツ公演会場で

    瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと
監督:中村裕  出演:瀬戸内寂聴  配給:KADOKAWA  2022年日本(95分)
公式サイト:https://movies.kadokawa.co.jp/jakuchomovie/
©2022「瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと」製作委員会
2022年5月27日(金)から角川シネマ有楽町ほか全国公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
#Me Tooにいたるフェミニズム運動の基礎をきずいた女性たち
中心にいたグロリア・スタイネムをジュリアン・ムーア、アリシア・ヴィキャンデルらが演じる
『グロリアス 世界を動かした女たち』は5月13日(金)から全国順次公開



●キング牧師が公民権運動の象徴となったように、女性解放運動のアイコン的存在となったのがグロ
リア・スタイネム。ロングヘアに大きなトンボメガネという印象的なルックスも目を引いた。その少
女時代から壮年期までを追いながら、現在の#Me Too運動へと連なるフェミニズム運動の基礎をき
ずいた女性たちを描いてゆくヒューマンドラマ。
グロリア・スタイネムをジュリアン・ムーア、アリシア・ヴィキャンデルというふたりのハリウッド
女優、そしてふたりの子役が演じわけているが、4人が同時に登場するというユニークな演出をブロ
ードウェイ・ミュージカルの「ライオン・キング」や、映画『フリーダ』のジュリー・テイモア監督
が仕掛けている。

●父の仕事の都合で全米各地を転々とする少女時代を送ったスタイネム。大学に入ってからはインド
に留学し、そこで男尊女卑に苦しめられる女性たちの姿を目の当たりにし、不平等がはびこる不条理
な世界に対する反発心が目覚めてゆく。やがてジャーナリストを目指すようになるが、そこで見たの
は女性蔑視が臆面もなくはびこる、男性優位の世界だった。         2022年5月5日 記



    グロリアス 世界を動かした女たち

監督/共同脚本:ジュリー・テイモア  共同脚本:サラ・ルール
出演:ジュリアン・ムーア/アリシア・ヴィキャンデル/ティモシー・ハットン/ジャネール・モネ
イ/ベット・ミドラー
2020年アメリカ(147分)  原題:THE GLORIAS  配給:キノシネマ
公式サイト:https://movie.kinocinema.jp/works/theglorias
© 2020 The Glorias, LLC
2022年5月13日(金)から kino cinéma横浜みなとみらいほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
世界中から愛されたハリウッドスター、その公私を追った本格的ドキュメンタリー
『オードリー・ヘプバーン』 5月6日(金)からTOHOシネマズ シャンテほか全国公開

© PictureLux / The Hollywood Archive / Alamy Stock Photo


●ウィリアム・ワイラー監督に大抜擢され主演した『ローマの休日』で大ブレイク。アカデミー賞の
主演女優賞も受賞して一躍ときの人となったオードリー・ヘプバーンの栄光と、知られざる少女時代
から晩年までを追った本格的ドキュメンタリー。5月6日(金)から全国公開される。

●オードリー・ヘプバーンは1929年、ベルギー・ブリュッセルの出身。実業家の父と貴族出身の母
とのあいだに生まれ、幼いころはイギリスの寄宿学校で学ぶが10歳のころに両親が離婚。大戦中は
ナチス支配下のオランダで悲惨な体験もし、それらのトラウマに悩まされた。

●一方で生き甲斐となっていたバレエでは、ミュージカルの端役出演が映画デビューのきっかけとな
り、『ローマの休日』出演へとつながっていく。また、人気デザイナー、ジバンシーとの出会いによ
ってファッション・アイコンとしても注目されたこと等々、当時の映像や関係者のインタビューなど
で浮き彫りにされてゆく。晩年はユニセフの国際親善大使としてめぐまれない子どもたちのために尽
力。そんなオードリーをこの映画の監督ヘレナ・コーンは「英雄」と称えている。
2022年5月1日 記


©Trinity Mirror _ Mirrorpix _ Alamy Stock Photo

    オードリー・ヘプバーン

監督:ヘレナ・コーン 
出演:オードリー・ヘプバーン/ショーン・ヘプバーン・ファーラー(オードリーの長男)/エマ・
キャスリーン・ヘプバーン・ファーラー(オードリーの孫)/クレア・ワイト・ケラー(ジバンシィ
の元アーティスティックディレクター)/ピーター・ボクダノヴィッチ(出演作『ニューヨークの恋
人たち』監督)/リチャード・ドレイファス (『オールウェイズ』で共演)
振付:ウェイン・マクレガー
バレエダンサー:アレッサンドラ・フェリ/フランチェスカ・ヘイワード/キーラ・ムーア
2020年イギリス(100分)  原題:AUDREY  配給:STAR CHANNEL MOVIES
公式サイト:https://audrey-cinema.com/
© 2020 Salon Audrey Limited. ALL RIGHTS RESERVED.

■2022年5月6日(金)からTOHOシネマズ シャンテ/渋谷・Bunkamuraル・シネマほか全国公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
「イタリア映画祭2022」 4月下旬から5月中旬に東京と大阪で開催!
マルコ・ベロッキオほかの新作10作品、ナンニ・モレッティら特別上映6タイトル

●「日本におけるイタリア年」を契機に、2001年に始まった「イタリア映画祭」。
昨年は新型コロナウィルスの影響で東京開
催が中止となったが、ことしは東京と大阪
での上映が3年ぶりに決まった。
●日程は東京・渋谷ユーロライブ会場が4
月29日(金・祝)~5月4日(水・祝)。
大阪・ABCホール会場が5月14日(土)
~5月15日(日)。
●マルコ・ベロッキオ監督による話題のド
キュメンタリー『マルクスは待ってくれる』(写真)など新作10タイトル。ナンニ・モ
レッティ監督の今秋公開の新作『3つの鍵』
をふくむ特別上映6タイトルとなっている。



    イタリア映画祭2022

■東京・渋谷ユーロライブ会場:4月29日(金・祝)~5月4日(水・祝)
■大阪・ABCホール会場:5月14日(土)~5月15日(日)

<新作10タイトル>
A 『マルクスは待ってくれる』2021年(90分)
監督:マルコ・ベロッキオ  出演:マルコ・ベロッキオらベロッキオ家の人々
B 『キアラへ 』 2021年(122分)
監督:ジョナス・カルピニャーノ  出演:スワミー・ロートロ/クラウディオ・ロートロ
C 『小さなからだ』  2021年( 89分)
監督:ラウラ・サマーニ  出演:チェレステ・チェスクッティ/オンディーナ・クワドリ
D 『笑いの王』 2021年(133分)
監督:マリオ・マルトーネ  出演:トニ・セルヴィッロ/マリア・ナツィオナーレ
E 『内なる檻』 2021年(117分)
監督:レオナルド・ディ・コスタンツォ  出演:トニ・セルヴィッロ/シルヴィオ・オルランド
F 『アメリカ・ラティーナ』  2021年(92分)
監督:ディンノチェンツォ兄弟  出演:エリオ・ジェルマーノ/アストリッド・カザーリ
G 『 そして私たちは愚か者のように見過ごしてきた』 2021年(108分)
監督:ピエルフランチェスコ・ディリベルト 出演:ファビオ・デ・ルイージ/イレニア・パストレッリ
H 『ある日、ローマの別れ』 2021年(116分)
監督:エドアルド・レオ  出演:エドアルド・レオ/マルタ・ニエト/クラウディア・ジェリーニ
I 『ディアボリック』  2021年(134分)
監督:マネッティ・ブラザーズ  出演:ルカ・マリネッリ/ミリアム・レオーネ
J 『スーパーヒーローズ』 2021年(121分)
監督:パオロ・ジェノヴェーゼ 出演:アレッサンドロ・ボルギ/ジャズミン・トリンカ


レオナルド・ディ・コスタンツォ監督『内なる檻』

<特別上映6タイトル>
K 『3つの鍵』 2021年(119分)
監督:ナンニ・モレッティ  出演:マルゲリータ・ブイ/リッカルド・スカマルチョ
L 『マゴーネ 土田康彦「運命の交差点」についての研究』  2021年(97分)
監督:田邊アツシ  出演:土田康彦/宮脇花綸/大友香里/臺佳彦/TERU
M 『息子の部屋』 2001年(99分)
監督:ナンニ・モレッティ  出演:ナンニ・モレッティ/ラウラ・モランテ
N 『夫婦の危機』 2006年(112分)
監督:ナンニ・モレッティ  出演:シルヴィオ・オルランド/マルゲリータ・ブイ
O 『 アッカトーネ』 1961年 (117分)
監督:ピエル・パオロ・パゾリーニ  出演:フランコ・チッティ/フランカ・パスット
P 『赤い砂漠』 1964年(120分)
監督:ミケランジェロ・アントニオーニ  出演:モニカ・ヴィッティ/リチャード・ハリス


ナンニ・モレッティ監督『3つの鍵』

●なお、ナンニ・モレッティ監督らによるリモートを中心にしたトークイベントの開催も決定。
詳細は
■公式サイト:http://www.asahi.com/italia/



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ひとが傷めてしまった森や町の再生に力を注ぐ異色の造園家
『杜人(もりびと) 環境再生医 矢野智徳の挑戦』 2022年4月15日(金)から全国順次公開

●父親が私財を投じて開設した花木植物園「四季の丘」の子として、10人のきょうだいとともに植物の
世話をしながら育つた矢野智徳さん。大学では地理を専攻し、そのあいだに日本各地の自然環境を見聞
したのちの20代後半で造園の仕事をはじめた。
その後、1995年の阪神淡路大震災で被害を受けた庭園の樹勢回復をおこなうなか、環境を改善するあ
らたな手法を探りはじめてゆく。

●矢野さんのやり方は極めてシンプルだ。たとえば屋久島の弱ったガジュマルの木を前に、木の周辺の
風通しが良くなるように必要な分だけ草を払ってやり、水が海へと流れる路に小さな穴をあけてゆく。
そうするだけで、よどんでいた水が流れ出し、たちまちガジュマルは息を吹き返す。
「人間のからだでいうと呼吸と血管、空気と血液がからだの中をめぐっているのと同じように、地球全
体で大気と水がからだのように循環しているんです」 と彼は言う。

●撮影や制作、配給も手がけた前田せつ子監督は、矢野智徳さんと出会い衝撃を受けた4年後、カメラ
を回しはじめた。そこからさらに3年、クラウドファンディングの協力も得て完成した本作『杜人(も
りびと) 環境再生医 矢野智徳の挑戦』は、初監督作品となる。

2022年4月6日 記


矢野さん(前列左から2人目)はふつうの民家の庭の再生を手がけることもある。
ここでは依頼主の仲間が駆けつけて再生の手助けをした

    杜人(もりびと) 環境再生医 矢野智徳の挑戦

監督:前田せつ子
出演:矢野智徳(造園家/環境再生医)/玄侑宗久(慧日山福聚寺住職/作家) /石田智子(慧日山
福聚寺寺庭/アーティスト)/ 堀 信行/(地理学者/理学博士)/長野亮之介(イラストレーター)
配給:リンカランフィルムズ
公式サイト:https://lingkaranfilms.com/

2022年4月15日(金)からアップリンク吉祥寺/大阪第七藝術劇場/アップリンク京都/横浜シネマ
・ジャック&ベティ/名古屋シネマスコーレほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
急逝した宝田明さんが乃木坂46の岩本蓮加とW主演、プロデュースした遺作
『世の中にたえて桜のなかりせば」が、2022年4月1日(金)から全国公開

映画初出演、初主演となった乃木坂46の岩本蓮加

●1954年に東宝ニューフェースの6期生として芸能界デビューして以来半世紀以上にわたり、東宝の
看板作品『ゴジラ』をはじめ数多くの映画、舞台等で楽しませてくれた俳優でプロデューサーの宝田明
さんが、3月10日(木)肺炎のため亡くなった。87歳。みずからプロデュースしW主演を務めた4月1
日公開、『世の中にたえて桜のなかりせば』の完成披露舞台挨拶をすませたわずか4日後のことで、こ
れが遺作となった。

●同作品は、終活アドバイスの会社でアルバイトをする不登校の女子高生、咲(岩本蓮加)が、年の離
れた老紳士の同僚、敬三(宝田明)と心を通わせるなか、終活のアドバイスを受けに来る人たちの心の
機微にも触れ、成長してゆく姿が描かれている。学生たちからいじめを受けて引きこもる、担任の女性
教師を支えるという一面も見せる。

●タイトルになっている「世の中にたえて桜のなかりせば」は平安時代の歌人、在原業平の古今和歌
集収集歌。「春の心はのどけからまし」とつづき、現代語に訳すと〝桜というものがこの世になかった
なら、春はもっとのどかに過ごせるのに〟というような意味だという。春が近づき、人々がいかに桜の
開花を待ち望んでいるか。心おだやかに過ごせないほど待たれている春の桜。その季節に、満を持して
の公開となる。


年の差70歳の同僚を演じた宝田明と岩本蓮加
画像右上の中央は敬三(宝田)の余命わずかの妻を演じた吉行和子

    世の中にたえて桜のなかりせば
監督/共同脚本:三宅伸行  共同脚本:敦賀零
出演:岩本蓮加(乃木坂46)  土居志央梨/郭 智博/名村 辰/柊 瑠美/伊東由美子
徳井 優/吉行和子  宝田 明
2022年日本(80分) 配給:東映ビデオ
公式サイト:https://www.toei-video.co.jp/sakuramovie2022/
©2021『世の中にたえて桜のなかりせば』製作委員会
2022年4月1日(金)から丸の内TOEIほか全国公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
認知症の母を老々介護する90歳を超えた父。映像作家である娘が撮った話題作から4年。
その後を追った『ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~』が公開!

妻の文子さんが育てたアジサイの前で笑顔を見せる 

●認知症になった母を懸命に介護する90歳を優に超えた父。ふたりの娘でもある映像作家の信友直子
監督が手がけたドキュメンタリー映画『ぼけますから、よろしくお願いします。』は大きな反響を呼
び、動員数20万人を超すヒットを記録した。
2018年の公開から4年。ふたりのその後を追った続編『ぼけますから、よろしくお願いします。~
おかえり お母さん~』が完成して、3月25日(金)から全国順次公開される。

●映画は前作が公開された2018年から始まる。満席の劇場には映画の〝主役〟であるお父さんの姿も
あるが、もうひとりの主役であるお母さんの姿はない。じつは公開直前に脳梗塞を患い、入院してしま
ったのだ。100歳まであとわずかという高齢の父の、妻を見舞う日々が始まり、途中からコロナ禍とな
る。        
2022年3月12日 記

つぎつぎリンゴを買ってきてしまった文子さん   脳梗塞で倒れた妻を見舞うのが日課となる


本作を手がけた娘の信友直子監督と

   ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~

監督/撮影/語り:信友直子
2022年日本(101分) 配給:アンプラグド
公式サイト:https://bokemasu.com/
©2022「ぼけますから、よろしくお願いします。~おかえり お母さん~」製作委員会
2022年3月25日(金)から新宿武蔵野館/シネスイッチ銀座ほか全国順次公開
*ポレポレ東中野では3月19日(土)から先行上映



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
東日本大震災から10年を経て生まれた『永遠の1分。』
『カメラを止めるな!』コンビが挑んだのは、大震災をテーマにコメディ映画は撮れるのか?

●東日本大震災から10年以上が過ぎるなか、被災地に寄り添う形でいくつかの映画作品が生まれてき
たが、3月4日に公開される『永遠の1分。』は、日本にやってきて震災をテーマにコメディを撮ろう
というアメリカ人の物語だ。果たして…。そして震災で息子を失い、アメリカで密かに生きるひとり
の女性の物語もからんでくる。

●米ロサンゼルスで映画監督をするスティーヴ(マイケル・キダ)はある日、撮影中に不始末を起こ
しその代償として、日本に行って大震災に関するドキュメンタリーをつくることを命じられる。カメ
ラマンのボブ(ライアン・ドリース)とともに日本に来てはみたものの、もともとコメディを得意と
する自分に震災をテーマにしたドキュメンタリーなど撮れるはずがない。ニンジャ映画をつくろう!
と思いつつ、とりあえず被災地に入るなか、その惨状に心が動かされはじめる。ドキュメンタリーを、
得意分野のコミカルなテイストで撮れないものだろうか…。
一方、震災のあとに夫を残しアメリカに渡った麗子(Awich)は、息子を助けられなかった自責の念
に苛まれながらアメリカでの日々を送っていた。

●監督は『カメラを止めるな!』で撮影を担当していた曽根剛。同作品の上田慎一郎監督が脚本を手
がけた。制作中にコロナ禍となり、現況に沿った脚本に改訂されていったという。

                                   2022年3月2日 記


   永遠の1分。
監督:曽根剛 脚本:上田慎一郎 主題歌:Awich「One Day」
出演:マイケル・キダ/Awich/毎熊克哉/片山萌美/ライアン・ドリース/ルナ/中村優一/
アレクサンダー・ハンター/西尾舞生/渡辺裕之
2022年日本(97分) 配給:イオンエンターテインメント
公式サイト:https://eien1min.com/  ©「永遠の1分。」製作委員会 
2022年3月4日(金)から全国公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
傷つけられた女性たちを救うために20年以上にわたり孤軍奮闘してきた医師、ムクウェゲ
コンゴ民主共和国で何が起きてきたのか。その悲惨な現実を追ったドキュメンタリー
『ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師』


●2018年にノーベル平和賞を受賞したコンゴ民主共和国の婦人科医師デ二・ムクウェゲ。婦人科医
を目指したのは、山間部の女性たちの困難な出産状況を助けたいと考えたからだったが、しだいに性
暴力が蔓延しはじめ、拠点にしているバンジ病院を2002年に開院したころにはその状況はさらに悪
化していた。

●性暴力の被害者は若い女性だけではない。下はなんと生後数か月の少女から上は90歳を越える高
齢者まで、運ばれてくる被害者のなかには内臓がはみ出しているひともいるという。

●加害者の多くは武装勢力の男たちだが、目的は性欲を満たすためだけではなく、組織的に支配する
ことにあるとムクウェゲ医師は指摘する。この20年余りで数十万人の女性が性被害に遭ってきた背景
にはいくつもの理由がある。ひとつは過去に大虐殺があったルワンダと隣りあわせの国であり、押し
寄せた難民のなかに多くの虐殺実行犯が紛れ込んでいたこと。さらに悲劇を招いたのは、コンゴには
豊富な鉱物資源があることだった。恐怖を植え付けつつ資金源となる資源を手に入れることが目的な
のだ。加害者の武装勢力が売りさばく鉱物の多くはスマートホンに使われていて、無関心でいてほし
くないとムクウェゲ医師は世界に訴える。
監督はTBSの報道番組「news23」でディレクターを務めてきた立山芽以子。ナレーションは常盤貴
子。                                 
2022年2月28日 記


   ムクウェゲ 「女性にとって世界最悪の場所」で闘う医師(ドキュメンタリー)
監督:立山芽以子 ナレーション:常盤貴子
2022年日本(75分) 配給:アーク・フィルムズ
公式サイト:http://mukwege-movie.arc-films.co.jp/  © TBSテレビ
2022年3月4日(金)から、新宿シネマカリテ/ヒューマントラストシネマ渋谷/アップリンク吉祥
寺ほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
2018年夏、原将人監督の京都の家が全焼し、3年後にドキュメンタリー映画が生まれた
原まおり/原将人共同監督『焼け跡クロニクル』 2月25日(金)から全国順次公開



●2018年7月、『おかしさに彩られた悲しみのバラード』や『初国知所之天皇』 などの作品で知ら
れる映像作家、原将人監督の京都の家が全焼し、なにもかもが焼けた。原因は不明とされたが、おそ
らくは漏電による不慮の事故で、出火当時、監督は3人の子どもたちとともに在宅中だった。
火の回りは早く、いったんは子どもたちとともに家の外に避難したものの、新作のデータが入ったパ
ソコンを救出するためにふたたび火の中に飛び込み、入院を余儀なくされるやけどを負った。そのと
き原監督は、撮影していなかったことを悔やんだという。

●だが公私のパートナーである妻の原まおりさんが、外から駆けつける段階からスマホで撮影してお
り、そのスマホの映像がドキュメンタリー映画『焼け跡クロニクル』の土台となった。
クラウドファンディングの力も借りながら完成した同作品は、焼け出された家族5人の再生の記録で
もある。                               2022年2月16日 記



   焼け跡クロニクル(ドキュメンタリー)
監督/撮影/編集:原まおり/原將人  音楽:原將人 タイトル音楽:原まみや
出演:原將人/原まみや/原かりん/原 鼓卯/原まおり/佐藤眞理子
2022年日本(85分) 配給:マジックアワー
公式サイト:https://www.yakeato-movie.com/
© 2022『焼け跡クロニクル』プロジェクト
2022年2月25日(金)からシネスイッチ銀座ほか全国順次公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
『オーストリアからオーストラリアへ ふたりの自転車大冒険』 
自転車に食料とテントとカメラを積んで、過酷な大陸横断の旅を決行する若者ふたり

陸路18000キロ、11か月におよぶ自転車による大陸横断の旅を決行したアンディ(左)とドミニク
© Aichholzer Film 2020


●ともにルーマニアからの移民二世であるオーストリア人のアンドレアスとドミニクは2017年、勤
めていたIT企業をやめて、自転車での大陸横断の旅を決断する。ルートはオーストリアからソ連や中
国を通り抜け、最終目的地はオーストラリア大陸の南東部に位置するブリスベン。
出発前には2年間の準備期間を設けたが、たやすい旅にはならなかった。出発からいきなり1週間ほど
雨に見舞われ、ロシアではビザ切れ寸前となり、ミャンマーでは政治的な理由から入国が許されず、
最終目的地のオーストラリアに入ってからもハエや強風に見舞われ挫折しかかる。不幸中の幸いは新
型コロナウィルス禍前だったことだろうか。               2022年2月8日 記


  
インドの寺院で無料食堂に並ぶドミニク(左)とアンディ      © Aichholzer Film 2020


   オーストリアからオーストラリアへ ふたりの自転車大冒険(ドキュメンタリー)
監督/脚本/撮影/編集:アンドレアス・ブチウマン/ドミニク・ボヒス
監修:マルティナ・アイヒホルン
2020年オーストリア(88分) 配給:パンドラ
公式サイト:http://www.pan-dora.co.jp/austria2australia/
© Aichholzer Film 2020
2022年2月11日(金)からヒューマントラストシネマ有楽町/アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開


 


                  トピックスTOPICS 2021

■■■NEW! TOPICS!■■■■■
女の子でいることを、学校からもバレエスクールからも許してもらえないサシャ
家族ぐるみの葛藤と訴えを、自然なカメラワークでとらえたドキュメンタリー『リトル・ガール』

©AGAT FILMS & CIE – ARTE France – Final Cut For real – 2020

●フランス北東部に両親と3人のきょうだいとともに暮らすサシャは、〝男の子〟として生を受けたも
のの、物心ついたころから自分は女の子だと思って疑わず、学校に上がってからも〝女の子〟として
認めてくれない学校やバレエスクールに悲しい思いを抱く。

●そんなサシャを見て両親、とくに母親のカリーヌは話し合いの場をもうけるよう学校と交渉を続ける
が、取り合ってさえもらえない。そこでカリーヌは小児科の専門医のもとににサシャとともに出向く。

●メガホンをとったのは、過去にもジェンダーやセクシャリティに関する作品を撮ってきた、フランス
出身のセバスチャン・リフシッツ監督。登場人物のカメラ目線を感じさせない自然なカメラワークで撮
影を進めてゆく。





<セバスチャン・リフシッツ監督メッセージ>
「サシャのトランス・アイデンティティの問題に加えて、子どもがひとと違
うということはどういうことなのかを扱った作品でもあります。
社会の規範をはずれて成長し生きていくことの意味を考えた作品なのです」

      リトル・ガール
監督:セバスチャン・リフシッツ
2020年フランス(85分) 配給:サンリスフィルム 原題:PETTITE FILLE
公式サイト:https://senlisfilms.jp/littlegirl/
©AGAT FILMS & CIE – ARTE France – Final Cut For real – 2020
2021年11月19日(金)から新宿武蔵野館/ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
よしながふみの人気コミックをテレビドラマ化して大ヒットした「きのう何食べた?」
劇場版『きのう何食べた?』が11月3日(水・祝)から全国ロードショー公開

W主演の内野聖陽(左)と西島秀俊 
© 2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会  © よしながふみ/講談社

●よしながふみ原作の人気コミックをテレビドラマ化して大ヒットした「きのう何食べた?」。オリ
ジナルストーリーによる劇場版『きのう何食べた?』が11月3日(水・祝)から全国でロードショー
公開される。

●同棲する弁護士のシロさんこと筧史朗(西島秀俊)と、美容師のケンジこと矢吹賢二(内野聖陽)。
ふたりのありふれた日常を切り取った「ホームドラマ」で、おなじゲイカップルや田舎に暮らす家族
との交流のなか、新しい家族の在り方が描かれてゆく。またテレビドラマ同様、料理好きなシロさん
が食卓に並べる料理の数々を、レシピつきで楽しく紹介してゆくのもこの作品の魅力だ。
そして劇場版では、ふたりが訪れる京都でのロケも見どころのひとつ。クローズアップ満載、エンタ
ーテインメントたっぷりの作品になっている。              2021年11月1日 記


シロさん(右)に京都旅行に誘われて喜びがあふれ出るケンジ


ジルベール(磯村勇斗)、小日向(山本耕史)のカップルとともに食卓を囲むシロさんとケンジ

    劇場版 きのう何食べた?
監督:中江和仁 脚本:安達奈緒子
出演:西島秀俊/内野聖陽/山本耕史/磯村勇斗/田中美佐子/田山亮成/梶芽衣子
2021年日本(120分) 配給:東宝
全国東宝系で公開
© 2021 劇場版「きのう何食べた?」製作委員会  © よしながふみ/講談社



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
イザベル・ユペールを審査委員長に迎えて、第34回東京国際映画祭が開幕!
10月30日(土)~11月8日(月)の10日間、東京日比谷・有楽町・銀座地区を舞台に開催

レッドカーペットに立つイザベル・ユペール|東京・有楽町にて ©2021 TIFF

●第34回東京国際映画祭が17年ぶりに会場を六本木から日比谷・有楽町・銀座地区に移して開催。
10月30日(土)、コンペの審査委員長を務める女優のイザベル・ユペールらによるレッドカーペット
やオープニングセレモニーが行われ、華やかに開幕した。
オープニング上映はクリント・イーストウッドの新作『クライ・マッチョ』。11月8日(月)までの
10日間、各国の多彩な作品が上映される。                
2021年11月1日 記
■公式サイト:www.tiff-jp.net

             クリント・イーストウッドからの手紙

「日本の皆さんへ
最新作『クライ・マッチョ』が、第34回東京国際映画祭オープニング作品に選ばれたことをとても光栄
に思います。本当にオープニングセレモニーに参加したかったです。この映画を通して、私が信じる"
本当の強さ"を感じてもらえると嬉しいです。『クライ・マッチョ』はコロナ禍に撮影されたものです。
私は本作が映画業界に、勇気と強さをもたらす作品の一つになればと思っています。どうぞ楽しんでご
覧ください」 クリント・イーストウッド

             イザベル・ユペール オープニング挨拶

「このようなコロナ禍において映画作りをするのはチャレンジです。そしてこうした映画祭を開催され
たということは勝利だと思います。ここに他の審査員と共に立ててとても光栄に思います。私たちは一
緒に映画を観たい。それが、コロナ禍において私が一番やりたかったことです。今回、コンペティショ
ンのセレクションを見ると、素晴らしいセレクションだと思います。私たちには映画は必要です。そし
て映画は私たちを必要としています 」 イザベル・ユペール



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
主婦とはなにか? 家事とはなにか?
アイスランド発のドキュメンタリー『<主婦>の学校』が描く、いまを生きる知恵と技術


© Mús & Kött 2020


●ジェンダーギャップ=男女格差が世界でもっとも少ない国として知られるアイスランド。この国で
1942年の創設以来いまもつづいている「主婦の学校」にフォーカスしたドキュメンタリー映画。

●「主婦の学校」は若い女性たちを良き主婦に育てるために生まれた。調理、洗濯、掃除、裁縫、刺
繍、穴の繕い、アイロンがけから消火器の使い方まで、ありとあらゆる生活に必要なことがらを実践
的に教えてゆく。1975年に「主婦の学校」から「家政学校」へと名称を変え、1997年には男女共学
となった。卒業生の男性がここで学んだことをインタビューで語っている。

●新たに入学してきた若い女性は、穴のあいた洋服の繕いも教えてくれるかしら?そうすると衣類を
捨てなくてすむからと、ワクワクしながらこれからはじまる授業を待っている。ここで学ぶことは一
種のサバイバルであり、また今日的なテーマであるサスティナブルな生活ともダイレクトにつながっ
ているのだ。校長が言うには、不景気なときほど入学生がふえるのだと。一見時代錯誤のようで、意
外にも今日的な存在意義をもった「主婦の学校」のお話だ。        2021年10月9日 記

バスに乗り、一日かかって授業で使うベリーを摘みにゆく日もある    © Mús & Kött 2020

    <主婦>の学校
監督/脚本:ステファニア・ㇳルス 
2020年アイスランド(78分) 配給:kinologue 英題:THE SCHOOL OF HOUSEWIVES
2021年10月16日(土)から渋谷・シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
報道写真の第一人者ユージン・スミスの波乱の人生と、ジャズ漬けのニューヨーク時代を追った
『ジャズ・ロフト』。2021年10月15日(金)からBunkamuraル・シネマほか全国順次公開


ジャズ・オーケストラのリハーサルをするセロニアス・モンク(ピアノ)。ユージン・スミス撮影
©1999,2015 The Heirs of W. Eugene Smith.


●ジョニー・デップが演じた映画『MINAMATAーミナマター』が公開され、いまふたたび注目され
ている報道写真家のユージン・スミス。日本では水俣病を告発した写真家として知られるが、本作品
では戦場カメラマンを経て米グラフ誌「LIFE」の花形写真家となったのちに、田園での家庭生活を捨
ててニューヨークで単身生活を送るまでの波乱の人生が、関係者へのインタビューや彼が残した貴重
な写真群などで構成されている。とくに50年代後半から60年代にかけてのNYロフト生活時代が主軸
となっている。

●映画の起点となったのは1999年、ユージーン・スミスの研究者サム・スティーブンソンによって大
量のオーディオテープが発見されたときだ。スティーブンソンはそれをもとに本を出版。さらにラジ
オ番組が制作され、そのときに制作や脚本を務めたのが『ジャズ・ロフト』の監督となるサラ・フィ
シュコだった。

●そのロフトは花の問屋街にあって、本来ひとが住むことは想定されていない場所。ゆえに夜中でも
演奏することが可能となり、多くのジャズ・ミュージシャンがたむろしては夜な夜なジャムセッショ
ンが行われるようになった。もともとジャズ・フリークだったスミスは、ロフト内に配線を張り巡ら
せてありとあらゆる音を録音し、ミュージシャンたちの様子をカメラに収めた。

●また映画では長男のパトリック・スミスらが彼の創作の秘密も明かしている。つくり込んで作品を
完成させてゆくスタイルは、スミスも在籍したマグナム・フォト創設者のひとり、「決定的瞬間」の
言葉を残したアンリ・カルチェ=ブレッソンとは対極にあるようで興味深い。
2021年10月9日 記


写真左:ロフトの窓から外を見
るユージン・スミス(自撮り)
Self-portrait, W.
Eugene Smith, ©1959
The Heirs of W. EugeneSmith.

写真右:ジャズ・オーケストラの打ち合わせをするセロニアス・
モンク(左)と作曲家のホール・オーヴァトン。
Photo by W. Eugene Smith, 1959 ©The Heirs
of W. Eugene Smith.




    ジャズ・ロフト
監督:サラ・フィシュコ 出演:カーラ・ブレイ/スティーヴ・スワロウ/フィル・ウッズ/パトリッ
ク・スミス/スティーヴ・ライヒ/ビル・クロウ/デイヴィッド・アムラム/ジェイソン・モラン/ビ
ル・ピアース  2015年イギリス(89分) 配給:マーメイドフィルム/コピアポア・フィルム
原題:THE JAZZ LOFT ACCORDING TO W. EUGENE SMITH
2021年10月15日(金)から渋谷・Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
ブレイク前夜のデヴィッド・ボウイを描いた苦悩の青春映画『スターダスト』
2021年10月8日(金)から日比谷・TOHOシネマズ シャンテほか全国公開


本国英国でデビューして鳴かず飛ばずのボウイ(ジョニー・フリン)は米国に渡るが、知名度ゼロ。
手違いでコンサートすら開けない状況に陥る。
@ COPYRIGHT 2019 SALON BOWIELIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC


●いまでは名盤と言われデヴィッド・ボウイの代表作となる2作目アルバム『スペース・オディテイ』
(1967年)や、3作目の『世界を売った男』(1970年)。しかしそれらをリリースするも、ボウイ
の人気は一向に上向かない。アメリカから火を点けようとと渡米するが、知名度ゼロのうえにマネー
ジメントの手違いがあってコンサートすら開けない。そんなブレイク前の悲惨な顛末がこの『スター
ダスト』では描かれている。さらに、精神的な障がいに悩まされる異父兄の存在や、母方の遺伝では
ないか、自分にもその芽があるのではないかという恐れ。若き日のデヴィッド・ボウイのアナザーサ
イドがここでは描かれてゆく。

●主演は『EMMA エマ』のジョニー・フリン。ローリング・ストーンズが歌った「アンジー」でも知
られる妻のアンジー役は、『パブリック 図書館の奇跡』のジェナ・マローン。マーキュリー・レコ
ードのプロモーション担当者には『ジョーカー』などのマーク・マロンが扮している。
なおデヴィッド・ボウイに関しては73年のライブ映画『ジギー・スターダスト』の公開が2022年1月
7日に決まっている。                          2021年10月5日 記

     スターダスト

ボウイ(フリン)と米マーキュリー・レコードのロブ・オバーマン(マーク・マロン)
@ COPYRIGHT 2019 SALON BOWIELIMITED, WILD WONDERLAND FILMS LLC

監督:ガブリエル・レンジ 出演:ジョニー・フリン/ジェナ・マローン/マーク・マロン
2020年イギリス=カナダ(109分) 配給:リージェンツ 原題:STARDUST
2021年10月8日(金)から日比谷・TOHOシネマズシャンテほか全国公開


■■■NEW! TOPICS!■■■■■
第34回東京国際映画祭 2021年10月30日(土)~11月8日(月) 東京日比谷・銀座地区で開催!
オープニングはクリント・イーストウッド監督の最新作『クライ・マッチョ』
コンペティション部門の審査委員長にフランスの女優イザベル・ユペールが就任!来日予定

写真左:イザベル・ユペール © Peter Lindbergh, courtesy Peter Lindbergh Foundation, Paris
写真右:コシノジュンコ監修によるポスター©2021 TIFF


●第34回東京国際映画祭(TIFF)が10月30日(土)~11月8日(月)の10日間、ことしは六本木
から日比谷・銀座地区に会場を移し開催される。コンペティション部門の審査委員長にはフランスの
人気女優イザベル・ユペールが就任し、来日も予定されている。

●また、例年の特別招待作品は「ガラ・セレクション」と名前を変え、12作品がラインアップされて
いるが、注目のオープニング作品とクロージング作品には、クリント・イーストウッド監督の最新作
『クライ・マッチョ』と、スティーヴン・チョボスキー監督の『ディア・エヴァン・ハンセン』がそ
れぞれ決まった。

■会場:角川シネマ有楽町|シネスイッチ銀座|東京国際フォーラム|TOHOシネマズ シャンテ|
TOHOシネマズ 日比谷|ヒューマントラストシネマ有楽町|有楽町よみうりホールほか
■公式サイト:www.tiff-jp.net                    2021年9月27日 記


              イザベル・ユペール コメント

「第34回東京国際映画祭コンペティション国際審査委員の審査委員長に選ばれたことを光栄に思いま
す。東京国際映画祭は世界でもっとも重要な映画祭の一つであると、私は大いに尊敬してきました。
素晴らしい文化と堂々たる映画史を誇る国、日本に再び迎え入れてもらえる喜びを感じています。
これまで世界各地の映画祭で審査委員長を務めてきましたが、様々なバックグラウンドを持ちながら映
画への愛でつながった才能ある仲間たちと自分の視点を共有する経験はいつも刺激的です。今回の映画
祭の成功をお祈りするとともに、他の審査員の皆さんと一緒に劇場で今年の入選作を拝見することを楽
しみにしています。本当に何と幸運なことでしょう」



クリント・イーストウッド監督『クライ・マッチョ』
© 2021 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved


スティーヴン・チョボスキー監督『ディア・エヴァン・ハンセン』
© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
『MORE/モア』と『渚の果てにこの愛を』。インモラルな若者文化をフィーチャーした2作品でカ
ウンターカルチャー世代のアイコンとなったミムジー・ファーマー。初公開から50年を経て同時公開!

『MORE/モア』 (画像左)© 1969 FILMS DU LOSANGE
『渚の果てにこの愛を』(同右)
© 1970 STUDIOCANAL - Fono Roma - Selenia Cinematografica S.R.L. All Rights Reserved.


■ベトナム戦争、人種差別、男女格差…。既存の体制への反発が一気に噴き出た1960年代。カルチャ
ーに関しても同様で、いわゆる対抗文化=カウンターカルチャーが若者世代から生まれたのもこの時期。
音楽の世界ではロック・ミュージックが誕生し、ハリウッドでは既成路線に不満を持つ映画人のあいだ
からアメリカン・ニューシネマが生まれて席巻した。

■ヒッピー、マリファナ、フリーセックスなどインモラルな価値観を満載し、さらには売出し中のプロ
グレッシブ・ロックグループ、ピンク・フロイドが音楽を担当ということで、大注目されたのがバーベ
ット・シュローダー監督の西ドイツ=フランス=ルクセンブルグ合作映画『MORE/モア』だった。
カウンターカルチャーを象徴するこの作品はカンヌでセンセーショナルな話題を呼び、日本でもすぐに
注目されたが、とくにこれ一作でニューウェーブのアイコン的存在になったのが主演のミムジー・ファ
ーマー。その勢いをかって翌1970年には『渚の果てにこの愛を』がつくられ、2作が彼女の代表作と
なった。制作されてから50年強を経てのリバイバル上映となる。       2021年9月8日 記

    MORE/モア

監督/脚本:バーベット・シュローダー 出演:ミムジー・ファーマー/クラウス・グリュンバーグ/
ハインツ・エンゲルマン/ミシェル・シャンデルリ
1969年西ドイツ=フランス=ルクセンブルグ(116分) 配給:コピアポア・フィルム 原題:MORE

   渚の果てにこの愛を

監督/脚本:ジョルジュ・ロートネル  出演:ミムジー・ファーマー/ロバート・ウォーカー/リタ
・ヘイワ―ス/エド・べグリー/マルク・ポレル
1970年フランス=イタリア(95分) 配給:コピアポア・フィルム 原題:LA ROUTE DE SALINA

両作品ともに2021年11月5日(金)から新宿シネマカリテほか全国順次公開




■■■NEW! TOPICS!■■■■■
1978年、エレクトロニク・ポップス開花前夜のパリで、ひとり奮闘する女性ミュージシャン。
音楽愛に満ちたフランス作品『ショック・ドゥ・フューチャー』が、8月27日(金)から順次公開



■『ショック・ドゥ・フューチャー』の主人公アナが、インドで修業中の友人から丸ごと借りている
部屋はシンセサイザーで埋め尽くされている。ときは1978年。パンク/ニューウェイヴがうぶ声を
上げ、新たな音楽の波がポピュラー音楽界を席巻しようとしていた時期。ここフランスでもいろんな
新しい音楽が、古いタイプの音楽としのぎを削るなか、なんとか世に出ようともがいているアナは、
CMの音楽制作という絶好のチャンスを得る。ところがなかなか完成に至らない。そんななか、ボー
カリストの女性とコラボした曲が自分では気に入るのだが…。

■ポップ・ミュージック愛に満ちた作品を監督、製作したのは、音楽集団「ヌーヴェル・ヴァーグ」
を率いるミュージシャンのマーク・コリン。これが初監督作品で、脚本と音楽も担当している。主人
公のアナを演じるのは、独自の世界を切り開いてきた異端の映画監督、アレハンドロ・ホドロフスキ
ーの孫娘で、『アデル、ブルーは熱い色』などのアルマ・ホドロフスキー。 
2021年8月27日 記


訪れた歌手のクララとすぐに打ち解けるアナ(左)


アナがつくった曲にクララがボーカルをかぶせ、コラボするふたり

   ショック・ドゥ・フューチャー
監督/脚本/音楽:マーク・コリン
出演:アルマ・ホドロフスキー/フィリップ・ルボ/クララ・ルチア―二/ロラン・パポ/ジェフリ
ー・キャリー
2019年フランス(78分) 配給:アット エンターテインメント 原題:LE CHOC DU FUTUR
公式サイト:https://chocfuturjp.com/
©2019 Nebo Productions - The Perfect Kiss Films - Sogni Vera Films chocfuturjp.com

●2021年8月27日(金)から新宿シネマカリテ/渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
映画にアートとユーモアとペーソスを吹き込んだフランス映画界の名匠をしのんで
「ルネ・クレール レトロスペクティブ」を10月15日(金)から新宿武蔵野館ほか全国で開催!

■ごく初期には写真家のマン・レイや前衛アーティストのマルセル・デュシャン、作曲家のエリック・サティらと実験的な作品『幕間』(1924年)をつくり、その後は数々の名作を世に送り出したフランス映画界の名匠、ルネ・クレール。

■1981年に亡くなってからことしでちょうど40年を迎え、彼をしのんだ特集上映「ルネ・クレール レトロスペクティブ」が、10月15日(金)から東京・新宿武蔵野館ほか全国で開催される。

■ラインアップは、フランス映画の黄金時代を築き上げ、彼の代表作となったトーキー初期の4作品『巴里の屋根の下』『ル・ミリオン』『自由を我等に』『巴里祭』と、円熟期の50年代につくられた『リラの門』のあわせて5作品。
いずれもスタンダード・サイズの白黒作品だが、4Kデジタル・リマスター版で上映される。
2021年8月18日 記


© 1930 - TF1 DROITS AUDIOVISUELS


© 1931 - TF1 INTERNATIONAL - SOCIETÉ
DES FILMS - SONORES TOBIS

©1931 ─ TF1 INTERNATIONAL ─
SOCIETÉ DES FILMS

© 1933 – TF1 DROITS AUDIOVISUELS


©1956 ─ TF1 DROITS AUDIOVISUELS
─ RIZZOLI FILM ─ SECA
  ルネ・クレール レトロスペクティブ

●パリの屋根の下(1930年|93分)
●ル・ミリオン(1931年❘83分)
●巴里祭(1933年|86分)
●リラの門(1957年|99分)
●自由を我等に(1931年|84分)
(写真は左上から時計回りで)
10月15日(金)から新宿武蔵野館ほか全国開催
配給:セテラ・インターナショナル
公式サイト:
http://www.cetera.co.jp/rene40/



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
46年ぶりに陽の目を見た、ソウルの女王の幻の教会ライブ映像
『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』が5月28日(金)から全国公開

ピアノ弾き語りでゴスペルを歌うアレサ・フランクリン  2018©Amazing Grace Movie LLC

●1970年代初頭、「ソウルの女王」として飛ぶ鳥を落とす勢いだった歌手のアレサ・フランクリン
が初心に返り、教会で収録したゴスペル・アルバム『至上の愛――チャーチ・コンサート――』
(1972年)は、発売当時大変な評判を呼び大ヒットも記録した。アレサはもともと教会出身のゴス
ペルシンガーだった。
じつはこのとき、教会にはカメラも入り、ライブ映像の制作も同時進行で進められていたのだが、こ
ちらの試みは失敗に終わった。音声と映像のシンクロがうまくいかなかったのだ。

●その後デジタル技術が進歩し、困難な音声と映像のシンクロナイズドが可能となった2018年、制
作陣の執念が実り、チャーチ・コンサートの詳細を収めたライブ映像が完成。このほど日本でも陽の
目を見ることになった。

●完成させたのは、もともとの仕掛人だった音楽プロデューサー、ジェリー・ウェクスラーと師弟関
係にあったアラン・エリオット。エリオットはウェクスラーや、監督を務めたシドニー・ポラックに
声をかけ、計画を再スタートさせた。残念ながらウェクスラーもポラックも2008年に他界している
ものの、ふたりの遺志は継がれた。

●このライブ・コンサートは、収録したロサンゼルスのバプテスト教会で牧師を務めるジェイムズ・
クリーヴランド師が、説教をするような形で導かれ、彼のピアノと歌も本作品の見どころ聴きどころ
となっている。さらに、映像をよく見ると信者たちにまざって、ローリング・ストーンズのミック・
ジャガーのすがたも見られ、アレサの影響力を伝えている。クリーヴランド師は1991年に他界。
アレサ本人も2018年8月16日に亡くなっている
映画は5月28日(金)から渋谷・Bunkamuraル・シネマほかで公開される。
2021年5月21日 記


アレサとジェイムズ・クリーヴランド師

南カリフォルニア・コミュニティー聖歌隊とアレサ

聖歌隊指揮のアレキサンダー・ハミルトンとアレサ

  アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン

撮影:シドニー・ポラック 映画化プロデューサー:アラン・エリオット
出演:アレサ・フランクリン/ジェームズ・クリーヴランド/コーネル・デュプリー(ギター)、チャッ
ク・レイニー(ベース)/ケニー・ルーパー(オルガン)/パンチョ・モラレス(パーカッション)/バーナ
ード・パーディー(ドラム)/アレキサンダー・ハミルトン(聖歌隊指揮)
2018年アメリカ(90分) 配給:ギャガ 原題:AMAZING GRACE
公式サイト:http://gaga.ne.jp/amazing-grace/  2018©Amazing Grace Movie LLC  
2021年5月28日(金)から渋谷・Bunkamuraル・シネマほか


■■■NEW! TOPICS!■■■■■
略奪した大金をめぐる、男たちの捨て身の欲望を描いた『デッドロック』DEADLOCK
ドイツ発 1970年制作の幻のクライムアクションが本邦初公開!

© Filmgalerie451

●1960年代後半からはじまったニュー・ジャーマンシネマの時代に一匹狼をつらぬき、作品を知るス
ピルバーグやタランティーノら大物監督からリスペクトされてきたローラント・クリック監督。彼の代
表作『デッドロック』が制作から50年を経てはじめて本邦公開される。

●ドイツ作品ながら舞台はアメリカどこかの廃鉱の町――しかも撮影はイスラエルの砂漠!。そこに
100万ドルの紙幣とドーナツ盤1枚が入ったジュラルミンケースを抱え、瀕死の男キッドがやってくる。
大金を狙うのは廃鉱の見張り役ダム、そこにキッドの相棒の初老の男サンシャインも加わり、三つ巴の
腹の探りあいがはじまる。ホルガ―・シューカイを擁するデビュー仕立てのジャーマンロック・バンド、
初期カンの音楽がつかわれているのにも注目。               2021年5月6日 記




   デッドロック

監督/脚本:ローラント・クリック 音楽:CAN(カン)
出演:マリオ・アドルフ/アンソニー・ドーソン/マルクヴァルト・ボーム/マーシャ・ラベン/シー
グルド・フィツェック/ベティ・シーガル
1970 年年ドイツ(85分) 配給 オンリー・ハーツ/アダンソニア 原題:DEADLOCK
公式サイト:http://deadlock.movie.onlyhearts.co.jp/ © Filmgalerie451
5月15日(土)から新宿K's cinemaほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
デヴィッド・バーンが11人の仲間と送る鮮烈ミュージカル『アメリカン・ユートピア』
アグレッシヴなステージをスパイク・リー監督が映像化した注目の音楽映画がいよいよ公開!

⇒ ★公開延期になりました(公開日未定) ⇒新たな公開日が5月28日(金)に決まりました


©2020 PM AU FILM, LLC AND RIVER ROAD ENTERTAINMENT, LLC ALL RIGHTS RESERVED


●1970年代後半から80年代にかけて、ロックバンド、トーキング・ヘッズのフロントマンとして大き
な足跡を残したデヴィッド・バーンが、70歳を迎えようといういまも健在だ。

●ソロ活動をつづける彼は2018年にアルバム『アメリカン・ユートピア』を発表。そのワールドツア
ー後の19年に、ニューヨーク・ブロードウェイで同名ミュージカルの公演を行い評判を呼んだものの、
新型コロナウィルスのために再演はかなわなかった。

●さいわい、ミュージカルの様子を収めた映画『アメリカン・ユートピア』をコロナ禍前に制作。
メガホンをとったのは、問題作を連発しオスカーも受賞しているスパイク・リー監督だった。
デヴィッド・バーンをふくむ12人のパフォーマーたちは全員裸足にグレーのスーツといういで立ち。
スタイリッシュでアグレッシブなステージをスパイク・リー監督はどうカメラに収めたのか。

●その『アメリカン・ユートピア』が日本でもまもなく公開される。5月7日(金)の公開予定だが、緊
急事態宣言が再発出されたために、状況を見極めての公開となる。
2021年4月26日 記

   アメリカン・ユートピア

監督:スパイク・リー 出演:デヴィッド・バーン
2020年米国(107分) 配給:パルコ 原題:DAVID BYRNE'S AMERICAN UTOPIA
日比谷・TOHOシネマズシャンテ/渋谷シネクイントほか
公式サイト:hhttp://americanutopia-jpn.com/



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
第93回/2021アカデミー賞発表!
作品賞、監督賞、主演女優賞はクロエ・ジャオ監督の『ノマドランド』
主演男優賞は『ファーザー』のアンソニー・ホプキンスが受賞

作品賞、監督賞(クロエ・ジャオ)、主演女優賞(フランシス・マクド―マンド)の『ノマドランド』
©2020 20th Century Studios. All rights reserved.


●第93回/2021年アカデミー賞の授賞式が、現地アメリカ時間の4月25日(日本時間26日)に行わ
れ、各賞が発表された。

●注目の作品賞は、高齢ワーキャンパーの実態を取材したジェシカ・ブルーダー作のノンフィクション
「ノマド 漂流する高齢労働者たち」を劇映画化した『ノマドランド」(公開中)。監督賞と主演女優
賞も同作品のクロエ・ジャオ監督とフランシス・マクド―マンドがそれぞれ受賞した。

●主演男優賞は『ファーザー』(5月14日公開予定)のベテラン、アンソニー・ホプキンス、助演女優
賞は『ミナリ』(順次公開中)の韓国女優ユン・ヨジョン。
助演男優賞は『Judas and the Black Messiah(原題)』のダニエル・カルーヤ。

●また国際長編映画賞はトマス・ヴィンターベア監督×マッツ・ミケルセン主演のデンマーク作品『ア
ナザーラウンド』(9月3日公開予定)が受賞した。             2021年4月26日 記


主演男優賞 『ファーザー』のアンソニー・ホプキンス
©NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL
FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME
FILM CIN&#201;-@ ORANGE STUDIO 2020

  第93回/2021アカデミー賞 おもな受賞一覧

■作品賞 『ノマドランド』
■監督賞 『ノマドランド』クロエ・ジャオ
■主演女優賞 『ノマドランド』フランシス・マクド―マンド
■主演男優賞 『ファーザー』アンソニー・ホプキンス
■助演女優賞 『ミナリ』ユン・ヨジョン
■助演男優賞 『Judas and the Black Messiah(原題)』ダニエル・カルーヤ
■国際長編映画賞 『アナザーラウンド』(トマス・ヴィンターベア監督×マッツ・ミケルセン主演)
■脚本賞 『プロミシング・ヤング・ウーマン』エメラルド・フェネル
■脚色賞 『ファーザー』クリストファー・ハンプトン/フロリアン・ゼレール



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
野放しの性犯罪者たちをワナにかけ、SNS時代の危険を告発してゆくドキュメンタリー
『SNS-少女たちの10日間-』 4月23日から全国順次公開


●SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が日常化して、だれもがインターネットでつな
がれる時代。その便利さを悪用して、未発達な子どもたちを性犯罪に巻き込む悪質な性犯罪者たちが
横行している。
チェコのドキュメンタリー映画『SNS-少女たちの10日間-』はその恐ろしさを告発するだけではなく、
12、3歳に見える若い女性を女優として募集し、大がかりなセットを組み、パソコンの画面の向こう
にいる性犯罪者たちをワナにかけてゆく。おどろくべき実態と性犯罪への踏み込んだアクション。
4月23日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。
2021年4月20日 記

大がかりなセットを組んで、少女たちの〝敵〟をワナにかけてゆく
©2020 Hypermarket Film, Czech Television, Peter Kerekes, Radio and Television of
Slovakia, Helium Film All Rights Reserved.

   SNS-少女たちの10日間- V SITI
監督:バーラ・ハルポヴァー/ヴィート・クルサーク 原案: ヴィート・クルサーク
出演:テレザ・チェジュカー/アネジュカ・ピタルトヴァー/サビナ・ドロウハー
2020年チェコ(104分) 配給:ハーク 配給協力:EACH TIME 原題:V SITI
公式サイト:www.hark3.com/sns-10days
2021年4月23日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開



■■■NEW! TOPICS!■■■■■
モロッコの山奥に暮らす先住民族、アマズィーグ人の少女を描いた『ハウス・イン・ザ・フィールズ』
4月9日(金)の公開にあわせて、タラ・ハディド監督のインタビューが到着!


●世界的な建築家、故ザハ・ハディド氏の姪で写真家としても活動するタラ・ハディド監督は、現地
モロッコの山奥に暮らすアマズィーグ人のもとに7年間通いつめてこの映画を完成させた。
学校の成績も良くて弁護士になる夢を持つ少女ハディージャと、学校をやめて嫁ぐことが決まってい
る姉のファーティマ。その日常やファーティマの結婚式のようすなどが詩的にとらえられている。
4月9日(金)からアップリンク渋谷ほか全国順次公開される。      2021年4月9日 記

               タラ・ハディド監督 インタビュー

●この作品をつくろうと思った理由はなんでしょうか
――20年ほど前、はじめてこの村を訪れたときに圧倒されました。マラケシュから10時間以上かかる
場所で、たどり着くのが非常に大変なのですが、荘厳な風景やそこに住む人びとに魅了され、数年後
にまた訪れました。数百年前から変わらないコミュニティの、失われつつある生活様式を記録し、彼
らのクロニクルを撮りたいと思いました。人里離れて、閉鎖された山間部に暮らす特定の家族、特定
の女の子たちを撮ろうと思ったのです。
7年かけて、彼女たちの生活に入っていって、カメラも一緒に生活をともにし、たくさんの映像を撮
りました。撮影し終わってフッテージを見た際、彼女たちの痛みがどれほど強いのか、私はやっと理
解しました。自分の気持ちをはっきり表明しないひとたちなので一緒に生活しているときにはわから
なかったのですが、カメラが彼女たちの内面をとらえていたんです。

●モロッコの女性の地位は?
――15年ぐらい前にモロッコ政府は、女性の地位を根本的に上げる、革命的といっていい家族法をつ
くりました。離婚したら財産は半分に分ける、就業の自由などが書かれているわけですが、法案が通
っても実際にそれを適用しないと意味がない。男性たちがそれに応じて動かないといけない。とくに
田舎では、まだまだ時間がかかる。

ただ、実際に生活をともにして見えてきたことは、女性が犠牲になっているだけではなく、男性も犠
牲になっていたということ。つまりこのコミュニティが、犠牲のうえで成り立っている。伝統があま
りにも強く存在しているので、そこを破るわけにはいかない。個人のためではなく、共同体のため。
個人の犠牲によって共同体がいままで生き延びてきたのです。
とはいえ、男の子のほうが少し特権的な立場にあることは確かです。自分がやりたいことを主張でき
る立場にはあるからです。女の子が「大学に行きたい」というのはタブーですが、男の子だとそれほ
どタブーではありません。

●彼女たちのその後は?
――ハディージャはとても活発で頭のいい子です。家族法が変わったことにより、いままでになかっ
た権利が女性に大きく与えられた、それを知って彼女は弁護士になりたいと思ったようです。ですが、
夢を追いかけるために共同体を離れるということは、とても大変なことです。私はハディージャのご
両親に「彼女を大学に行かせてあげてください」と懇願したことがあります。でも、それは行き過ぎ
たお願いだったようです。お母さんに「彼女がいなくなったらだれが畑仕事を手伝ってくれるの?
だれが動物の世話をするの?」と言われました。

村の人たちも「教育は必要ない」と考えているわけではありません。しかし子どもたちが学校に行く
と、仕事を手伝う人間がいなくなる。「村を出たい」という願望を持つ若者たちも多いと思いますが、
実際には彼らは村の一部であり、山の一部なのです。山間の暮らしに愛憎を抱きながら、その一部と
して生きている。ここは、外部の人間が立ち入ることのできない、白黒ではないむずかしい問題です。

わたしは教育が大切だと考えています。ただ、あの村をとても尊敬し敬意をもっていますので、彼ら
のルールを尊重したいとも思っている。コミュニティの価値観を変えるというのは、とても長いプロ
セスが必要で、政府とかNGOとか、いろんな人が関わって根本から変えていかなくてはいけない。

いま彼女は結婚して、夫と息子と幸せに暮らしています。でも、まだぜんぜん遅くないと思うのです。
彼女はまだ19歳です。マラケシュの郊外に住んでいるのでときどき会いますが、いつも言っています。
「まだまだあなたは若いし、遅すぎるということはないのだから、また勉強したらいいんじゃない?」と。

  ハウス・イン・ザ・フィールズ TIGMI N IGREN

監督/撮影:タラ・ハディド 出演:ハディージャ・エルグナド/ファーティマ・エルグナド
2017年モロッコ=カタール(86分) 配給アップリンク 原題:TIGMI N IGREN
2021年4月9日(金)~アップリンク渋谷/アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開


■■■NEW! TOPICS!■■■■■
往年のヤングスター、C・スパークを特集上映! 「カトリーヌ・スパーク レトロスペクティブ」
5月21日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷ほかで代表作4作品を全国順次公開!

●1960年代にイタリア映画を中心に人気を集めたフランス出身の女優、カトリーヌ・スパーク。その回顧上映「カトリーヌ・スパーク レトロスペクティブ」が、5月21日(金)のヒューマントラストシネマ渋谷を皮切りに全国順次公開される。

●カトリーヌ・スパークは、フランスの有名な脚本家シャルル・スパークの娘という毛並みの良さで知られる一方、中年男性を惑わすような小悪魔的な作品に多数出演。そのギャップも当時注目された。

●セレクトされたのは4作品。ジャンニ・モランディの挿入曲「サンライト・ツイスト」が日本でも大ヒットした『太陽の下の18才』をはじめ、アルベルト・モラヴィアの「倦怠」を映画化した『禁じられた抱擁』、名優ジャン=ルイ・トランティニアンと共演の『女性上位時代』など見どころ多数。なお、『狂ったバカンス』と『太陽の下の18才』はエンニオ・モリコーネが音楽を担当している。
2021年4月6日 記

写真左上から時計回りで『狂ったバカンス』『太陽の下の18才』『禁じられた抱擁』『女性上位時代』

 カトリーヌ・スパーク レトロスペクティブ 

●狂ったバカンス
1962年伊国(109分) 監督:ルチアーノ・サルチェ 共演:ウーゴ・トニャッツィ
©Licensed by COMPASS FILM SRL – Rome – Italy. All Rights reserved.

●太陽の下の18才
1962年伊国(100分) 監督:カミロ・マストロチンクェ 共演:ジャンニ・ガルコ
©Licensed by COMPASS FILM SRL – Rome – Italy. All Rights reserved.

●禁じられた抱擁
1963年伊国=仏国(105分) 監督:ダミアーノ・ダミアーニ 共演:ホルスト・ブッフホルツ
©1963 Compagnia Cinematografica Champion - Les Films Concordia. All rights reserved.

●女性上位時代
1968年伊国(94分) 監督:パスクァーレ・フェスタ・カンパニーレ
共演:ジャン=ルイ・トランティニアン
©1968 SNC (GROUPE M6)

■2021年5月21日(金)~ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開


■■■NEW! TOPICS!■■■■■
眠りにいざなう8時間におよぶアンビエント・ミュージックの世界
そのライブの様子と、音楽家の人となりに迫る99分のドキュメンタリー
『SLEEP マックス・リヒターからの招待状』3月26日(金)~ヒューマントラストシネマ有楽町ほか


©2018 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin All Rights Reserved

●ドイツ出身の音楽家、マックス・リヒターの8時間におよぶ大作『スリープ』を同じ尺で実行した
ライブコンサートの様子と、鬼才ミュージシャンの人となりに迫ったドキュメンタリー。音楽にも詳
しい南アフリカ出身のドキュメンタリー作家、ナタリー・ジョーンズが監督を務めている。

●8時間の大作『スリープ』は睡眠に興味を抱いたリヒターが、脳科学者のデヴィッド・イーグルマ
ンから聞いた睡眠に関する知識をベースにつくられたユニークな作品。初の野外コンサート会場とな
った真夜中のロサンゼルス・グランドパークには、イスではなく簡易ベッドが並べられ、観客たちは
眠るもよし、瞑想するもよし、歩きまわってもかまわない。

●一方、長年の公私のパートナー、ユリア・マールが撮りためてきた映像を中心に、ふたりの出会い
から現在にいたるまでが浮き彫りにされるなか、不遇時代が長かったという意外な事実も明かされる。
さらに、リヒターの音楽の原点のひとつが、元祖テクノポップのドイツのグループ、クラフトワーク
だったという話も興味深い。                      2021年3月15日 記

 SLEEP マックス・リヒターからの招待状  
監督:ナタリー・ジョンズ 出演:マックス・リヒター/ユリア・マール/グレース・デイヴィッド
ソン(ソプラノ)/エミリー・ブラウサ(チェロ)/クラリス・ジェンセン(チェロ)/イザベル・
ヘイゲン(ヴィオラ)/ベン・ラッセル(ヴァイオリン)/アンドリュー・トール(ヴァイオリン)
2019年イギリス(99分)原題:MAX RICHTER'S SLEEP 配給:アット エンタテインメント 
公式HP:max-sleep.com  

●2021年3月26日(金)~新宿シネマカリテ/ヒューマントラストシネマ渋谷/ヒューマントラス
トシネマ有楽町ほかで公開 



■■■TOPICS!■■■■■
天才と呼ばれた〝野球少女〟の挫折、そして……
イ・ジュヨン主演の韓国作品『野球少女』が3月5日(金)からTOHOシネマズ 日比谷ほかで公開

© 2019 KOREAN FILM COUNCIL. ALL RIGHTS RESERVED

●Netflix配信の人気韓国ドラマシリーズ「梨泰院クラス」で、トランスジェンダーの料理長役を演じ
一躍注目されたイ・ジュヨン。彼女が主演している青春映画『野球少女』が3月5日(金)からTOHO
シネマズ 日比谷ほかで全国公開される。
●映画の背景には、韓国で女性として初めて高校の野球部に所属し、韓国プロ野球主催の公式試合でも
先発登板を果たした伝説のプレイヤー、アン・ヒャンミ選手の存在がある。脚本も担ったチェ・ユンテ
監督は、リトルリーグで大活躍し「天才」と呼ばれた野球少女が女性だからと入団テストも受けられず、
また成長するにつれて体格的に男子に追い越され挫折を味わうすがたや、そこからの再生を描いている。
さらに、プロになる夢を彼女に託して熱血指導するコーチ、生活に追われて理解を示せない母親ら周囲
との人間関係も見どころとなっている。                 2021年2月28日 記

   野球少女
監督/脚本:チェ・ユンテ 出演:イ・ジュヨン/イ・ジュニョク/ヨム・ヘラン/ソン・ヨンギュ
2019年韓国(105分) 配給:ロングライド 英題:BASEBALL GIRL
公式サイト:https://longride.jp/baseballgirl/



■■■TOPICS!■■■■■
「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2」 5月14日(金)から新宿武蔵野館ほかで開催!
人気作『リオの男』など5作品をラインアップ

配給:エデン 
公式サイト:Belmondoisback.com
   ジャン=ポール・ベルモンド傑作選2

●『リオの男』(総選挙第1位)  監督:フィリップ・ド・ブロカ 1964年仏国=伊国(116分)
*HDリマスターによる57年ぶりの劇場公開

●『カトマンズの男』( 総選挙第4位) 監督:フィリップ・ド・ブロカ 1965年仏国=伊国(109分) *HDリマスターによる55年ぶりの劇場公開

●『相続人』( 総選挙第9位) 監督:フィリップ・ラブロ  1973年仏国=伊国(112分)
*未DVD&ブルーレイ化|HDリマスターによる48年ぶりの劇場公開

●『エースの中のエース』(スペシャルセレクション) 監督:ジェラール・ウーリー 1982年仏国=西独国(104分)*未DVD&ブルーレイ化|HDリマスターによる日本劇場初公開

●『アマゾンの男』 (特別プレミア上映) 監督:フィリップ・ド・ブロカ 2000年仏国=スペイン(89分)*国内未ソフト化|HDリマスターによる日本初公開

●昨年秋に開催され好評だった「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」。その第2弾が登場。5月14日
(金)から新宿武蔵野館ほかで公開される。
ベルモンドのアクション作品を中心にセレクトされている傑作選。第1弾では『大盗賊』や『危険を買
う男』など8作品が公開されたが、今回はそのときに実施された人気投票「総選挙」をもとに、第1位
に選ばれた『リオの男』をはじめ、本邦劇場初公開の『アマゾンの男』を含む5作品がラインアップされ
ている。第1弾で実施された「総選挙」の結果は以下のとおり。

第1位 リオの男|第2位 ボルサリーノ|第3位 華麗なる大泥棒|第4位 カトマンズの男|第5位 おかし
なおかしな大冒険|第6位 勝手にしやがれ|第7位 パリは燃えているか|第8位 007/カジノ・ロワイ
ヤル|第9位 相続人|第10位 気狂いピエロ|同第10位 ラ・スクムーン
2021年2月25日 記



■■■TOPICS!■■■■■
2月12日(金)公開のアメリカ作品『秘密への招待状』
主演のジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズのインタビュー映像が解禁!

ジュリアン・ムーア(テレサ役 左)とミシェル・ウィリアムズ(イザベル役)  
© ATW DISTRO, LLC 2019

●2月12日(金)から日比谷・TOHOシネマズ シャンテほか全国順次公開されるアメリカ映画『秘密
への招待状』。主演のふたり、ジュリアン・ムーアとミシェル・ウィリアムズへの独占インタビューが
公開された。 映画はデンマークを代表する女性監督スザンネ・ビア監督が2006年に発表して注目され
た『アフター・ウェディング』のハリウッド・リメイク版。ジュリアン・ムーアの夫バート・フレイン
ドリッチ監督がメガホンをとっている。
インタビュー映像は https://youtu.be/W9mTN7pZ-D8(限定公開)
内容の抜粋は以下のとおり。                      2021年2月8日 記

      ジュリアン・ムーア & ミシェル・ウィリアムズ インタビュー(抜粋)

●母親でもあるふたりから見て若い頃のイザベルの選択をどう思いますか?
ウィリアムズ――「イザベルとテレサの選択が正しいかは別として、この映画はふたりの決断を批判す
るものではないと思います。ふたりは自分たちの子どもにとって最善の選択をしただけなんです」

●テレサは見ていて心が痛むような選択をします。
ムーア――「彼女の選択には感動したわ。テレサと同じことをする人びとを見てきたから、本作に興味
を引かれたのかもしれない。同様の選択をした人たちを知っているからこそ、演じることで彼女たちを
理解したいと思ったの。撮影前には多くの人たちから話を聞きました。テレサは映画の中で迷いを口に
する場面もあるけど、彼女はそうするべきと信じてるの。すごく複雑で人間味にあふれた選択に心から
感動を覚えたわ」

●あなたの夫でもあるフレインドリッチ監督は、毎回あなたを起用したいと話していました。一方 あな
たは出演作を慎重に選んでいて彼との仕事は4度目です。難しいテーマをあつかう本作への出演を決め
た理由はなんでしょう?
ムーア――「うれしいですね。とにかくストーリーが気に入ったの。オリジナル版で男性が演じたキャ
ラクターにも惹かれました。夫に打診された役柄を断ることは少なくありません。大切なのは魅力を感
じるかどうか。ミシェルが出演を即決した時はうれしかった。わたしも魅力的な作品への出演はすぐに
決めます。だから彼女も本作に共感したんだと思いました。なにが心に訴えるかはわからないけど、い
い作品はすぐわかるわ」

   秘密への招待状
監督:バート・フレインドリッチ 出演:ジュリアン・ムーア/ミシェル・ウィリアムズ/ビリー・ク
ラダップ/アビー・クイン
2019年米国(112分) 配給:キノフィルムズ 原題:AFTER THE WEDDING
公式サイト:https://afterthewedding.jp/
2021年2月12日(金)から日比谷・TOHOシネマズ シャンテほか



■■■TOPICS!■■■■■
チベット映画特集「映画で見る現代チベット」3月13日(土)~4月2日(金)神保町・岩波ホールで開催!
ソンタルジャ監督(『巡礼の約束』)の最新作『ラモとガベ(原題)』日本プレミア上映や
ペマ・ツェテン監督(『羊飼いと風船』)の劇場未公開作など3監督の7作品を一挙上映!
写真右上から『ラモとガベ(原題)』©GARUDA FILM 『タルロ』©Pema Tzeden 
『ラサへの歩き方~祈りの2400km 』

●注目のチベット映画7作品を上映する特集「映画で見る現代チベット」。2021年3月13日(土)~
4月2日(金)、東京・神保町の岩波ホールで開催される。
同特集ではソンタルジャ監督、ペマ・ツェテン監督、チャン・ヤン監督3監督の7作品を一挙上映。
『草原の河』『巡礼の約束』のソンタルジャ監督の最新作で、サンセバスチャン映画祭で上映された
『ラモとガベ(原題)』が今回特別に日本プレミア上映されるほか、最新作『羊飼いと風船』が 1月
22 日(金)から本邦公開され注目のペマ・ツェテン監督による劇場未公開作『オールド・ドッグ』や
『タルロ』の上映など話題も多い。

●また、初日3月13日(土)にはソンタルジャ監督のティーチインと、チベット語研究者の東京外国語
大学教授、星泉さんによるトーク・イベントも開催。3月20日(土) には、ソンタルジャ監督作品の日
本語字幕を手がける松尾みゆきさんによる上映後トークなども行われる。

   チベット映画特集「映画で見る現代チベット」

■ソンタルジャ監督作品
『ラモとガベ(原題)』(110 分|2019 年)日本プレミア上映 
『巡礼の約束』 (109 分|2018 年)
『草原の河』 (98 分|2015 年)
『陽に灼けた道』(89 分|2011 年)日本劇場未公開
■ペマ・ツェテン監督作品
『タルロ』 (123 分|2015 年)日本劇場未公開 
『オールド・ドッグ』 (88 分|2011 年)日本劇場未公開
■チャン・ヤン監督作品
『ラサへの歩き方 ~祈りの 2400km』(118 分|2015 年)

2021年3月13日(土)~4月2日(金)神保町・岩波ホール  配給:ムヴィオラ
●公式サイト: http://moviola.jp/tibet2021/


■■■TOPICS!■■■■■
ゲイカップルを描いた2021年1月22日(金)公開のラブコメディ『天空の結婚式』
アレッサンドロ・ジェノヴェージ監督のインタビューが到着!

© Copyright 2017 Colorado Film Production C.F.P. Srl

●1月22日(金)からYEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開されるイタリア映画『天空の結
婚式』。親にカミングアウトはしたものの反対を受け、すったもんだの挙句に主人公のひとり、ア
ントニオの実家があるイタリアのちいさな村チヴィタ・ディ・バニョレージョで無事、結婚式が挙
げられるかどうか…といういかにもイタリア映画らしい朗らかなコメディ。アレッサンドロ・ジェ
ノヴェージ監督からのインタビューが届いたのでご紹介。

          アレッサンドロ・ジェノヴェージ監督 インタビュー

――「最初の時点では、結婚を望むふたりの若いゲイのカップルの物語を、盛大なミュージカルを盛
り込んだコメディに仕上げたら面白いだろうと思いつきました。私たちが脚本を書き始めた時、イタ
リアにはまだ同性婚を認める一切の法律がなかったので、脚本の初稿はその状況を反映したものでし
た。なんとかして、私たちの国の不条理な状況を明らかにしたいという声明だったのです」

●そんななか2016年、イタリアの下院議会で同性カップルの結婚に準ずる権利を認める「シビル・ユ
ニオン」法が可決。そうした状況を踏まえて脚本を大きく修正する必要があったと苦労を語った。
●また本作の魅力のひとつとなっているのが、舞台となるチヴィタ・ディ・バニョレージョ村だ。絶景
を誇るイタリア有数の観光地を選んだ理由についても聞いた。

――「世界でもほかに類を見ない場所だからです。そして、〝死にゆく村〟とも呼ばれているように、
映画のメインテーマに対する偏見への静かなアプローチをうまく表現できると信じました。長い歴史
を持ちながらも、ゆっくりと崩壊していく丘の上に位置している場所が、この物語の舞台としてぴっ
たりだと思いました」

――「日本の観客のみなさんがこの映画を熱く歓迎してくれることを願っています。イタリアらしさ
を大いに味わうことのできる映画だとして、この物語とその映像スタイルが国境を越えることができ
ると信じています。ご覧くださるみなさんに心から感謝の気持ちを伝えたいです!」

   天空の結婚式
監督/共同脚本:アレッサンドロ・ジェノヴェージ 共同脚本:ジョヴァンニ・ボニェッティ
出演:クリスティアーノ・カッカモ/サルヴァトーレ・エスポジト/ディエゴ・アバタントゥオーノ
/モニカ・グェリトーレ
2018年イタリア(90分) 配給:ミモザフィルムズ 原題:PUOI BACIARE LO SPOSO
2021年1月22日(金)~YEBISU GARDEN CINEMA/新宿シネマカリテほか



■■■TOPICS!■■■■■
連続講座「現代アートハウス入門ネオクラシックをめぐる七夜」
1月30日(土)~2月5日(金) 渋谷・ユーロスペースほか全国のアートハウス18館で開催
写真上から時計回りで:『動くな、死ね、甦れ!』 ⒸLenfilm Studio 『緑の光線』©Les
Films du Losange 『チチカット・フォーリーズ』写真提供:コミュニティシネマセンター
『阿賀に生きる』Ⓒ阿賀に生きる製作委員会 『山の焚火』クレジットなし 『ミツバチのささ
やき』Ⓒ2005 Video Mercury Films S.A. 『トラス・オス・モンテス』写真提供:コミュニ
ティシネマセンター

●かつてはアートシアターと呼ばれ、近年ではミニシアターと呼ばれることが多かったアート系
映画の上映館。そこでかけられてきた作品の中から7作品を選び、「現代アートハウス入門ネオク
ラシックをめぐる七夜」として全国規模で送る連続講座。全国の「アートハウス」系上映館18館
で「同時上映」が行われ、渋谷のユーロスペースを中心にした講座(トークまたはレクチャー)
では、ライブ中継という形で各地を結ぶ。                2021年1月8日 記

●上映作品およびトークまたはレクチャー・ゲスト
第1夜『ミツバチのささやき』ビクトル・エリセ監督|1973 年スペイン(99 分)
トーク:濱口竜介(映画監督)×三宅唱(映画監督)×三浦哲哉(映画研究者)
第2夜『動くな、死ね、甦れ!』ヴィターリー・カネフスキー監督|1989 年ソ連(105 分)
トーク:山下敦弘(映画監督)×夏帆(女優)
第3夜『トラス・オス・モンテス』アントニオ・レイス/マルガリーダ・コルデイロ監督|
1976年ポルトガル(111 分) トーク:小田香(映画作家)×柳原孝敦(翻訳家)
第4夜『緑の光線』エリック・ロメール監督|1986年仏国(98分)
レクチャー:深田晃司(映画監督)
第5夜『山の焚火』フレディ・M・ムーラー監督|1985 年スイス(117 分)
トーク:横浜聡子(映画監督)×カラテカ矢部太郎(芸人・漫画家)
第6夜『阿賀に生きる』佐藤真監督|1992年日本(115 分)
トーク:小森はるか(映像作家)×清田麻衣子(里山社代表)
第7夜『チチカット・フォーリーズ』フレデリック・ワイズマン監督|1967年米国(84 分)
レクチャー:想田和弘(映画作家)

●公式HP:arthouse-guide.jp



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1月8日(金)公開『エポックのアトリエ 菅谷晋一がつくるレコードジャケット』
作品の魅力とアーティストのひととなりに迫るドキュメンタリー
©2020「エポックのアトリエ」製作委員会

●音楽もネットで聴く時代。サブスクリプション(定額制)全盛のいま、レコードはすでに、そしてコ
ンパクトディスク(CD)の役目も終わりつつある、かと思えばレコードの魅力がいまふたたび見直され
ている。中古レコードだけではなく、あえてレコードでリリースするミュージシャンも少数派ながらふ
えているのだが、そこで注目されているのが菅谷晋一という、レコードジャケットを手がけるひとりの
アーティストの存在だ。
『エポックのアトリエ 菅谷晋一がつくるレコードジャケット』は作品だけではなく、菅谷本人の魅力
にも迫るドキュメンタリー。1月8日(金)から新宿シネマカリテほかで公開される。
2021年1月4日 記

  エポックのアトリエ 菅谷晋一がつくるレコードジャケット

監督:南部充俊 出演:菅谷晋一/ザ・クロマニヨンズ(甲本ヒロト/真島昌利/小林勝/桐田勝治)
/OKAMOTO'S(オカモトショウ/オカモトコウキ/ハマ・オカモト/オカモトレイジ)/青柳拓次
/VLADO DZIHAN/DJツネ/佐藤有紀/石川明宏/森内淳/信藤三雄/佐々木進
2021年日本(96分) 配給:SPACE SHOWER FILMS
2021年1月8日(金)から新宿シネマカリテほか


 


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■■■TOPICS!■■■■■
ベルリン国際映画祭で女優賞と国際映画批評家連盟(FIPRESCI)賞を受賞した
クリスティアン・ペッツォルト監督の新作『水を抱く女』が2021年3月26日(金)に公開!

© SCHRAMM FILM / LES FILMS DU LOSANGE / ZDF / ARTE / ARTE France Cinéma 2020

●第70回(2020年)ベルリン国際映画祭で女優賞と国際批評家連盟賞をW受賞した『水を抱く女』
の公開が2021年3月26日に決まった。本作は『東ベルリンから来た女』で同映画祭監督賞を受賞して
注目されたクリスティアン・ペッツォルト監督の最新作。水の精ウンディーネ=オンディーヌの神話
をモチーフに監督自身が脚本を書いたミステリアスな作品だ。

●女優賞を受賞したパウラ・ベーアはフランソワ・オゾン監督『婚約者の恋人』や、フロリアン・ヘ
ンケル・フォン・ドナースマルク監督の『ある画家の数奇な運命』 に出演している注目の女優。また
共演は、ペッツォルト監督の前作『未来を乗り換えた男』やトーマス・スチューバ―監督『希望の灯
り』に出演し、ダンサーおよび振付師としても活躍する性格俳優のフランツ・ロゴフスキ。
2021年3月26日(金)から新宿武蔵野館ほか順次公開。
2020年12月28日 記

   水を抱く女

監督/脚本:クリスティアン・ペッツォルト 
出演:パウラ・ベーア/フランツ・ロゴフスキ/マリアム・ザリー/ヤコブ・マッチェンツ 
2020年ドイツ=フランス(90分) 配給:彩プロ 原題:UNDINE
2021年3月26日(金)から新宿武蔵野館ほか全国順次公開



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12月25日(金)公開のテレンス・マリック監督『ソング・トゥ・ソング』
豪華キャストに加えて、パティ・スミス、イギー・ポップらミュージシャンの出演が話題!

パティ・スミス(左)とルーニー・マーラ  © 2017 Buckeye Pictures, LLC

●12月25日(金)公開の『ソング・トゥ・ソング』は、テレンス・マリック監督としては2020年2
月に本邦公開された『名もなき生涯』よりひとつ前の作品。音楽業界を舞台に、巨万の富を手に入
れているプロデューサーのクック(マイケル・ファスベンダー)とその愛人的存在のフェィ(ルーニ
ー・マーラ)、ソングライターのBV(ライアン・ゴズリング)、クックにナンパされるロンダ(ナ
タリー・ポートマン)らの生きるさまが描かれてゆく。

●さらにケイト・ブランシェットやホリー・ハンターらも登場してなかなか豪華なキャスティングと
なっているが、ミュージック・フェスティバルなどへの潜入撮影も行われていることから、パティ・
スミス、イギー・ポップ、ジョン・ライドンらミュージシャンが実名で登場するのも注目される。

●フェイはなんでも持っているクックに自分をゆだねる。しかし彼からは愛が返ってこない。そんな
悩める彼女にパティ・スミスは、亡き夫フレッド・スミスとの「永遠の愛」を自分のことばで〝無邪気〟
に語る。そしてたったひとつのギターコードで歌えるシンプルな曲を歌って聞かせてくれる。人生は
もっとシンプルでいいよと言っているみたいに。 
2020年12月24日 記 

   ソング・トゥ・ソング
監督/脚本:テレンス・マリック
出演:ルーニー・マーラ/ライアン・ゴズリング/マイケル・ファスベンダー/ナタリー・ポートマン
/ケイト・ブランシェット/ホリー・ハンター/ベレニス・マルロー/ヴァル・キルマー/リッキー・リー
/イギー・ポップ/パティ・スミス/ジョン・ライドン/フローレンス・ウェルチ
2017年アメリカ(128分) 配給:AMGエンタテインメント 原題:SONG TO SONG
2020年12月25日(金)から新宿シネマカリテ/ヒューマントラストシネマ渋谷ほか  
公式サイト:http://songtosong.jp/




■■■TOPICS!■■■■■
アカデミー賞授賞式が例年の2月下旬から4月25日(現地時間)に変更
米ロサンゼルスのドルビー・シアターからWOWOWプライムで生中継!
写真左:第92回アカデミー賞の模様 Troy Harvey / ©A.M.P.A.S.
写真右:第93回独占生中継の案内役を務めるジョン・カビラ(右)と宇垣美里

●映画ファンお待ちかねのアカデミー賞の発表が例年の2月下旬から4月25日(現地時間)に移され、
日本ではWOWOWプライムでの独占生中継が決まった。日本時間は4月26日。案内役は番組おなじ
みのジョン・カビラとフリーアナウンサーの宇垣美里が務める。
なお、注目のノミネーションの発表は3月15日(現地時間)に予定されている。

番組公式サイト: https://www.wowow.co.jp/academy/
2020年12月22日 記


■■■TOPICS!■■■■■
園子温監督がニコラス・ケージ主演『プリナーズ・オブ・ゴーストランド』でハリウッド・デビュー!
サンダンス映画祭への出品も決まり、2021年初夏に本邦公開

@POTG_movie

●2019年2月に病に倒れた園子温監督の健康が回復し、その復帰第一弾がハリウッド映画の『プリズ
ナーズ・オブ・ゴーストランド』に決まった。本作のプロデューサーで脚本家でもあるレザ・シクソ・
サフィから話があり受ける形となった。2021年1月28日から2月3日の日程で開催されるサンダンス
映画祭への出品も決まり、日本では2021年初夏に公開される。
撮影は2019年11月~12月、彦根および京都・東映太秦撮影所のオール日本撮影で行われた。

       園子温監督コメント
●ハリウッド・デビューについて
ハリウッドで監督デビューすることは、自分にとって悲願でした。プロの映画監督としてデビューし
た時から20年経ちますが、その当時からずっと、いつかはハリウッドに行くと誓っていました。
この映画が撮影に入る前に、心筋梗塞で集中治療室に運ばれ、死にかけました。
そこから蘇り、いろいろなハードな山を越えて、撮影できました。感無量です。

●主演ニコラス・ケイジ氏について
ニコラス・ケイジがこの映画に出演することになったことが、この『プリズナーズ・オブ・ゴースト
ランド』を成功に導きました。彼は私の映画をとても愛してくれていたので、ものすごくやりやすか
ったのです。とっても困難な厳しい撮影を乗り越える事が出来たのも、すべてニコラスのおかげです。

   プリズナーズ・オブ・ゴーストランド
監督:園子温 脚本:アロン・ヘンドリー レザ・シクソ・サファイ
出演:ニコラス・ケイジ/ソフィア・ブテラ/ニック・カサヴェテス/ビル・モズリー 
2021年アメリカ 配給:ビターズ・エンド 原題:PRISONERS OF THE GOSTLAND
2021年初夏、日本公開



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ヴェネチア国際映画祭金獅子賞/トロント国際映画祭観客賞受賞の話題作
『ノマドランド』の公開日が2021年3月26日(金)に決定! 全国で公開!

©2020 20th Century Studios. All rights reserved.

●新型コロナウィルスの影響で未定だった『ノマドランド』の公開日が2021年3月26日(金)に決ま
った。北米での公開が2021年2月19日となり、日本での公開もリンクする形で最終決定となった。

●2度のアカデミー賞に輝くフランシス・マクド―マンド主演の『ノマドランド』は、第77回ヴェネチ
ア国際映画祭金獅子賞と第45回トロント国際映画祭観客賞受賞の話題作。経済破綻で住居を失い、夫も
亡くした主人公の女性(マクド―マンド)が、車上生活者=現代のノマド(遊牧民)となって生きてゆ
くサバイバル・ストーリー。新鋭の女性監督クロエ・ジャオがメガホンと脚本を担当しており、アカデ
ミー賞受賞のゆくえも注目される。                   2020年12月17日 記

   ノマドランド
監督/脚本:クロエ・ジャオ 
原作:ジェシカ・ブルーダー「ノマド:漂流する高齢労働者たち」(春秋社刊)
出演:フランシス・マクドーマンド/デヴィッド・ストラザーン/リンダ・メイ 原題:NOMADLAND
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ■公式サイト:https://searchlightpictures.jp
2021年3月26日(金)から全国公開


■■■TOPICS!■■■■■
フランス映画祭 2020横浜 12月13日(日)に無事閉幕!
オープニング上映は2会場に分けて行われ、初の試みドライヴイン・シアター上映も

©unifrance films

●新型コロナウィルスの影響で開催が延期され、12月10日(木)~13日(日)の4日間の日程で行
われたフランス映画祭 2020横浜が、13日(日)無事閉幕した。
オープニング上映のイザベル・ユペール主演『ゴッドマザー』では、主会場に加えてスポンサーであ
る日産自動車提供の電気自動車(EV車)によるドライヴイン・シアターという初の試みも行われた。

●また2日目には、ショートショート フィルムフェスティバル&アジア(SSFF & ASIA)とコラボレ
ーション。特別マスタークラスをオンラインで実施し、短編映画『真西へ』のアリス・ドゥアール監
督、『アデュー』のマティルド・プロフィ監督がフランスから参加し、日本の学生たちの質問に答えた。

●そして通常上映はことしもイオンシネマみなとみらいで行われたが、座席数を制限して10本の新作
フランス映画を紹介。本編上映後には上映作品のアーティストたちによるQ&Aの特別映像が上映され、
現地フランスから日本の観客に向けて熱い想いがとどけられた。

なお、フランス映画関連では、恒例となったオンライン映画祭「第11回マイ・フレンチ・フィルム・
フェスティバル(MyFFF)」が年明けの1月15日(金)から開催。本邦未公開の最新のフランス映画
を楽しむことができる。国内では長編12作品、短編17作品が配信される予定。短編は無料配信となる。
ラインアップ発表は2021年1月5日(火)に予定されている。
●MyFFF公式サイト:www.myfrenchfilmfestival.com
2020年12月14日 記



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フランス映画祭 2020横浜 FESTIVAL DU FILM FRANCAIS AU JAPON 2020 開幕!
12月10日(木)~13日(日)の日程で開催!

オープニングセレモニーであいさつをする映画祭のフェスティバルミューズ、米倉涼子 
©unifrance films

●6月に開催予定だったフランス映画祭 2020横浜が新型コロナウィルスの影響で延期され、10日(木)
に無事開幕した。例年はオープニングセレモニーのあとに同じ会場でオープンニング上映が行われるが、
ことしは会場を分けて行われた。映画祭はみなとみらい21地区、イオンシネマみなとみらいほかで、
12月10日(木)~13日(日)まで開催中。
                フランスからのメッセージ  
フランス代表 イザベル・ユペール 
©Philippe Quaisse/UniFrance

●親愛なる日本の皆様、今年のフランス代表を務めることになり大変光栄です。
フランス映画祭や日本の想い出はたくさんあります。熱心で愛情のこもった観客との出会い、
ジョセフ・ロージ監督の『鱒』で初めて訪れ魅了された日本との再会は大きな喜びです。
尊敬する日本の監督の方々といつかお仕事をするのが夢であるのは言うまでもありません。
今年はフランスから誰も伺えない為、今年のミューズである米倉涼子さんに、ぜひ私達、監督や俳優の
代わりに、映画祭期間中、フランスと日本の映画芸術をつなぐ特別な絆の象徴となってほしいと思います。
今晩ご覧いただくのは、ジャン=ポール・サロメ監督のコメディ『ゴッドマザー』です。
私の役は目的を達成するために嘘と変装を使いこなします。法の目をかすめるのは、友情と連帯による
必然的な理由からです。友情と連帯と言えば、今晩はなおさら、日本の皆様のことを思い出します。
あなた方の映画への情熱は、私たちが現在いる状況のなかで、尊敬と憧憬をもたらしてくれます。
映画がいかに私たちに必要かということも。フランスでは長い休館を経てようやく映画館が再開するなか、
今晩と今後3日間にわたるあなた方の存在は、フランス映画界に
素晴らしい勇気をもたらしてくれます。心の底からお礼を申し上げます。
近いうちにお会いできますように。親愛なる日本の皆様へ。

                フランスからのメッセージ   
ユニフランス会長セルジュ・トゥビアナ/ユニフランス代表ダニエラ・エストナー 

●トゥビアナ会長:私たち二人は横浜で皆さんとご一緒することを望んでいましたが、残念ながら
旅に出ることは叶いませんでした。横浜で上映されるフランス映画を10作品選びました。
10作品中9本は、すでに日本の配給が付いております。配給会社の皆様に感謝します。
10本目もおそらく配給権が売れると思いますが、ジャン=
ポール・サロメ監督の『ゴッドマザー』です。主演は偉大なるイザベル・ユペールです。
今年のフランス映画祭のフランス代表です。これら10本の作品は、フランス映画の多様性と豊かさを
表しており、皆さんに気に入って頂けることを願っております。 来年お目にかかれますように

●エルストナー代表:6月には今年のフランス映画祭は開催できないのではと思いましたが、
フランスと日本のスタッフが共に努力し、本日開催の運びとなりました。横浜に訪れる観客の皆さん、
ご安心ください。 感染予防対策をとり、安全に映画をご覧いただけます。数年来行ってきたマスター
クラスですが、今年はショートショートフィルムフェスティバル&アジアの協力で6本の短編を
ご紹介できることになり、大変うれしく思っております。最後になりますが、横浜に集う、
観客の観客の皆さんに感謝を伝えたいと思います。会期中、皆さんの目、皆さんの視線を通して、
映画は存在します。フランスのアーティストたちも、皆さんのご感想を楽しみにしています。
映画館は魔法のような時を分かち合える空間です。デジタルでは作り出すことはできません。
とは言え、今年は電波を通して、アーティスト達の心に皆様の声が届くことを願っています。

●フランス映画祭公式HP:https://www.unifrance.jp/festival/2020/



■■■TOPICS!■■■■■
ドキュメンタリー『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』の前倒し公開が決定!
2021年2月5日(金)に繰り上げて公開される

© 2019 Scudetto Pictures Limited


●来年4月2日(金)に決まっていた『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔」の公開が、マラドーナの
突然の死を受けて、2月5日(金)に繰り上げ公開されることが決まった。

●2021年2月5日(金)から新宿ピカデリー/ヒューマントラストシネマ渋谷/池袋・グランドシネ
マサンシャインほかで緊急公開
公式サイト:http://maradona-movie.jp/


■■■TOPICS!■■■■■
2021年4月2日(金)から公開されるドキュメンタリー『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』
マラドーナの死去を悼んでアシフ・カパディア監督から追悼メッセージが到着

マラドーナ(右)とカパディア監督

■サッカー界のレジェンド、ディアゴ・マラドーナが11月25日、ブエノスアイレス郊外の自宅で死去。
マラドーナに関しては来年4月2日(金)にドキュメンタリー映画『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』
の本邦公開が控えているが、悲報に際してアシフ・カパディア監督がツィッターに追悼メッセージを
寄せた。                           2020年11月26日(木) 記

   アシフ・カパディア監督追悼メッセージ

「ディエゴ・マラドーナが亡くなったなんて信じられない。受け入れられない。彼は不滅の男だと思っ
ていた。私は彼と10時間も共に過ごしたんだ! 彼の左足にも触れた。彼自身、彼の神話、そして彼
が如何に戦っていたかを、私達は世界に見せようと全力を尽くした。偉大なるレジ ェンド、ディエゴ・
マラドーナ」

●『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』は2021年4月2日(金)から新宿ピカデリー/ヒューマントラ
ストシネマ渋谷ほかで公開される。
公式サイト:http://maradona-movie.jp/


■■■TOPICS!■■■■■
イタリア映画祭2020  FESTIVAL DEL CINEMA ITALIANO 2020
11月20日(金)~12月20日(日)の1か月間にわたりオンライン上映!
新作3作品と短編3作品をふくむ全29タイトルを配信

写真右上から『私と彼女』(2015年)『イタリアの父』(2017年)『処女の誓い』(2015年)

●11月13日(金)~14日(土)のリアル上映が終了し、11月20日(金)から約1か月にわたりオンラ
イン上映がはじまる。全29作品。新作の『幸運の女神』(2019年)『オール・マイ・クレイジー・ラブ』
(2019年)『きっと大丈夫』(2020年)は1200円、その他長編は500円、短編は無料となっている。
作品、料金等の詳細は公式サイトで。

■公式サイト:https://www.asahi.com/italia/2020/


■■■TOPICS!■■■■■
フランス映画祭2020 横浜 FESTIVAL DU FILM FRANCAIS AU JAPON 2020
11月20日(金)0:15からチケット発売がスタート
オープニング上映作品はイザベル・ユペール主演の『ゴッドマザー』に決定!


イザベル・ユペール主演『ゴッドマザー』 © Guy Ferrandis

●12月10日(木)~13日(日)に横浜市のイオンシネマみなとみらいで開催されるフランス映画祭2020
横浜。全10作品が上映されるなか、オープニング作品には映画祭のフランス代表を務めるイザベル・ユ
ペール主演の『ゴッドマザー』が決まった。
チケットは11月20日(金)0時15分から発売される(オンライン。窓口発売は同日8時00)。
詳細は公式ホームページで。

■公式HP:http://unifrance.jp/festival/2020/
2020年11月14日 記


■■■TOPICS!■■■■■
第33回東京国際映画祭が閉幕! コンペ廃止にともなって設けられた「観客賞」には、
ショーケース部門「TOKYOプレミア2020」から大九明子監督/のん主演の
「私をくいとめて」が選ばれ、ふたりが授賞式にのぞんだ。

観客賞に選ばれた『私をくいとめて』の大九明子監督(左)と主演ののん      ©2020 TIFF

●10月31日(土)~11月9日(月)の10日間にわたり開催された第33回東京国際映画祭(六本木ヒルズ、
EX シアター六本木、東京ミッドタウン日比谷 日比谷ステップ広場ほか)。ことしは新型コロナウィ
ルスの影響があってコンペ部門が廃止。それに代わりショーケース「TOKYOプレミア2020」を対象
に「観客賞/東京都知事賞」がもうけられ、大九明子監督、のん主演の日本映画『私をくいとめて』
が受賞、賞金1万ドルが授与された。本作品は12月18日(金)から全国一般公開される。

●またことしの動員数も発表された。10日間の動員数は以下のとおり。
■上映動員数:40,533人(上映作品数138本)※最終日9日(月)分は見込み動員数
(昨年第32回は64,492人/183本 ※9日間)
■リアルイベント動員数:7,272人
■オンラインイベント動員数:847,873人




■■■TOPICS!■■■■■
10月30日(金)から新宿武蔵野館で公開が始まった<ジャン=ポール・ベルモンド傑作選>
その人気を受けて、ベルモンド本人からメッセージが到着!

ベルモンド自身がじっさいにスタントを買って出た『ムッシュとマドモアゼル』の飛行機シーン
©1977 STUDIOCANAL

●『勝手にしやがれ』をはじめ、日本ではゴダール作品=ヌーヴェルヴァーグで名をあげたジャン=ポ
ール・ベルモンドだが、彼本来の魅力であるアクション作品を中心に集めた<ジャン=ポール・ベルモ
ンド傑作選>(全8作品)が、10月30日(金)の公開以来好調だ。
その人気を受けて、ジャン=ポール・ベルモンド本人からのメッセージが到着した。
本特集は新宿武蔵野館を皮切りに全国順次公開。           2020年11月5日(木) 記

   ジャン=ポール・ベルモンドからのメッセージ

●日本の皆さん、こんにちは。日本の観客の皆さんが、私の映画を再発見してくれることをとてもうれし
く思っています。舞台「シラノ・ド・ベルジュラック」の日本公演(92年)の際、日本滞在中に本当にい
ろいろと素晴らしい経験を沢山させていただきました。今でもとてもいい思い出として、昨日のことの
ように強く記憶に残っています。

●今回上映される8作品はどれも私にとって重要な作品です。私には4人の子どもがおりますが、私は自
分の出演した映画をまるで我が子のように思っており、どれも大好きで、愛しています。それぞれに個
性的で、素晴らしい作品揃いです。ですから、どれか1本ではなく、できればすべて見て欲しいです。

●アクション・シーンはどの映画も私自身で演じました。通常は保険の関係で俳優が望んでもやらせて
もらえませんが、多くの作品で私自身がプロデューサーも兼ねていたからできたことです。ジャッキー
・チェンやトム・クルーズが自分で危険なアクションを演じられるのもプロデューサーを兼ねているか
らでしょう。

●数多い出演作の中から、私自身にとって最も重要なアクション・シーンをひとつ挙げるとすれば、『
ムッシュとマドモアゼル』の飛行機の上に立つスタントです。あのスタントは、映画史における最初の
スタント兼俳優の一人であるローラン・トゥータンにインスパイされ、リスペクトを込めて撮った場面
だからです。また、『恐怖に襲われた街』のヘリコプターを使ったアクションや地下鉄の屋根の乗った
スタントは、自分でも凄いことをしたと印象に残っています。
私が全力を傾けて作った映画たちを、ぜひ映画館のスクリーンで楽しんでいただきたいと思います。


公式サイト:Belmondoisback.com


■■■TOPICS!■■■■■
実話をもとに銀行強盗の顛末を面白おかしく描いたカナダ=スウェーデン映画『ストックホルム・ケース』
主演のイーサン・ホークと共演のマーク・ストロングのインタビュー映像が解禁!

©2018 Bankdrama Film Ltd. & Chimney Group. All rights reserved.

●イーサン・ホーク インタビュー映像(YouTube)
https://youtu.be/o4u5CZ0aiBg

●マーク・ストロング インタビュー映像(YouTube)
https://youtu.be/-XfXlTA5Ktc

●公式サイト:http://www.transformer.co.jp/m/stockholmcase/

映画『ストックホルム・ケース』は
11月6日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷/シネマート新宿/アップリンク吉祥寺ほかで公開



■■■TOPICS!■■■■■
英国オリヴィエ賞を受賞した『プレゼント・ラフター』と『シラノ・ド・ベルジュラック』が
11月8日(日)と11月26日(木)の両日、東京・TOHOシネマズ日本橋で一度だけの上映決定!
写真上は主演男優賞(アンドリュー・スコット)と助演女優賞(インディラ・ヴァルマ)を受賞した
『プレゼント・ラフター』
写真下はBEST RIVIVAL賞を受賞したジェームズ・マカヴォイ主演『シラノ・ド・ベルジュラック』

●10月25日(日)に英国演劇界の権威あるローレンス・オリヴィエ賞が発表され、NTLiveの2作品
『プレゼント・ラフター』と『シラノ・ド・ベルジュラック』が受賞。受賞を記念して急遽、各作品
1回限定でTOHOシネマズ 日本橋での上映が決まった。
『プレゼント・ラフター』はオリヴィエ賞受賞後、鑑賞できる初の機会。また『シラノ・ド・ベルジ
ュラック』も、12月4日(金)の公開に先駆けた日本プレミア上映となる。詳細は公式サイトで。

NTLive日本公式サイト: http://www.ntlive.jp
2020年10月29日(木) 記


■■■TOPICS!■■■■■
人気ロッカーの半生を描いたドキュメンタリー『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』
10月30日(金)からの公開に先駆けてジョーン・ジェット本人のコメントが到着!

© 2018 Bad Reputation LLC

シネマート新宿10/30(金)~11/12(木) 2週間上映
シネマート心斎橋11/6(金)~11/12(木) 1週間上映 ほか全国順次公開

●ジョーン・ジェットからのメッセージ動画
https://4.gigafile.nu/1127-ccefc5d0d919deae881dbaeb2bc66b7ad


■■■TOPICS!■■■■■ 
10月23日(金)から全国順次公開中のアメリカ作品『ストレイ・ドッグ』
主演のニコール・キッドマンのインタビュー映像が公開中!

©2018 30WEST Destroyer, LLC.

●ニコール・キッドマン インタビュー映像(YouTube) 
https://youtu.be/tnYaLbs0LN8

映画『ストレイ・ドッグ』は
2020年10月23日(金)からTOHOシネマズ シャンテほかで公開中


■■■TOPICS!■■■■■
10月に東京ほかで公開されたジョン・レノン&オノ・ヨーコの劇場版『イマジン』が
12月に日本最終上映として全国に展開!お見逃しなく



●ジョン・レノンのアルバム『イマジン』を中心に、1972年に制作されたミュージックビデオ集の
劇場版。オリジナルの16ミリフィルムから復元リマスターしたこの劇場版は、2018年に英米で公開
され、今回が本邦初上映となっているが、同時に日本ではこれが最終上映となる予定。ドルビーアト
モスサウンドで鑑賞できる劇場もある。スケジュールは下記のとおり。詳細はHPで。

●12/8(火)ワンナイト上映●
(青森)フォーラム八戸 (岩手)フォーラム盛岡 (山形)フォーラム山形
(福島)フォーラム福島 (栃木)MOVIX宇都宮 (群馬)MOVIX伊勢崎
(東京) 新宿ピカデリー (兵庫) 神戸国際松竹 (大阪)なんばパークスシネマ
(鳥取)MOVIX日吉津 (山口)MOVIX周南

●12/4(金)〜12/10(木)●
(埼玉)MOVIXさいたま(ドルビーアトモス上映) (宮城)チネ・ラヴィータ 
(静岡)静岡東宝会館  (愛知)ミッドランドスクエア シネマ(ドルビーアトモス上映
(京都)MOVIX京都ドルビーアトモス上映 (兵庫)宝塚シネ・ピピア
(岡山)シネマクレール丸の内 (沖縄)シネマQ(ドルビーアトモス上映)

12/5(土)〜12/11(金)●
(神奈川) 横浜シネマリン (神奈川)あつぎのえいがかんkiki

12/4(金)〜終了日未定● 
(兵庫)塚口サンサン劇場(特別音響上映)

●上映日後日発表●
(東京)立川シネマシティ(極音上映)

 ※上記地域以外も追加の可能性があり、随時劇場リストHPで発表。
劇場リストHP:http://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=imagine

   イマジン

監督/出演:ジョン・レノン&オノ・ヨーコ 出演:ジョージ・ハリスン/アンディ・ウォーホル/
フィル・スペクター/ジョナス・メカス  配給:Eastworld Entertainment /カルチャヴィル
2018年(オリジナル1972年)英国(86分) 原題:IMAGINE
©2018 YOKO ONO LENNON



■■■TOPICS!■■■■■
イタリア映画祭2020 リアル上映とオンライン上映の2方式で開催が決定!
リアル上映は11月13日(土)~14日(日)の2日間に新作3作品
オンライン上映は11月20日(金)~12月20日(日)の日程で、作品は公式サイトで順次発表される
なおリアル上映のチケットは発売せずに事前応募制で、各回100名を招待!!

写真上から『幸運の女神』(フェルザン・オズペテク監督)、『オール・マイ・クレイジー・ラブ』
(ガブリエーレ・サルヴァトーレス監督)、『きっと大丈夫』(フランチェスコ・ブルーニ監督)

●リアル上映●
会期:11月13日(金)~14 日(土)
会場:イタリア文化会館アニェッリホール(東京都千代田区九段南2丁目1−30)
料金:無料。イタリア映画祭公式 サイトから申込で抽選により当選。申込は11月4日(水)まで
公式サイト:https://www.asahi.com/italia/2020/
公式twitter:https://twitter.com/italianfilmfes

●オンライン上映●
会期:11月20 日(金)~12月20日(日) ※詳細は11月上旬(予定)に発表
<主催>イタリア文化会館|朝日新聞社|イスティトゥート・ルーチェ・チネチッタ
<後援>イタリア大使館
<協賛>フェラガモ・ジャパン株式会社



■■■TOPICS!■■■■■
フランス映画祭2020 横浜  FESTIVAL DU FILM FRANCAIS AU JAPON 2020
新作映画10作品をラインアップ記者会見で発表
ことしのフランス映画祭フランス代表には女優のイザベル・ユペールが就任!

左から田川丈二日産自動車株式会社専務執行役員 チーフサステナビリティ オフィサー、米原涼子、林文子横浜市長、
ジャン=バティスト・ルセック在日フランス大使館臨時代理大使©unifrance films
フェスティバル・ミューズの米倉涼子(左)©unifrance filmsと
フランス代表のイザベル・ユペール©Matias Indjic

■12月の開催が正式に決まったフランス映画祭2020 横浜。10月15日(木)にラインアップ記者会見
が行われ、出品作品10作品が発表された。
記者会見には林文子横浜市長、ジャン=バティスト・ルセック在日フランス大使館臨時代理大使、スポ
ンサーである田川 丈二日産自動車株式会社専務執行役員 チーフサステナビリティ オフィサー、そしてフェスティバル
・ミューズの米原涼子が出席。主催であるユニフランス・セルジュ・トゥビアナ会長と、ダニエラ・エ
ルストナー代表のビデオメッセージもフランスから寄せられ、ことしの出品作品10本が紹介された。
またことしのフランス代表には女優のイザベル・ユペールが決まり、メッセージを寄せた。映画祭は
2020年12月10日(木)から13日(日)の4日間、横浜のみなとみらい21地区を中心に開催される。
米倉涼子の挨拶と、出品10作品は以下のとおり。

   米倉涼子 挨拶

Bonjour, mesdameset messieurs, je m'appelle Ryoko YONEKURA.
Je suis très honorée d'avoir été choisie pour  être la Muse du Festival du film
francais 2020
<訳>
皆様こんにちは。米倉涼子です。2020年のフランス映画祭のフェスティバル・ミューズに選ばれて非常
に光栄です。

  10作品ラインアップ
<10/15現在>

●『カラミティ(仮)』(仏: CALAMITY Une Enfance de Martha Jane Cannary)
2020/カラー/アニメ/82分/
配給:リスキット
監督:レミ・シャイエ 出演:サロメ・ブルヴァン、アレクサンドラ・ラミー、アレクシ・トマシアン

●『ハッピー・バースデー 家族のいる時間』(仏:Fête de famille)
2019/カラー/ドラマ/101分
配給:彩プロ / 東京テアトル / STAR CHANNEL MOVIES
監督・脚本:セドリック・カーン 出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、エマニュエル・ベルコ、ヴァンサン
・マケーニュ、セドリック・カーン

●『FUNAN フナン』 (仏:FUNAN)
2018/カラー/アニメ/87分/
配給:ファインフィルムズ
監督:デニス・ドー 出演:ベレニス・ベジョ、ルイ・ガレル

●『GOGO(ゴゴ) 94歳の小学生』(仏:Gogo)
2019/カラー/ドキュメンタリー/84分/
配給:キノフィルムズ
監督:パスカル・プリッソン 出演:プリシラ・ステナイ

●『ゴッドマザー』(仏:La Darrone)
2020/カラー/コメディ/104分
監督:ジャン=ポール・サロメ 出演:イザベル・ユペール、イポリット・ジラルド

●『パリの調香師 しあわせの香りを探して』(仏:LES PARFUMS)
2019/カラー/ドラマ/101分/
配給:アット エンタテインメント
監督:グレゴリー・マーニュ 出演:エマニュエル・ドゥヴォス、グレゴリー・モンテル、セルジ・
ロペス、ギュスタヴ・ケルヴェン

●『MISS(原題)』(仏:MISS)
2020/カラー/ドラマ/107分/
配給:彩プロ
監督:ルーベン・アウヴェス 出演:アレクサンドル・ウェター、イザベル・ナンティ、パスカル・ア
ルビロ、ステフィ・セルマ

●『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(仏:Mon Inconnue)
2019/カラー/ラブストーリー/118分/
配給:シンカ
監督:ユーゴ・ジェラン 出演:フランソワ・シビル、ジョセフィーヌ・ジャピ、バンジャマン・ラヴ
ェルネ

●『私は確信する』(仏:Une Intime conviction)
2018/カラー/サスペンス/110分/
配給:セテラ・インターナショナル
監督:アントワーヌ・ランボー 出演:マリーナ・フォイス、オリヴィエ・グルメ、ローラン・リュカ

●『マーメイド・イン・パリ(仮)』(仏:Une Sirène à Paris)
2020/カラー/ラブストーリー/102分
配給:ハピネット 配給協力:リージェンツ
監督:マチアス・マルジウ 出演:ニコラ・デュヴォシェル、マリリン・リマ、ロッシ・デ・パルマ、
ロマーヌ・ボーランジェ

■公式サイト:https://www.unifrance.jp/festival/2020/
(2020年10月16日 記)





■■■TOPICS!■■■■■
フランス映画祭2020 横浜  FESTIVAL DU FILM FRANCAIS AU JAPON 2020
12月に開催決定! 12月10日(木)~13日(日)の4日間
10月15日(木)午後6時からYouTubeで配信されるオンライン記者会見を、映画ファンにも開放!
 

■新型コロナウィルスの影響で開催が危ぶまれていたフランス映画祭2020 横浜が、12月に開催される
ことになった。日程は12月10日(木)~13日(日)の4日間。場所は昨年に引きつづき、みなとみらい21
地区を中心に。また映画祭のことしのフェスティバル・ミューズには横浜育ちの女優・米倉涼子が就任
した。
そして10月15日(木)に予定されているラインアップ発表記者会見がYouTubeで配信され、一般の映画
ファンにも開放される。

●オンライン・ラインアップ発表記者会見
10月15日(木)PM6:00~(予定)
配信チャンネルURL:https://youtube.com/channel/UC6HfdjDHmYluXEtIT6ImEmQ 
公式サイト:https://www.unifrance.jp/festival/2020/

   米倉涼子コメント

●私が憧れる国、フランス。何度訪れても私の心を魅了してくれます。
このご時世柄、フランスに直接赴くのは難しいかもしれませんが、私の故郷横浜でこのフランス映画祭が
開催されることをとても嬉しく思います。皆様もフランス映画に触れるチャンスかもしれません。
是非、お気に入りの作品を見つけに横浜に足を運びにいらしてください。



■■■TOPICS!■■■■■
第33回東京国際映画祭 2020年10月31日(土)~11月9日(月)開催!
オープニング作品は『アンダードッグ』 クロージング作品は『HOKUSAI』
10月24日(土)からチケット一般販売開始
左は映画祭ポスター 右はアンバサダーの役所広司

●ことしで33回を迎える東京国際映画祭が、10月31日(土)~11月9日(月)の10日間、東京・六本木
ヒルズ、EXシアター六本木などを会場に開催される。映画祭アンバサダーは俳優の役所広司。
オープニング作品は『アンダードッグ』、クロージング作品は『HOKUSAI』に決まった。
◎プログラムの詳細【第33回 東京国際映画祭ガイド】はこちらからダウンロード:
 →PDFダウンロード(28ページ 15.3MB)
 →PDFダウンロード(スケジュールページのみ2ページ 189KB)
◎映画祭の公式サイト:www.tiff-jp.net

オープニング上映の『アンダードッグ』とクロージングの『HOKUSAI』



■■■TOPICS!■■■■■
ソフィア・コッポラ監督の最新作『オン・ザ・ロック』が10月2日(金)緊急公開!
10月23日(金)からはApple TVでも世界同時配信!

©2020 SCIC Intl Photo Courtesy of Apple

●『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』 以来3年ぶりとなるソフィア・コッポラ監督の新作
『オン・ザ・ロック』が、10月2日(金)から本国アメリカ(限定)などとともに世界に先がけて公開!
10月23日(金)からはApple TVでも世界同時配信される。
ものがたりは順調な人生を送る主人公の女性(ラシダ・ジョーンズ)が、ある日ふと夫(マーロン・
ウェイアンズ)の行動に不信をいだき、プレイボーイとして知られる自分の父(ビル・マーレイ)に
相談。ともに調べを進めるうちにあることに気づくといった内容。脚本もコッポラ監督自身が手がけ
ている。10月2日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国劇場公開
(2020年9月14日 記)
 オン・ザ・ロック
監督/脚本:ソフィア・コッポラ
出演:ビル・マーレイ/ラシダ・ジョーンズ/マーロン・ウェイアンズ
2020年米国(97分) 配給:東北新社/STAR CHANNEL MOVIES 原題:ON THE ROCKS
公式サイト:http://ontherocks-movie.com/



■■■TOPICS!■■■■■
フランスの国民的スター、ジャン=ポール・ベルモンドのアクションの魅力を一挙上映!
「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」 10月30日(金)~新宿武蔵野館ほか

写真右上
写真右上『危険を買う男』(L’ALPAGUEUR a film by Philippe Labro)
© 1976 STUDIOCANAL - Nicolas Lebovici - Tous Droits Réservés 
写真右下『プロフェショナル』(LE PROFESSIONNEL a film by Georges Lautner )
©1981 STUDIOCANAL

●『勝手にしやがれ』と『気狂いピエロ』の2作でゴダール作品のアイコンとなったジャン=ポール・
ベルモンド。だが本国フランスで国民的スターとなったのは、アクションを得意とする娯楽俳優として
だった。その魅力を代表作8作品で伝える「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」。
『プロフェッショナル』は日本では劇場初公開となる。また、『オー!』と『警部』以外はDVD化されて
おらず、『危険を買う男』と『プロフェッショナル』はVHSでも日本で発売されていない。

 ジャン=ポール・ベルモンド傑作選

●大盗賊 (CARTOUCHE ) フィリップ・ド・ブロカ監督
●大頭脳 (LE CERVEAU ) ジェラルド・ウーリー監督
●恐怖に襲われた街 (PEUR SUR LA VILLE ) アンリ・ベルヌイユ監督
●危険を買う男 (L’ALPAGUEUR) フィリップ・ラブロ監督
●オー!( HO! ) ロベルト・アンリコ監督
●ムッシュとマドモアゼル (L’Animal) クロード・ジディ監督
●警部 (FLIC OU VOYOU) ジョルジュ・ロートネル監督
●プロフェッショナル (LE PROFESSIONNEL) ジョルジュ・ロートネル監督

2020年10月30日(金)~新宿武蔵野館ほか 配給:エデン 公式サイト:Belmondoisback.com



■■■TOPICS!■■■■■
8月7日(金)公開の『ジョーンの秘密』でタイトルロールを演じたジュディ・デンチ
本作を語るインタビュー映像が解禁公開中!


●戦中戦後のスパイ容疑が数十年後の2000年になってから明るみに出た実在の人物。彼女を描いた
映画『ジョーンの秘密』でタイトルロールのジョーンを演じたジュディ・デンチがインタビューに応
え、現在インターネットで公開中。                  (2020年8月7日 記)

mov: 
https://drive.google.com/file/d/16faOFcv4zCvHiRwmyausGfzHjaqaB1GA/view?usp=sharing
Youtube:https://youtu.be/Qa5ZdED4FfQ
●『ジョーンの秘密』本サイト・レビュー


■■■TOPICS!■■■■■
「UNDERDOCS<アンダードックス>」UNDERGROUND ROCK DOCUMENTARY FILM FESTIVAL
アンダーグラウンドな新旧ロック・ドキュメンタリーを一挙公開!
この秋 シネマート新宿、シネマート心斎橋で開催!!
「UNDERDOCS<アンダードックス>」キービジュアル(左)と
『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション」ポスター

<上映全22作品>
●『ジョーン・ジェット/バッド・レピュテーション』 新作|日本初上映
●『レディオ・バードマン/ディセント・イントゥ・メールストロム』 新作|日本初上映
●『デソレーション・センター』(ソニック・ユースほか) 新作|日本初上映
●『ジョウブレイカー/ドント・ブレイク・ダウン』 新作|日本初上映
●『D.O.A.』(セックス・ピストルズほか) 19年ぶりの上映
●『悪魔とダニエル・ジョンストン』 14年ぶりの上映
●『AMERICAN HARDCORE』(ジョー・キースリーほか) 9年ぶりの上映
●『ミニットメン:ウィ・ジャム・エコノ』 14年ぶりの上映
●『END OF THE CENTURY』(ラモーンズ)
●『FUGAZI:INSTRUMENT』
●『バッド・ブレインズ/バンド・イン・DC』
●『ザ・メタルイヤーズ』(スティーヴン・タイラーほか)
●『ギミー・デンジャー』(ザ・ストゥージズ)
●『ザ・スリッツ:ヒアー・トゥ・ビー・ハード』
●『ジ・アリンズ/愛すべき最高の家族』
●『L7:プリテンド・ウィ・アー・デッド』
●『めだまろん/ザ・レジデンツ・ムービー』
●『地獄に堕ちた野郎ども』(ザ・ダムド)
●『フェスティバル・エクスプレス』(ジャニス・ジョプリンほか)
●『ザ・デクライン』(ブラック・フラッグほか)
●『FILMAGE:THE STORY OF DESCENDENTS/ALL』(ディセンデンツ/オールほか)
●『ザ・ストーン・ローゼズ:メイド・オブ・ストーン』

主催:エスピーオー/ビーズインターナショナル/キングレコード
配給:ビーズインターナショナル
●予告編 youtube: https://youtu.be/wBJ1cwRekJw
●公式サイト:http://underdocs.jp/
*オフィシャルTシャツ付き前売券の発売も決定。詳細は公式サイトで。   (2020年7月28日 記)


■■■TOPICS!■■■■■
7月17日(金)公開『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』
フランソワ・オゾン監督インタビュー特別映像公開!

フランソワ・オゾン監督(左)とアレクサンドル役メルヴィル・プポー
©2018-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-MARS
FILMS–France 2 CINÉMA–PLAYTIMEPRODUCTION-SCOPE

●監督インタビュー映像
MP4:https://drive.google.com/file/d/1oLG3foQbEyjOj3Yw8sABlT-sWbZUGy8P/view?usp=sharing
YouTube:https://youtu.be/6dMWY1CUx-o (限定公開)
●『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』本サイト・レビュー
(2020年7月17日 記)


■■■TOPICS!■■■■■
7月17日(金)公開『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』
ツヴァ・ノヴォトニー監督のインタビュー映像が到着!

『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』主役のペルニラ・アウグスト
©AB Svensk Filmindustri, All rights reserved

●監督インタビュー映像
YouTube:https://youtu.be/rQbKwUaOM90 (限定公開)
●『ブリット=マリーの幸せなひとりだち』本サイト・レビュー
(2020年7月17日 記)



■■■TOPICS!■■■■■
西川美和監督×役所広司主演の人間ドラマ『すばらしき世界』が来年2021年春に公開!
佐木隆三原作の「身分帳」を西川監督みずから現代におき換えて脚本化

©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

●オリジナル作品にこだわって映像化してきた西川美和監督が、このほど佐木隆三原作の「身分帳」
をみずから現代におき換えて脚本化し映画化。来年2021年春の公開が予定されている。
主演には西川監督が学生時代からあこがれていたという役所広司が配され、共演には仲野太賀、長澤
まさみ、さらに橋爪功、梶芽衣子、六角精児、北村有起哉、安田成美らが名をつらねている。
(2020年7月8日 記)
<ものがたり>
●13年の刑期を終えた三上(役所広司)を待っていたのは、目まぐるしく変化する想像もつかない世界
だった。三上に近づき、彼のすがたを面白おかしく番組にしようする若いテレビ関係者ふたり(仲野
太賀と長澤まさみ)。まっすぐ過ぎるがゆえにトラブルばかりの元・殺人犯が、いつしか周囲の人生を
変えてゆく?

  役所広司コメント
●いつか西川監督作品に参加したいと思っていました。 三上という得体のしれない男の役を頂きました。
面白さとむずかしさを感じました。きょう撮影したシーンをあした撮るシーンの手がかりにしながら、
最後までこの男はどんな人間なんだろう?と自分に問いかけていました。人生のほとんどを刑務所のなか
で過ごした男が出所してから見たわたしたちの世界は、ほんとうにすばらしい世界なんだろうか? タイ
トルの『すばらしき世界』をお客さまがどのように感じるのか、楽しみです。

 西川美和監督コメント
●「身分帳」は約30年前の小説ですが、これほど「人間と世間」をおもしろく描いた物語が 埋もれてい
たとは、と映画化を決意しました。人生の大半を裏社会と刑務所で過ごし てきた主人公に役所広司さん
を迎え、その男のやり直しの日々を現代におき換えまし た。生々しくも温かい物語性と、役所さんのす
さまじい人間的魅力に引っ張られ、濃密な人間ドラマが仕上がったと思います。 新型ウィルスの影響で、
自由に歩き回ること、仕事を持つこと、ひとと触れ合いながら 生きてゆくこと、それらがどれほど得が
たいものだったかを実感するなかで、ごく普通の人生を取り戻すことに四苦八苦する主人公が重なりま
す。世界中の映画作品が息の根を止められつつあるなかで、完成にこぎつけられた幸運に感謝しつつ、
この作品をひとりでも多くの方に届ける方法を考え、「映画を観る」ことの豊かさを伝えていければと
思っています。

 すばらしき世界
監督/脚本:西川美和 原作:佐木隆三「身分帳」(講談社文庫刊)  
出演:役所広司/仲野太賀/長澤まさみ/橋爪功/梶芽衣子/六角精児/北村有起哉/安田成美
2021年日本 配給:ワーナー・ブラザース映画 
2021年春全国公開予定



■■■TOPICS!■■■■■
『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』の公開にあわせて旧作7作品を一挙公開する
「鬼才フランソワ・オゾンの世界」を開催 @シネ・リーブル池袋


●実在の神父による児童性的虐待事件を描いたフランソワ・オゾン監督の新作『グレース・オブ・ゴッ
ド 告発の時』公開にあわせて、同監督の代表作のなかから『2重螺旋の恋人』ほか旧作7作品を東京
の「シネ・リーブル池袋」で一挙公開する。題して「鬼才フランソワ・オゾンの世界」。毎回多彩なテ
ーマを持って描いてきたオゾン監督のさまざまな魅力を知る特集になりそうだ。

7/10(金)『2重螺旋の恋人』 7/11(土)『しあわせの雨傘』
7/12(日)『彼は秘密の女ともだち』 7/13(月)『17歳』 7/14(火)『危険なプロット』
7/15(水)『婚約者の友人』 7/16(木)『しあわせの雨傘』
会場:シネ・リーブル池袋  料金:1100円均一
時間等の詳細はシネ・リーブル池袋の公式サイトでご確認ください。

●なお『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』は2020年7月17日(金)からヒューマントラストシネ
マ渋谷ほかで公開。公式サイト: http://www.graceofgod-movie.com/



■■■TOPICS!■■■■■
芥川賞受賞の話題のベストセラー小説『おらおらでひとりいぐも』が映画化! 今秋公開
主人公の桃子さん役を田中裕子、その若き日を蒼井優が演じている

© 2020 「おらおらでひとりいぐも」製作委員会

●2年前に第158回芥川賞を受賞し、たちまちベストセラーとなった若竹千佐子の人気小説「おら
おらでひとりいぐも」が映画化。この秋に公開される。
田舎から上京しおなじ方言をしゃべる周造と結婚した桃子さん。子どもふたりを育て上げ、ようやく
夫婦水入らずの穏やかな生活に、と思った矢先に夫が他界、ひとりだけの日々がはじまる。そんな桃
子さんの老後の日常を、こころの声や若き日の回想などを交えながら描いている。
桃子さん役は、主役は15年前の『いつか読書する日』ぶりだという田中裕子。その若き日を蒼井優、
他界してしまう夫役を東出昌大が演じているほか、こころの声の1、2、3として濱田岳、青木崇高、
宮藤官九郎が登場するのもユニーク。監督は『モリのいる場所』の沖田修一。
  おらおらでひとりいぐも

監督/脚本:沖田修一 出演:田中裕子/蒼井優/東出昌大/濱田岳/青木崇高/宮藤官九郎
2020年日本 配給:アスミック・エース 公式サイト:http://oraora-movie.asmik-ace.co.jp/
2020年秋全国公開 



■■■TOPICS!■■■■■
ジュゼッペ・トルナトーレ監督×エンニオ・モリコーネ音楽の『海の上のピアニスト』が、
20余年を経て4K版とイタリア版の2つのバージョンでよみがえる! 8月21日から全国順次公開!

©1998 MEDUSA

●『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989年)のイタリアの大御所監督ジュゼッペ・トルナトーレ。
彼のもうひとつの代表作『海の上のピアニスト』が、20余年の年月を経て2つのバージョンで再登場
する。ひとつは「4Kデジタル修復版」、もうひとつは「イタリア完全版」。イタリア完全版は20余
年前の公開当時は本国イタリアのみの上映となったバージョンで、インターナショナル版でカットさ
れた40分以上のシーンが復活。また4Kデジタル修復版は、トルナトーレ監督みずからの監修のもと
修復作業が行われた。音楽は『ニュー・シネマ・パラダイス』からコンビを組む大御所エンニオ・モ
リコーネ。8月21日(金)からYEBISU GARDEN CINEMA、角川シネマ有楽町、アップリンク吉
祥寺ほかで2バージョン同時に全国順次公開される。         (2020年6月14日 記)

   海の上のピアニスト

監督/脚本:ジュゼッペ・トルナトーレ 音楽:エンニオ・モリコーネ 出演:ティム・ロス/プルイ
ット・テイラー・ヴィンス/メラニー・ティエリー/クラレンス・ウィリアムズ3世/ビル・ナン
1998年アメリカ=イタリア(4Kデジタル修復版121分|イタリア完全版<HDリマスター>170分)
配給:シンカ 原題:THE LEGENDS OF 1900
2020年8月21日(金)からYEBISU GARDEN CINEMAほか


■■■TOPICS!■■■■■
6月26日公開の衝撃作『SKIN/スキン』。そのもととなった『SKIN 短編』が期間限定で無料配信
6月12日(金)18:00から18日(木)24:00の一週間、公式サイトskin-2020.comで公開される!

©NEW NATIVE PICTURES

●6月26日(金)から新宿シネマカリテほか全国順次公開される『SKIN/スキン』は、黒人差別主義者
の夫婦に拾われ、自身も差別主義の色に染まってゆくひとりの白人男性のものがたり。ある女性と出会
ったことから目覚めるも、はたしてそのレイシズム組織から抜け出せるかどうか、壮絶なストーリーが
展開されてゆく。一方の『SKIN 短編』は長編のもととなったいわば「習作」で、レイシストの父親の
もとで育った白人少年のお話。ストーリーは別のものだが、両作品ともに「SKIN=肌」にまつわる衝撃
の展開が待っている。
『SKIN 短編』は6月12日(金)18時から18日(木)深夜0時まで、公式サイトskin-2020.comで無料
配信される。この短編を見たらほぼ必ず長編も見たくなる、そんな作品だ。
ぜひこの機会に!                          (2020年6月12日 記)

   SKIN 短編

監督/脚本:ガイ・ナティーヴ 原案/脚本:シャロン・メイモン
出演:ジョナサン・タッカー/ジャクソン・ロバート・スコット/ダニエル・マクドナルド
2018 年アメリカ(21分) 配給:コピアポア・フィルム 原題:SKIN
©NEW NATIVE PICTURES

  SKIN/スキン

監督/脚本:ガイ・ナティーヴ 出演:ジェイミー・ベル/ダニエル・マクドナルド/ダニエル・ヘン
シュオール/ビル・キャンプ/ルイーザ・クラウゼ/カイリー・ロジャーズ/コルビ・ガネット
2019年アメリカ(118分) 配給:コピアポア・フィルム 原題:SKIN
公式サイト:skin-2020.com

 
■■■TOPICS!■■■■■
『アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい』6月13日(土)~7月10日(金)ことし限りの特別上映!
アンナ×ゴダールの代表作『気狂いピエロ』『女と男のいる舗道』『女は女である』も同時上映

© Les Films du Sillage – ARTE France – Ina 2017


●昨年12月14日にパリで逝去したヌーヴェルヴァーグのアイコン、女優のアンナ・カリーナ。その
本格的なドキュメンタリー『アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい』が6月13日から新宿のK's
cinemaで特別公開される。じつはこの作品、挿入映画の権利関係上、本来日本では公開が危ぶまれ
ていたが、亡くなったアンナの追悼ということで今回とくべつに年内限りの上映が認められた。また
この機会に、アンナが出演したジャン=リュック・ゴダール監督の代表作3作品『気狂いピエロ』『
女と男のいる舗道』『女は女である』も同時に公開される。なお、『気狂いピエロ』は現時点ではこ
れが国内最終上映となる。                   (2020年5月28日 記)

  新宿K’s cinema の上映日程
●『アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい』 6月13日(土)~7月10日(金)
●『気狂いピエロ』 6月13日(土)~19日(金)
●『女と男のいる舗道』『女は女である』6月20日(土)~ 26日(金)までの日替わり

●『アンナ・カリーナ 君はおぼえているかい』本サイト・レビュー


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5月29日(金)から開催されるデジタル映画祭「We Are One: A Global Film Festival」
東京国際映画祭(TIFF)の上映プログラムが解禁に!

●世界21の映画祭が参加し、5月29日(金)から10日間にわたって開催されるデジタル映画祭
「We Are One: A Global Film Festival」。参加が決まっている東京国際映画祭(TIFF)の
プログラムが解禁になった。3つのプログラムから成り、短編、長編あわせて6作品が上映される。YouTube.com/WeAreOneのプラットフォーム上で見ることができる。作品は以下のとおり。

①湯浅政明監督短編アニメーション
『夢見るキカイ』 2007年作品、15分
②深田晃司監督特集
『いなべ』 2013年作品、38分
『ジェファーソンの東』 2018年作品、18分
『ヤルタ会談オンライン』2020年新作、40分予定
③長編作品
『勝手にふるえてろ』2018年作品、117分、大九明子監督
『アイスと雨音』2018年作品、74分、松居大悟監督


■■■TOPICS!■■■■■
「Help! The 映画配給会社プロジェクト」配給会社別 見放題配信パック第2弾!!
新たに8社が参加 137作品が追加されて オンライン映画館「アップリンク・クラウド」で配信スタート


■■■TOPICS!■■■■■
映画ファンが熱狂した大ヒット作『パラサイト 半地下の家族』が新たな2つのバージョンで再登場!!
スケール感を楽しめるIMAXバージョンと、クラシック映画感覚に浸れる白黒バージョン


●カンヌ映画祭の最高賞受賞を皮切りにオスカーの最多4部門を制覇するなど世界中の映画祭を席巻。
日本でも330万人を動員し45億5000万円超えのメガヒットを記録中のポン・ジュノ監督の韓国映画
『パラサイト 半地下の家族』が、IMAXバージョン、モノクロ・バージョンという新たな2つのバー
ジョンで再登場することが決まった。IMAXバージョンは、アカデミー賞受賞後のことし2月に北米で
1週間限定の上映が行われ、映画ファンのあいだで話題になっていたという。IMAX仕様にあわせる
ためにデジタルリマスター版となる。また、モノクロ版はオリジナルのカラーバージョンがカンヌで
お披露目されるまえにすでにつくられていたもので、このバージョンに関してはポン・ジュノ監督が
以下のコメントを寄せている。なお公開日は、新型コロナの影響で現在調整中となっている。
(2020年5月20日 記)
●公開日決定!
⇒⇒モノクロ・バージョン 6月5日(金)公開
⇒⇒IMAXバージョン 6月12日(金)公開

 ポン・ジュノ監督コメント

「黒澤明、ジャン・ルノワール、ジョン・フォード、アルフレッド・ヒッチコックなど偉大な監督た
ちのフ ィルモグラフィーには、モノクロ映画の時代とカラー映画の時代とがあり ますが、私たちの
世代はモノクロ映画を作る機会がありませんでした。 自分もクラシックの仲間入りをしてみたいと
いう夢を、デジ タル技術のおかげで実現することができました」

「同じ映画がモノクロになることで、鑑賞体験がどれだけ変 わるものか、面白く感じていただけると
思います。私は今まで二度このバージョンを観ていますが、初めは寓話 のように感じられ、まるで昔
の物語を見ているかのような不思議な感覚になりました。二度目は、映画がより現実的で鋭く感じられ、
まるで刃物で切りつけられるかのようでした。俳優たちの演技がさらに際立ち、より登場人物を中 心
に映画が展開しているようにも思えました。観客のみなさんが、カラー版の鑑賞体験と比較しご自身の
『パラサイト』モノクロ版の鑑賞方法を見つけてくれたら嬉しいです」

 パラサイト 半地下の家族
監督:ポン・ジュノ 出演:ソン・ガンホ/イ・ソンギュン/チョ・ヨジョン/チェ・ウシク/
パク・ソダム/イ・ジョンウン/チャン・ヘジン    
2019年韓国(132 分) 配給:ビターズ・エンド   原題:GISAENGCHUNG 英題:PARASITE 
ⓒ2019  CJ  ENM  CORPORATION,  BARUNSON  E&A  ALL  RIGHTS  RESERVED  
モノクロ・バージョン予告編(限定公開):https://youtu.be/ILNwuCH1ZGA



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独立系の映画配給会社が「Help! The 映画配給会社プロジェクト」を立ち上げ!!
まずは「配給会社別 見放題配信パック」をスタート!



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「ドライブインシアター」と「ラジオ」を融合させた野外映画上映プロジェクト
「ホーリーホイーリン・シアター&ラジオ」が6月からスタート! 第1回は東京近郊を予定!

〝ソラミミスト〟ことイラストレーター安西肇さんによる描き下ろしオフィシャルロゴ

●新型コロナウィルスの影響でさまざまな試行錯誤がつづくなか、新しいカタチの野外映画上映プロ
ジェクト「ホーリー・ホイーリン・シアター&ラジオ(Holywheelin’Theater &Radio)」が発足。
初回は6月に東京近郊での開催が予定されている。
●同プロジェクトは、マイカーのなかで映画を鑑賞する「ドライブインシアター」が音声を電波にの
せて飛ばし、カーオーディオで受信するという特性を生かし、「ラジオ」の部分に遊びを加味したも
の。毎回ことなるパーソナリティを招き、映画の見どころや魅力を放送で語ってもらおうという趣向。
スチャダラパーのSHINCOさんがつくった番組のサウンドロゴ、 中原昌也(HairStylistics)さんに
よるタイトルコールも流れる。
開催日、開催場所、上映作品、パーソナリティー、料金等の詳細は追ってアナウンスされる。
*公式Twitter/ Instagram:@holywheelin
(2020年5月13日 記)


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ニュー・ジャーマンシネマの鬼才ヴェルナー・ヘルツォークの代表作6作品を
「アップリンク・クラウド」でオンライン配信中――「ヴェルナー・ヘルツォーク監督特集」


●東西ドイツがまだ分断されていた60年代から80年代にかけて、西ドイツを中心に起こった映画の
新しい波、ニュー・ジャーマンシネマ。ライナー・ヴェルナー・ファスビンダーやヴィム・ヴェンダ
ースらとともにニューウェイヴを牽引したヴェルナー・ヘルツォーク監督の代表作6作品が、5月12
日(火)からオンライン映画館の「アップリンク・クラウド」で配信が始まった。作品は以下の6作品。
料金は全6作品パック:3,600円(30日間視聴可能) 単品購入:700円(72時間視聴可能)となっ
ている。提供は株式会社パンドラ
●アップリンク・クラウド:https://www.uplink.co.jp/cloud/

 ヴェルナー・ヘルツォーク監督特集
●『アギーレ/神の怒り』 1972年ドイツ(91分)
●『シュトロツェクの不思議な旅』 1976年ドイツ(104分)
●『ノスフェラトゥ』 1978年ドイツ(103分)
●『ヴォイチェック』 1979年ドイツ(81分)
●『フィツカラルド』 1982年ドイツ(157分)
●『コブラ・ヴェルデ 緑の蛇』 1987年ドイツ(110分)

*写真は左上から時計回りで『フィツカラルド』『アギーレ/神の怒り』『ヴォイチェック』
『シュトロツェクの不思議な旅』『ノスフェラトゥ』『コブラ・ヴェルデ 緑の蛇』
(2020年5月12日 記)


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ファッションデザイナーで映画通、アニエス・ベーの監督デビュー作『わたしの名前は…』を
「アップリンク・クラウド」が5月17日(日)23:59まで、全世界同時無料配信中!


●映画配給のUPLINK(アップリンク)では、現在オンライン映画館の「アップリンク・クラウド」
を運営しているが、5月7日(木)から17日(日)23:59まで、アニエス・ベーの初監督作品『わたし
の名前は…』を無料で全世界同時配信中。
●同作品は映画に造詣が深く、ハーモニー・コリン監督の作品をプロデュースしたり、 デヴィッド・
リンチ作品に衣装提供するなどしてきたファッションデザイナーのアニエス・ベーが、本名のアニエ
ス・トゥルブレ名義で初監督した長編劇映画。スコットランド人の長距離ドライバーの中年男と、父
親から性的虐待を受けている12歳のフランス人少女がふとしたことから知り合い、言葉が通じないな
か心を通わせてゆくというストーリー。そのシチュエーションから、フランス映画の名作『シベール
の日曜日』思わせるセンシティブな作品。少女役にはオーディションで選ばれたルー=レリア・デュ
メールリアック、トラック運転手にはアニエスの知人でアーティストのダグラス・ゴードンが配され、
異色のキャスティングも話題を集めた。未見の方はぜひ…。

  わたしの名前は…
監督/脚本:アニエス・トゥルブレ 出演:ルー=レリア・デュメールリアック/ダグラス・ゴードン
/シルヴィー・テステュ― 
2013年フランス(126分) 配給:アップリンク 原題:JE M'APPELLE HMMM...
2020年5月7日(木)10:00~5月17日(日)23:59までアップリンク・クラウドで全世界同時無料配信
https://www.uplink.co.jp/cloud/features/2397/


■■■TOPICS!■■■■■
フランソワ・オゾン監督の最新作『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』が2020年7月に公開決定!
第69回ベルリン国際映画祭銀熊賞(審査員グランプリ)受賞の問題作


●聖職者による児童への性的虐待事件のなかでも、80人もの告発者が現れて本国フランスをはじめ
ヨーロッパ中を震撼させた「プレナ神父事件」。いまも裁判が続き現在進行形だという事件に、フ
ランス映画界を代表するフランソワ・オゾン監督が切り込んだ人間ドラマ。第69回ベルリン映画祭
審査員グランプリの銀熊賞をはじめ、多くの映画祭で注目を集めた問題作。今年の7月にヒューマン
トラストシネマ渋谷ほか全国公開される。

グレース・オブ・ゴッド 告発の時
監督/脚本:フランソワ・オゾン 出演:メルヴィル・プポー/ドゥニ・メノーシェ/スワン・アル
ロー/ジョジアーヌ・バラスコ/エレーヌ・ヴァンサン
2019年フランス(137分) 配給:キノフィルムズ/東京テアトル 原題:GRACE A DIEU
©2018-MANDARIN PRODUCTION-FOZ-MARS FILMS–France2
CINÉMA–PLAYTIMEPRODUCTION-SCOP
2020年7月、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開


■■■TOPICS!■■■■■
オンライン映画祭「We Are One:A Global Film Festival」に東京国際映画祭も参加を表明!



●東京国際映画祭(TIFF 主催・財団法人日本映像国際振興協会=ユニジャパン)は、世界各国の
映画祭とYouTubeが共同で実施するオンライン映画祭「We Are One: A Global Film Festival」
に参加するとこのほど発表した。

●「We Are One: A Global Film Festival」はトライベッカ・エンタープライズと、YouTubeが
共同で開催を発表したオンライ映画祭プロジェクト。
5月29日~6月7日の10日間、YouTube.com/WeAreOneのプラットフォーム上で、世界の映画祭
のプログラムが無料で提供される。
その収益は世界保健機関(WHO)をはじめ、新型コロナウィルス感染の救援活動を支援している各
地域の機関などのために役立てられる。
参加するのは東京国際映画祭のほかロンドン映画祭(BFI)、ベルリン国際映画祭、カンヌ国際映画祭、
トロント国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭のほか、エルサレム映画祭、ムンバイ映画祭、
マラケシュ国際映画祭、サンダンス映画祭、トライベッカ映画祭など、有数の映画祭が軒並み参加する。

トライベッカ・エンタープライズ共同創設者ジェーン・ローゼ ンタールさんコメント
●私たちは、国境や違いを超えて人々を鼓舞し、団結させ、世界を癒すために映画が果たす独特で強力
な役割についてよく語り合っています。今、まさに世界の全ての人々が癒しの力を必要としています。
「We Are One: A Global Film Festival」では、キュレーター、アーティスト、そして映像制作者
が一丸となって、世界中の観客にエン ターテインメントと安らぎを提供します。素晴らしい映画祭パ
ートナーやYouTube と協力し、各映画祭のユニークさ を誰もが体験し、映画の力や芸術の独自の楽
しみ方を皆さんが味わうことができればと願っています。
東京国際映画祭チェアマン・安藤裕康/フェスティバルディレクター・久松猛朗さん共同コメント
●「We Are One: A Global Film Festival」に参加できることを大変嬉しく思います。全ての人に
とって困難な状況の中開催されるこのイベントは、映画関係者と映画ファンが一体となって「映画を観
る喜び」を共有する映画祭の素晴らしさをリマインドさせてくれるとともに、暗闇に一条の光を灯すと
ても重要で有意義なものだと思います。



■■■TOPICS!■■■■■
「フランス映画祭2020 横浜」 Festival du film français au Japon 2020 
6月の開催を見合わせることを正式に発表!

●6月25日(木)からの開催が予定されていた「フランス映画祭2020 横浜」が、新型コロナウィルス
の影響で見送られることになった。4月24日(金)、ユニフランス、横浜市、在日フランス大使館/
アンスティチュ・フランセ日本の連名で正式なアナウンスがあった。

主催するユニフランスのセルジュ・トゥビアナ会長コメント
「フランス映画祭横浜は日本の観客の皆様方と最新のフランス映画が出会う、類い稀な映画祭であり、
濃密な数日間となっています。フランスのアーティストたちが日本の皆様から情熱的に歓迎され、彼ら
も横浜での出会いをとても楽しみにしている大事なイベントです。ユニフランスは、常に誠実な日本の
パートナーの皆様方と共に、この日仏文化の大交流イベントである本映画祭を2020年が終わる前に開
催するべく、全力を尽くす事をお約束します」   ――セルジュ・トゥビアナ


■■■TOPICS!■■■■■
この夏、ウディ・アレンの新作『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』公開予定
ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスの若手スターが共演!

Photography by Jessica Miglio ©2019 Gravier Productions, Inc.

■『女と男の観覧車』(2017年)以来約2年ぶりとなるウディ・アレンの新作がこの夏公開予定(
公開日時は未定)。舞台はアレン監督の地元ニューヨーク・マンハッタン。運命にほんろうされる男
女の恋のゆくえを、美しいニューヨークとジャズピアノをバックに描いたアレンらしいロマンチック
・コメディで、ティモシー・シャラメ、エル・ファニング、セレーナ・ゴメスという若手スターの共
演も話題だ。撮影は名匠ヴィットリオ・ストラーロ。

 レイニーデイ・イン・ニューヨーク
監督/脚本:ウディ・アレン 出演:ティモシー・シャラメ/エル・ファニング/セレーナ・ゴメス
/ジュード・ロウ/ディエゴ・ルナ/リーヴ・シュレイバー
2019年米国(92分) 配給:ロングライド 原題:A RAINY DAY IN NEW YORK
公式サイト:https://longride.jp/rdiny/ 
海外予告編:: https://youtu.be/ZkF7NNwo9ns
©2019 Gravier Productions, Inc
今夏、新宿ピカデリー/ヒューマントラストシネマ有楽町/YEBISU GARDEN CINEMAほか全国公開


■■■TOPICS!■■■■■
あのムヒカさんを描いた2本のドキュメンタリーが3月下旬と4月上旬、相次いで公開!
鬼才クストリッツァ監督が手がけた『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』と
日本人監督の熱い思いが込められた『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』



『世界でいちばん貧しい大統領 愛と闘争の男、ホセ・ムヒカ』
©CAPITAL INTELECTUAL S.A, RASTA INTERNATIONAL, MOE


『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』
© 2020「ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ」製作委員会


■■■TOPICS!■■■■■
韓国の同名ベストセラー小説を映画化した『82年生まれ、キム・ジヨン』が今秋公開!

 

■地元韓国で130万部を超えるベストセラーとなり、日本でも女性読者を中心に話題を集めている
チョ・ナムジュ原作のベストセラー小説「82年生まれ、キム・ジヨン」が映画化。本国で大ヒット
するなか、日本でも今秋10月9日(金)から新宿ピカデリーほかで全国公開されることが決まった。
原作では結婚とともに仕事をやめて家事と育児に専念せざるをえなくなった主人公のジヨンが、
家父長制度が根強い韓国社会のなかでしだいに自我をからめとられ自分を見失ってゆく。彼女が
訪れる精神科医の考察という形で物語は語られる。主演は『トガニ、幼き瞳の告発』のチョン・ユミ。
これが長編デビューとなる女性監督キム・ドヨンがメガホンをとっている。
 82年生まれ、キム・ジヨン
2020年10月9日(金)~新宿ピカデリーほか全国公開
監督:キム・ドヨン 出演:チョン・ユミ/コン・ユ/キム・ミギョン 
原作:チョ・ナムジュ著「82年生まれ、キム・ジヨン」 斎藤真理子訳(筑摩書房刊)
2019年韓国(118分) 配給:クロックワークス 原題:82년생 김지영 
©2019 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.


■■■TOPICS!■■■■■
フランス映画祭2020 横浜 6月25日(木)~28日(日)に開催決定!  
Festival du film français au Japon 2020


■28回目を迎えるフランス映画の祭典「フランス映画祭2020 横浜」が、ことしも6月25日(木)~
28日(日)の4日間、みなとみらい21地区会場を中心に開催。 そのキービジュアルがこのたび
公開された。
作品のラインアップ情報は4月下旬をめどに解禁の予定だが、ことしは14作品が公開される模様。
また関連事業(サイドイベント)として、オープニング・セレモニーのほかマスタークラス、
サイン会などが催される。詳細は追ってアナウンスされる。
●主催:ユニフランス ●共催:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本/横浜市


■■■TOPICS!■■■■■
第92回アカデミー賞発表! ポン・ジュノ監督の韓国映画『パラサイト 半地下の家族』が作品賞、
監督賞など4冠受賞 ことしのアカデミー賞の顔に!

©2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVED

■■■TOPICS!■■■■■
カトリーヌ・ドヌーヴの『アンティークの祝祭』が2020年4月下旬に公開!

■是枝裕和監督の『真実』で主演を務めて話題を集めたカトリーヌ・ドヌーヴ。もうひとつの主演作
『アンティークの祝祭』の公開が決まった。
自身の終焉を間近に感じた主人公が、半生をともにしてきたア ンティークを処分することから浮かび
上がる「劇的な人生」と「本当に遺したい思い」を描いた作品だという。
監督は『やさしい嘘』や『パパの木』などの女性監督ジュリー・ベルトゥチェリ。ドヌーヴと
マルチェロ・マストロヤンニとの間に生まれた娘、キアラ・マストロヤンニとの母子共演も話題だ。
4月下旬からシネスイッチ銀座ほか全国順次公開。

 アンティークの祝祭
■監督/脚本:ジュリー・ベルトゥチェリ 原作:リンダ・ラトレッジ「La dernière folie de
Claire Darling」 出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/キアラ・マストロヤンニ/アリス・タグリオーニ
/ロール・カラミー/サミール・ゲスミ 2018年フランス(94分) 
配給:キノフィルムズ/木下グループ 原題:LA DERNIERE FOLIE DE CLAIRE DARLING
©Les Films du Poisson - France 2 Cinéma - Uccelli Production – Pictanovo


■■■TOPICS!■■■■■
第92回アカデミー賞ノミネート一覧 本選は2020年2月9日(日本時間10日)発表!
作品賞候補は『ジョーカー』『ジョジョ・ラビット』ほか
主演女優賞候補は『ジュディ 虹の彼方に』のレニー・ゼルウィガーほか

『ジョジョ・ラビット』
©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation and TSG Entertainment Finance LLC
 


フロントページ FRONTPAGE 2019
■NEWS!
ハリウッドの反逆児、デニス・ホッパーの〝呪われた映画〟『ラストムービー』が31年ぶりに公開!
ドキュメンタリー『デニス・ホッパー 狂気の旅路』とともに12月20日(金)から公開
さらに『地獄の黙示録 ファイナル・カット』など出演作品も次々登場
■監督・出演したアメリカン・ニューシネマの代表作『イージー・ライダー』(1969年)でハリウッド
映画界に一石を投じ、ハリウッドの反逆児の異名をとったデニス・ホッパー。
監督第2弾の『ラストムービー』(1971年)が、本邦初登場の1988年からじつに31年ぶりに劇場上映。
彼を追ったドキュメンタリー『デニス・ホッパー 狂気の旅路』とともに12月20日(金)から 新宿
シネマカリテほかで全国順次公開される。
■『ラストムービー』は低予算でつくられながら大ヒットを記録し、ハリウッドに新風を巻き起こした
『イージー・ライダー』の成功を受けてつくられたホッパーの監督第2作目。ところがその混沌とした
内容はハリウッドのユニバーサル映画に受け入れられず、ホッパーも頑なに再編集を拒み、その結果、
ハリウッドを追われるような形になったいわくつきの作品。〝呪われた映画〟と呼ばれるゆえんだ。
■一方の『デニス・ホッパー 狂気の旅路』は、ホッパーのファンであることを自認するニック・
エベリング監督が、ホッパーを支えた右腕的存在の男性やヴィム・ヴェンダース、デヴィッド・リンチ、
ジュリアン・シュナーベルら彼を知る人物に取材を重ねて完成させた2017年の作品。

  ラストムービー
監督/出演:デニス・ホッパー 出演:ステラ・ガルシア/ドン・ゴードン/ジュリー・アダムス/
サミュエル・フラー 1971年米国(108分)配給:コピアポア・フィルム


©1971 Hopper Art Trust, 2018 Arbelos

 デニス・ホッパー 狂気の旅路
監督:ニック・エベリング 出演:デニス・ホッパー(アーカイブス)/サティヤ・デ・ラ・マニトゥ
/ヴィム・ヴェンダース/デヴィッド・リンチ/フランク・ゲーリー/ジュリアン・シュナーベル
2017年米国(101分) 配給:コピアポア・フィルム

 
ALONG FOR THE RIDE LLC,©2017
  関連情報
■そのほか、ホッパーが出演している2作品が2020年2月に相次いで公開される。
1本は『ラストムービー』制作で混迷を極めていた頃、「ホッパーがホッパーを演じるドキュメンタリー」
をコンセプトにつくられた『デニス・ホッパー アメリカン・ドリーマー』。
そしてもう1本はフランシス・フォード・コッポラが代表作を自ら再編集しデジタル修復した
『地獄の黙示録 ファイナル・カット』。ホッパーは重要な役柄で登場する。
こちらは全国のIMAXで期間限定上映される。

<デニス・ホッパー アメリカン・ドリーマー> 2020年2月1日(土)~渋谷・ユーロスペース他
監督:ローレンス・シラー/L・M・キット・カーソン 出演:デニス・ホッパー
1971年米国(81分) 配給:ブロードウェイ/アダンソニア

<地獄の黙示録 ファイナル・カット> 2020年2月28日(金)~全国IMAXで期間限定上映
監督:フランシス・フォード・コッポラ 出演:マーロン・ブランド/ロバート・デュバル/マーティン
・シーン/ローレンス・フィッシュバーン/ハリソン・フォード/デニス・ホッパー
2019年米国(182分) 配給:KADOKAWA


■NEWS!
バウハウス100年映画祭! プログラムA~プログラムD 全6作品
11月23日(土)から渋谷・ユーロスペースほか全国順次公開


プログラムA『バウハウス 原型と神話』


■NEWS!
スコセッシ監督 × デ・ニーロ × パチーノの話題作『アイリッシュマン』がNetflixの配信を前に
11月15日(金)からアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかで全国順次公開!

■動画配信サービスNetflix今秋の話題作『アイリッシュマン』(映画作品)が、11月27日(水)
の配信に先がけて11月15日(金)からアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかで全国順次劇場
公開されることが決まった。
映画は第二次大戦後の米国の裏社会を舞台に、無法者たちの生きざまを描いた人間ドラマ。

 アイリッシュマン
監督:マーティン・スコセッシ 出演:ロバート・デ・ニーロ/アル・パチーノ/ジョー・ペシ/
ハーヴェイ・カイテル 2019年米国(209分) 原題:THE IRISHMAN

  関連情報
■同じくNetflix配信に先がけて3つの話題の映画作品がアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺ほかで
順次劇場公開される。
●『失くした体』(カンヌとアヌシーの両映画祭でW受賞した話題のアニメーション作品)
11月22日(金)~公開(Netflix11月29日(金)~配信)

●『マリッジ・ストーリー』(スカーレット・ヨハンソン×アダム・ドライバー主演。監督は『フランシス
・ハ』のノア・バームバック) 11月29日(金)~公開(Netflixは12月6日(金)~配信)

●『2人のローマ教皇』(アンソニー・ホプキンス×ジョナサン・プライス主演。監督は『ナイロビの蜂』
のフェルナンド・メイレレス)12月13日(金)~公開(Netflix12月20日(金)~配信)
(以上2019年11月9日 記)
写真上:『失くした体』 写真下左:『マリッジ・ストーリー』 写真下右:『2人のローマ教皇』




■NEWS!
10月28日(月)から9日間の日程で開催された第32回東京国際映画祭が11月5日(火)閉幕
東京グランプリ/東京都知事賞はデンマーク映画の『わたしの叔父さん』が受賞! 

『わたしの叔父さん』 ©2019 TIFF


■NEWS!
「KAWASAKIしんゆり映画祭」 で上演中止となったドキュメンタリー映画『主戦場』を
アップリング吉祥寺が11月8日(金)から再上映!〝中止の意味〟を検証する

■10月下旬~11月上旬開催の「KAWASAKIしんゆり映画祭」で突如公開が中止になった
ドキュメンタリー映画『主戦場』。本作品はことし2019年5月からすでにアップリンク吉祥寺で
公開されていた作品。今回なぜ同映画祭で上映が中止になったのか。
その検証の意味を込めて11月8日(金)からアップリンク吉祥寺で再上映される
(2019年11月2日 記)          *その後上映中止が撤回されて映画祭最終日に公開

 主 戦 場
監督/脚本:ミキ・デザキ 出演:トニー・マラーノ/ケント・ギルバート/櫻井よしこ/ユン・ミヒャン
/イン・ミョンオク/パク・ユハ/フランク・クィンテロ/加瀬英明 2018年米国(122分) 
配給:東風  原題:SHUSENJO: The Main Battleground of The Comfort Women Issue
©NO MAN PRODUCTIONS LLC


■NEWS!
映像美全開! アラン・レネ監督×アラン・ロブ=グリエ脚本×ココ・シャネル衣装
『去年マリエンバードで』(1960年)が、CHANEL®の全面サポートで4Kデジタル修復!
2019年10月25日(金)~YEBISU GARDEN CINEMAほか全国順次公開

@1960 STUDIOCANAL - Argos Films - Cineriz


■NEWS!
第32回東京国際映画祭 特別功労賞は大林宜彦監督と俳優の仲代達矢に授与
特別上映で仲代の『帰郷』、「Japan Now」で大林監督の5作品を上映
■2019年10月28日(月)から開催される第32回東京国際映画祭は、長年にわたり映画界に寄与した
した人に贈る特別功労賞を、映画監督の大林宜彦と俳優の仲代達矢に授与すると発表した。
仲代の新作『帰郷』は映画祭の特別上映で、大林監督の新作を含む代表作5作品は同じく「Japan
Now」でそれぞれ上映される。写真左は大林宜彦監督、右は仲代達矢。


■NEWS!
2020年春、京都に4スクリーンのミニシアター・コンプレックス
「アップリンク京都」がオープン!
■東京でミニシアター「アップリンク渋谷」と「アップリンク吉祥寺」を展開中のアップリンクが、
来年春を目途に4スクリーン(予定)のミニシアター・コンプレックス「アップリンク京都」を開業
するとこのほど発表した。座席数は4スクリーン合わせて215席の予定。
場所は地下鉄・烏丸御池駅直結の京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2外 地下1階。


■NEWS!
名匠スタンリー・キューブリックを陰で支えたふたりの男
『キューブリックに愛された男』と『キューブリックに魅せられた男』 
ふたつのドキュメンタリーが2019年11月1日(金)から公開
©2016 Kinetica-Lock and Valentine     ©2017True Studio Media


■NEWS!
第32回東京国際映画祭オープニングは山田洋次監督の新作『男はつらいよ お帰り 寅さん』に決定!
10月3日(木)に山田洋次監督らが日本外国特派員協会で記者会見

2019年10月28日(月)から11月5日(火)まで9日間の日程で行われる第32回東京国際映画祭。
そのオープニング作品が『男はつらいよ お帰り 寅さん』に決まり、山田洋次監督、久松猛朗映画祭
ディレクター、安藤紘平「JapanNow」部門プログラミング・アドバイザーの3氏が日本外国特派員
協会で記者会見を行った。山田監督のコメントは以下のとおり。

<山田洋次監督コメント>
●半世紀以上にわたって、何十本の映画をつくってきました、だけど今度の映画をつくるときに、初め
てこんな映画をつくるんだと驚きました。いったいどんな映画になるのだろうという、不安と期待が
撮影中、僕のなかにずっとあったのです。完成した後に、自分の映画を繰り返して見ながら思ったことは、
この映画をつくるために50年の歳月が必要だったのだなということです。だから、長生きしたからこう
いう映画ができたのだなというのがいまの感想です。
男はつらいよ お帰り 寅さん
監督:山田洋次 出演:渥美清 / 倍賞千恵子 吉岡秀隆 後藤久美子 前田吟 池脇千鶴 夏木マリ 
浅丘ルリ子 美保純 佐藤蛾次郎 桜田ひより 北山雅康 カンニング竹山 濱田マリ 出川哲朗 
松野太紀 林家たま平 立川志らく 小林稔侍 笹野高史 橋爪功
2019年日本(115分) 配給:松竹 2019年12月27日(金)~全国公開


■NEWS!
ー映画で旅する自然派ワインー 「ジョージア、ワインが生まれたところ」と「ワイン・コーリング」
自然派ワインを求めた2本のワイン映画を11月1日(金)からシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
●定番のフランスやイタリアのワインだけではなく、世界各国のワインが飲まれるようになったいま、
自然派のワインが静かなブームを呼んでいる。ひとに優しいだけでなく地球にも優しいワイン。
映画『ジョージア、ワインが生まれたところ』(アップリンク配給)と『ワイン・コーリング』(クロック
ワークス配給)は、発祥の地と言われるジョージアと、オーガニック大国でもあるフランスに旅し、
有機栽培のブドウを使った、できるだけ添加物にたよらないワインづくりを模索する製造者を追ってゆく。
両作品ともに11月1日(金)からシネスイッチ銀座、アップリンク渋谷/吉祥寺ほか全国順次公開。
公式サイト:https://www.uplink.co.jp/winefes/ 予告編:https://youtu.be/qN5dhBnQypA
写真右上:『ジョージア、ワインが生まれたところ』 写真右下:『ワイン・コーリング』


■NEWS! & PREVIEW
50年前に世界中を震撼させたあの事件、シャロン・テート惨殺事件を描いた2本の映画が同時期に公開!
8月30日(金)公開 タランティーノ監督『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
9月6日(金)公開 メアリー・ハロン監督『チャーリー・セズ/マンソンの女たち』

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のレオナルド・ディカプリオとブラッド・ピット


メアリー・ハロン監督『チャーリー・セズ/マンソンの女たち』

■NEWS! & REVIEW
カンヌ映画祭2019を総括、そして本邦公開される注目作品をいち早くレビュー
Report & Text by 岡田光由

クエンティン・タランティーノ監督『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』記者会見
©Mitsuyoshi Okada

■NEWS!
10月11日(金)から公開される夏帆×シム・ウンギョン×箱田優子監督『ブルーアワーにぶっ飛ばす』
ジャパン・ソサエティ@ニューヨークの「ジャパン・カッツ」でクロージング作品として上映!!
終映後には3人が登壇してQ&Aに応じた

左からシム・ウンギョンと夏帆、箱田優子監督


■NEWS!
動画配信サービスのNETFLIXがオリジナル作品祭を開催! NETFLIX Original Festival


●ドラマ映画やドラマシリーズだけではなくオリジナル映画でも存在感を示している動画配信サービス
のNETFLIXが、6月25日(火)に都内で「オリジナル作品祭」を開催。 出演者、監督らが参加して新
作の発表を行った。
オリジナル映画作品では園子温監督×椎名桔平らによる『愛なき森で叫べ』(2019年秋)、
マーティン・スコセッシ監督×ロバート・デニーロ×アル・パチーノ×ジョー・ペシ共演による
『アイリッシュマン』(2019年秋)、スティーブン・ソダ―バーグ監督×メリル・ストリープ×アン
トニオ・バンデラスらによる『ザ・ランドロマットーパナマ文書流出ー』(2019年配信予定)に注目。
また、蜷川実花監督×中谷美紀×池田エライザら共演『FOLLOWERS』(2020年初頭)、
山田孝之主演『全裸監督』(2019年8月8日)、小林薫主演のお馴染み『深夜食堂』(2019年秋)
といったオリジナルシリーズの新作も登場する。(2019年6月29日 記)


■NEWS!
フランス映画祭横浜 2019開幕!! 6月20日(木)~23日(日)
代表団によるレッドカーペット~オープニングセレモニー

開幕宣言をするフェスティバル・ミューズの中谷美紀

 追加速報
■観客の投票で選ばれるエールフランス観客賞は、ベルエポックの美しいパリを描いたミッシェル・
オスロ監督のアニメ―ション作品『ディリリとパリの時間旅行』に決まった。

同作品は8月24日(土)からYEBISU GARDEN CINEMAほかで一般公開される。


■NEWS!
スティーヴン・スピルバーグがロバート・ワイズの名作『ウエストサイド物語』をリメイク
主演は『ベイビー・ドライバー』のアンセル・エルゴート×新星レイチェル・ゼグラー
全米とほぼ同時の来年2020年12月に公開予定!!

『ウエスト・サイド・ストーリー(原題)』(WEST SIDE STORY)
監督/製作:スティーヴン・スピルバーグ 脚本:トニー・クシュナー 
製作:ケビン・マコラム/クリスティ・マコスコ・クリーガー/リタ・モレノ
振付:ジャスティン・ペック 音楽総指揮:マット・サリバン
出演:アンセル・エルゴート/レイチェル・ゼグラー/アリアナ・デボーズ/デビィット・アルヴァレス
/ジョシュ・アンドレス/コリー・ストール/リタ・モレノ
全米公開:2020年12月18日 製作:20世紀フォックス映画 配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
(2019年6月19日 記)

■NEWS!
主演の松坂桃李×シム・ウンギョンらを迎えて完成披露上映会を開催
6月28日(金)公開の問題作『新聞記者』



■NEWS!
フランス映画祭横浜 2019  6月20日(木)~23日(日)
フェスティバル・ミューズの女優・中谷美紀を迎えて記者会見
今年の代表団団長はフランス映画界の重鎮、クロード・ルルーシュ監督に決定!

左からスポンサーの日産自動車川口均副社長、イザベル・ジョルダーノ・ユニフランス代表、中谷美紀、
林文子横浜市長、ローラン・ピック・フランス駐日大使
©CinemaCulture


■NEWS!
第32回東京国際映画祭 2019年10月28日(月)~11月5日(火)
女優のチャン・ツィイーを審査員長に迎えて開催!

『初恋のきた道』や『グランドマスター』などで知られる中国出身の国際女優、チャン・ツィイーを
コンペティション部門の審査員長に迎えて開催。ほかの審査員に関しては追って公表。
公式サイト:https://2019.tiff-jp.net


■NEWS!
アメリカン・ニューシネマの名作『卒業』4Kデジタル修復版で6月7日(金)からリバイバル公開

主人公がミセス・ロビンソンに誘惑される有名なシーン
©1967 STUDIOCANAL. All Rights reserved.


■NEWS!
公開中の『ホワイト・クロウ 伝説のダンサー』のメイキング映像と画像が公開

自身もバレエ教師役で出演している演出中のレイフ・ファインズ監督(左から2人目)


■NEWS!
フランス映画祭横浜 2019  6月20日(木)~23日(日)
オープニング上映は人気俳優共演の『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』に決定!

●6月20日(木)から23日(日)まで4日間の日程で開催される恒例の「フランス映画祭2019 横浜」。
そのメインビジュアル(写真左)とオープニング上映作品(写真右)が決まった。
オープニング上映はマチュー・アマルリック、ギヨーム・カネ、ジャン=ユーグ・アングラード
らフランスの人気俳優共演のコミカルなヒューマンドラマ 『シンク・オア・スイム  イチか
バチか俺たちの夢』。オープニングセレモニーに次いで上映される。
今回は14作品の出品が予定されているが、上映作品や代表団団長、来日ゲストは追って発表される。
なお、昨年女優の常盤貴子が務めたフェスティバル・ミューズに、今年は女優の中谷美紀が就任する
ことがすでに決まっている。
(関連記事)

中谷美紀

©2018 -Tresor Films-Chi-Fou-Mi Productions-Cool industrie-Studiocanal-Tf1
Films Production-Artemis Productions


■NEWS! & INTERVIEW

7月5日(金)に公開される『Girl/ガール』のルーカス・ドン監督が初来日
都内でジャパン・プレミア・イベントを開催

質問に答えるルーカス・ドン監督

■NEWS!
特集上映「浪曲映画――情念の美学」 
6月22日(土)~26日(水)の5日間  渋谷・ユーロライブ/ユーロスペースで開催
現役浪曲師による浪曲の実演、映画監督らによる対談、鼎談もおこなわれる複合イベント

『新佐渡情話』

■NEWS!
スコット・ウォーカー追悼企画
ドキュメンタリー映画『スコット・ウォーカー 30世紀の男』
4月20日(土)~26日(金)アップリンク渋谷で1週間限定上映!

©Chris Walter


■NEWS!
日本酒に魅せられた女性たちを追ったドキュメンタリー『カンパイ!日本酒に恋した女たち』 
4月27日(土)からYEBISU GARDEN CINEMAほかで全国順次公開 

酒造代表で杜氏の今田美穂さん
©2019 KAMPAI! SAKE SISTERS PRODUCTION COMMITTEE


■NEWS!
フランス映画界の重鎮 アニエス・ヴァルダ監督が3月29日(現地時間)逝去

ドキュメンタリー『顔たち、ところどころ』 ヴァルダ監督(右)と共作者のJR(ジェイアール)


■NEWS!
英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン2018/19 
4月5日(金)~11日(木)は「椿姫」 そして5月24日(金)~30日(木)は
ネトレプコ×カウフマン×パッパーノの「運命の力」が登場!!

「運命の力」 ©Monika Ritter

■NEWS!

第91回アカデミー賞発表!!作品賞はピーター・ファレリー監督の『グリーンブック』
主演男優賞は『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレック
外国語映画賞はNetflix配信の『ROMA/ローマ』がそれぞれ受賞した

作品賞の『グリーンブック』は3月1日(金)日本公開

■NEWS!
フランス映画祭 2019  Festival du film français au Japon 2019
6月20日(木)~6月23日(日) 横浜みなとみらい21地区を中心に4日間にわたり開催

昨年のフランス代表団来日メンバー。前列中央が団長の女優ナタリー・バイ

■INTERVIEW
公開中の注目作『マチルド、翼を広げ』インタビュー到着!
ノエミ・ルヴォウスキー監督(母親役) × リュス・ロドリゲス(マチルド役)

© 2017 F Comme Film / Gaumont / France 2 Cinéma

■NEWS!
第91回アカデミー賞のノミネートが発表!!
『ボヘミアン・ラプソディ』『グリーンブック』『ROMA/ローマ』『アリー/スター誕生』
『ブラック・クランズマン』『女王陛下のお気に入り』『バイス』などが複数部門で候補に

『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセンとマハ―シャラ・アリは主演男優賞と助演男優賞候補

■NEWS!

2月1日(金)公開 政界スキャンダルを描いた『フロントランナー』
米大統領になり損ねた男、ゲイリー・ハートを演じた主演のヒュー・ジャックマンが来日


■NEWS!
第76回ゴールデングローブ賞発表!
ドラマ部門は作品賞と男優賞で『ボヘミアン・ラプソディ』が主演のラミ・マレックともども受賞!
コメディ/ミュージカル部門の作品賞は『グリーンブック』が受賞!!

『ボヘミアン・ラプソディ』
©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
 


フロントページ FRONTPAGE 2018
■NEWS!
映画業界が発火点となり、世界に一気に広まった「#Me Too」運動
そんな2018年を公開映画でふり返ってみました…そして2019年は?

12月28日公開、エイミー・シューマー最新作『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』
©2018 STX Financing, LLC. All Rights Reserved. © MMXVIII Voltage Pictures, LLC.
All rights Reserved.

■INTERVIEW
親権争いと父親のDVを描いたフランス映画の問題作『ジュリアン』公式インタビュー
1月25日(金)の公開を前にグザヴィエ・ルグラン監督とジュリアン役のトーマス少年が来日!!


■NEWS!
ミニシアター・コンプレックスの「アップリンク吉祥寺」が12月14日(金)オープン!!

5スクリーンからなるミニシアター型のシネコン

■NEWS!
クラシック音楽を映画館で楽しもう! マエストロ、カラヤンの名演を最高の音響で
<カラヤン・シネマ・クラシックス シーズン 2018‐2019>

©2018 Karajan cinema Classics GmbH

■NEWS!
11月9日(金)からロードショー公開される『ボヘミアン・ラプソディ』が「爆音映画祭」に登場!
伝説のグループ、クイーンのフレディ・マーキュリーにフォーカスした心にしみる音楽映画

©2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

■NEWS!
10日間に渡って開催された第31回東京国際映画祭が11月3日(土)閉幕
東京グランプリ/東京都知事賞に輝いたのはフランス映画の『アマンダ(原題)』  

©2018 TIFF

■NEWS!
マイケル・ムーア監督入魂の最新作『華氏119』 11月2日(金)緊急公開!!
標的はもちろん米大統領ドナルド・トランプ――でもそれだけじゃない!

©2018 Midwestern Films LLC 2018

■NEWS!
第31回東京国際映画祭 10月25日(木)~11月3日(土・祝)の10日間開催
TOKYO INTERNATIONAL FILM FESTIVAL2018

審査委員長ブリランテ・メンドーサ監督(右)をはじめコンペティション部門審査委員の面々


■NEWS! & INTERVIEW
アニエス・ヴァルダ監督がフォトアーティストのJR(ジェイアール)とコラボ
『顔たち、ところどころ』の9月15日(土)公開に合わせて
プロデューサーで女優、ジュリー・ガイエ の公式インタビューを紹介

スタジオ付ヴァンに乗ってフランスの田舎町を旅するヴァルダ(左)とJR
©Agnes Varda-JR-Cine-Tamaris, Social Animals 2016

■NEWS!
ピーター・ブルック幻の反戦映画『テル ミー ライズ』50年のときを経てついに本邦初公開!!
8月25日(土)から渋谷・シアター・イメージフォーラムほかで順次上映


■NEWS!
ユアン・マグレガーが、くまのプーさんと共演!
ディズニーの『プーと大人になった僕』が9月14日(金)公開!

©2018 Disney Enterprises, Inc

■NEWS! & INTERVIEW
フランスの国民的作家マルセル・パニョル ×『わんぱく戦争』のイヴ・ロベール監督
南仏プロヴァンスを舞台にした2部作『マルセルの夏』と『マルセルのお城』
デジタルリマスター4K版で8月4日(土)からリバイバル公開
いまは亡きイヴ・ロベール監督のインタビューを掲載!

『プロヴァンス物語 マルセルの夏』 © 1990 GAUMONT/TF1 FILMS PRODUCTION

■NEWS!(関連記事)
フランス映画祭横浜2018閉幕 エールフランス観客賞は『セラヴィ!』に決定!

●6月21日(木)から4日間にわたって開催されたフランス映画祭横浜が24日(日)閉幕した。
長編14作品のうち6作品が満員御礼という盛況ぶりで、フランス代表団によるQ&Aやサイン会も
観客との交流の場となって好評だった。また観客の投票による恒例のエールフランス観客賞は
結婚式プランナーの奮闘ぶりをコミカルに描いた『セラヴィ!』(写真)に決定。
同作品は7月6日(金)から一般公開される。

■CINE ESSAY
ホラーが苦手でもぜんぜん大丈夫!?
昼夜つくり続ける摩訶不思議なトマソン的建造物が超絶面白い!!
6月29日(金)公開『ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷』

館の主を演じるのはヘレン・ミレン

■NEWS!
フランス映画祭横浜開幕! 6月21日(木)~24日(日)
ナタリー・バイ団長ほかフランス代表団を迎えて華やかに開催!

左からスポンサーの日産自動車カルロス・ゴーン会長
映画祭のフェスティバル・ミューズ常盤貴子、ナタリー・バイ代表団団長
©NorikoYamashita

■NEWS!
ゴダール信奉者は見るのが怖い!?
天才ゴダールを赤裸々に描いた 7月13日(金)公開『グッバイ・ゴダール!』
彼のミューズで原作者、アンヌ・ヴィアゼムスキーを演じたステイシー・マーティンが来日!


■NEWS!
7月6日(金)公開 テニス界の男女対決を描いた実話物語『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』
来日した夫婦監督「バトルは家だけにして、外に出さないようにしています(笑)」


■INTERVIEW
『或る終焉』の気鋭監督ミシェル・フランコ  オフィシャル・インタビュー
新作『母という名の女』が6月16日(土)から公開



■NEWS!
『最初で最後のキス』の主演男優リマウ・グリッロ・リッツベルガーが来日!


■NEWS! (関連記事)
2018フランス映画祭横浜 6月21日(木)~24日(日)
今年の団長は最多3回目、女優のナタリー・バイに決定。
追加3作品と来日ゲストも続々決定!
■会場を東京から発祥の地横浜に移し、6月21日(木)から開催されるフランス映画祭。毎回多彩な来日メンバーも話題だが、今年は団長に最多3度目となる女優のナタリー・バイが決まった。
■代表団はアンヌ・フォンテーヌ監督、フランソワ・オゾン監督、エリック・トレダノ&オリヴィエ・ナカシュ監督。女優のメラニー・ティエリーらが来日する予定だ。
■また追加作品としてナタリー・バイとエマニュエル・ドゥヴォス共演の『モカ色の車』、ジェラール・ドパルデュー×ギャスパー・ウリエル共演の『世界の果て』、さらに女優のローラ・スメットが、母ナタリー・バイを迎えて撮った短編『トマ』も出品される。(5月26日)
団長に決まった女優のナタリー・バイ

■NEWS! (関連記事)
第71回カンヌ映画祭
是枝裕和監督の『万引き家族』が最高賞のパルムドールを受賞!

©2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.

●カンヌ映画祭の授賞式が現地時間の5月19日に行われ、最高賞のパルムドールは
是枝裕和監督の最新作『万引き家族』(6月8日公開)に決まった。
日本人監督のパルムドール受賞は、54年当時の最高賞だった国際映画祭グランプリを衣笠貞之助
『地獄門』が受賞したのを経て、黒澤明監督『影武者』(80年)が初めて。
その後の今村昌平監督『楢山節考』(83年)、同『うなぎ』(97年)に続いて3人目、4回目となる。
『うなぎ』以来21年ぶりの受賞に日本の映画界がわいている。詳細は追ってレポートする。
(5月20日 記)

■NEWS!
カンヌ映画祭2018開幕! FESTIVAL DE CANNES 8-19MAY 2018
審査員長は女優のケイト・ブランシェット。クリステン・スチュワート、レア・セドゥらも審査員に

© Design : Flore Maquin - Photo : Pierrot le fou © Georges Pierre

■NEWS! 
2018フランス映画祭横浜 6月21日(木)~24日(日)
オープニング作品は『最強のふたり』コンビが送るコメディ『セラヴィ!』


オープニング作品『セラヴィ!』
©2017 – QUAD + TEN – TEN FILMS – GAUMONT – TF1 FILMS PRODUCTION –
PANACHE PRODUCTIONS – LA COMPAGNIE CINEMATOGRAPHIQUE


■REVIEW
チョン・ジェウン監督 × 中山美穂 × キム・ジェウク
5月12日(土)公開『蝶の眠り』 ラブストーリーの秀作誕生

©2017 SIGLO, KING RECORDS, ZOA FILMS

■NEWS!
2018フランス映画祭横浜 
6月21日(木)~24日(日)の4日間 13年ぶりに発祥の地に戻って開催
フェスティバル・ミューズには横浜およびフランスにゆかりの女優、常盤貴子

©NorikoYamashita

■NEWS!
「アート・オン・スクリーン」6月からスタート
ミケランジェロ | モネ | ゴッホ
時代を代表するアートの巨匠の生きざまと作品をスクリーンで堪能!


■NEWS!
美しい映画がさらに美しく!30年ぶりに4K映像でよみがえったアイヴォリーの名品
『モーリス 4K』ー4Kデジタル修復版ー
4月28日(土)からYEBISU GARDEN CINEMAほかでロードショー公開


©1987 Merchant Ivory Productions Ltd. A Merchant Ivory Film in association with
Film Four International and Cinecom Pictures

■REVIEW
ゲイ映画祭?…いいえ、一般公開です
新しい年に入ってぞくぞく公開されているLGBT映画の秀作に注目!
『君の名前で僕を呼んで』『BPM ビート・パー・ミニット』ほか

左上から時計回りで『君の名前で僕を呼んで』『BPMビート・パー・ミニット』『ナチュラルウーマン』
『レディ・ガイ』『アバウト・レイ 16歳の決断』『彼の見つめる先に』

■NEWS!
4月14日公開の問題作『女は二度決断する』
公開を前にファティ・アキン監督、ダイアン・クルーガーらが来日!



来日したファティ・アキン監督(写真中央左)とダイアン・クルーガー(写真中央右)

■NEWS!
ジェラール・フィリップ×ジャンヌ・モロー主演
ロジェ・ヴァディム監督『危険な関係』4Kデジタル・リマスター版
3月24日(土)からYEBISU GARDEN CINEMAで限定公開

© 1960 - TF1 DROITS AUDIOVISUELS

■NEWS!
第90回(2017年度)アカデミー賞発表!
作品賞と監督賞はギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』がW受賞!!
主演女優賞はフランシス・マクド―マンド、主演男優賞はゲイリー・オールドマン

作品賞と監督賞をW受賞したギレルモ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』
(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

■NEWS!
最多13ノミネートで注目される今年のアカデミー賞の顔『シェイプ・オブ・ウォーター』
ギレルモ・デル・トロ監督が映画公開とオスカー発表を前に来日記者会見を行った
「僕の映画愛の対象は母国メキシコ風に言えばー日常シネマーいわゆる偉大な映画とは別もの」


■NEWS!
第90回(2017年度)アカデミー賞のノミネートが発表!
作品賞は『シェイプ・オブ・ウォーターズ』『スリー・ビルボード』など9作品
本選の発表と授賞式は日本時間の3月5日(月)に米ロサンゼルスのドルビー・シアターで行われる

『スリー・ビルボード」(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation

 

フロントページ FRONTPAGE 2017
■INTERVIEW
――フェミニンでソフトなキャラクターのなかに存在する強さ――
12月15日(金)公開『ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命』
ヒロイン役ジェシカ・チャステインが語ったこと

(C)2017 ZOOKEEPER’S WIFE LP. ALL RIGHTS RESERVED.

■INTERVIEW
12月16日(土)から全国順次公開の『謎の天才画家 ヒエロニムス・ボス』
ホセ・ルイス・ロペス=リナレス監督 公式インタビュー

c Museo Nacional del Prado c Lopez-Li Films

■INTERVIEW
12月8日(金)公開『否定と肯定』の原作者で主人公のモデルとなった
大学教授のデボラ・E・リップシュタット氏が来日
憲法学者の木村草太氏と行ったトークイベント

© DENIAL FILM, LLC AND BRITISH BROADCASTING CORPORATION 2016

■INTERVIEW
12月9日(土)公開のマルタン・プロヴォ監督
カトリーヌ・ドヌーヴ×カトリーヌ・フロ W主演『ルージュの手紙』
来日したドヌーヴが本作ほかを語る



■NEWS
東京国際映画祭 TOKYO INTERNATIONAL FILM FESTIVAL 2017 閉幕! 
東京グランプリ/東京都知事賞はセミフ・カブランオール監督の『グレイン』が受賞


■INTERVIEW
トム・フォード監督自身が語る最新作『ノクターナル・アニマルズ』  
11月3日(金・祝)からTOHOシネマズ シャンテほか全国公開



■NEWS!
第30回東京国際映画祭 TOKYO INTERNATIONAL FILM FESTIVAL 2017
10月25日(水)~11月3日(金・祝)
写真家・蜷川実花が撮り下ろした4人のミューズ!


■INTERVIEW
パリの本屋をを舞台にした年の差男女の風変りなラブストーリー
10月14日(土)公開『静かなふたり』のエリーズ・ジラール監督が自作を語る


■INTERVIEW 
11月3日(金)公開の『ゴッホ~最期の手紙~』
ファン・ゴッホの死のナゾに迫る異色のアニメーション・ミステリー
ふたりの監督、そして画家として参加した古賀陽子さんのオフィシャル・インタビューを掲載



■REVIEW
今年のカンヌ映画祭 コンペティション19作品をあらためてプレビュー!(後編9作品)

フランソワ・オゾン監督『2重螺旋(らせん)の恋人』

■REVIEW
今年のカンヌ映画祭 コンペティション19作品をあらためてプレビュー!(前編10作品)

ミシェル・アザナヴィシウス監督『グッバイ・ゴダール!』
©LES COMPAGNONS DU CINEMA LA CLASSE AMERICAINE STUDIOCANAL FRANCE 3.

NEWS!
第30回 2017東京国際映画祭コンペティション部門
国際審査委員長は俳優のトミー・リー・ジョーンズに決定!

NEWS!
第30回 2017東京国際映画祭 10月25日(水)~11月3日(金・祝)開催
コンペティション部門は15作品が「東京グランプリ」を競うことに


■NEWS!
11月11日(土)公開『ロダン カミーユと永遠のアトリエ』のジャック・ドワイヨン監督が来日
東京でティーチインを開催


■INTERVIEW 
9月30日(土)公開『エタニティ 永遠の花たちへ』 
トラン・アン・ユン監督オフィシャル・インタビュー


■INTERVIEW 
10月28日(土)から公開される『ポリーナ、私を踊る』
ヴァレリー・ミュラー監督×アンジュラン・プレルジョカージュ監督 公式インタビュー


■NEWS
『パリ、テキサス』の個性派俳優、ハリー・ディーン・スタントン逝去!
最後の主演作『ラッキー LUCKY』は日本でも来年2018年に公開


■INTERVIEW

9月16日(土)公開のフランス映画『あさがくるまえに』
新鋭カテル・キレヴェレ監督公式インタビュー


■INTERVIEW  
9月16日(土)公開の北欧映画『サーミの血』
アマンダ・シェーネル監督 オフィシャル・インタビュー


■NEWS!
ソフィア・コッポラ監督がオペラ演出に初挑戦!
『ソフィア・コッポラの椿姫』をTOHOシネマズ 日本橋で10月に2週間限定公開~全国順次公開

オペラ「椿姫」

オペラ「椿姫」を演出中のソフィア・コッポラ監督   Photo©Yasuko Kageyama(舞台写真も)

■NEWS!
ジャンヌ・モロー逝去

ジャック・ドゥミ監督/ジャンヌ・モロー主演『天使の入江』(c) ciné tamaris 1994

■CINE ESSAY

ジャック・ドゥミとクリストフ・オノレ監督
そして、特集上映「ドゥミとヴァルダ、幸福(しあわせ)についての5つの物語』のこと

ジャック・ドゥミ監督『ローラ』(c) mathieu demy 2000

■NEWS!
セルゲイ・ポルーニン 来日公式インタビュー

『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』の公開に先がけて来日したセルゲイ・ポルーニン。その公式インタビューをご紹介。
同映画は7月15日(土)から渋谷・Bunkamuraル・シネマほかでロードショー。
2017年7月13日 記
写真(c)Koji Aramaki


■ポルーニン写真集&写真展


映画の公開を記念して、セルゲイ・ポルーニン写真集「The Beginning of a Journey: Project Polunin」(写真:ハービー・山口/パルコ出版)を発売。合わせて7月15日(土)から 7月23日(日)まで、東京渋谷 GALLERY X BY PARCO で写真展が開催される。

■NEWS!
速報!フランス映画祭2017 エールフランス観客賞は
アンヌ・フォンテーヌ監督『夜明けの祈り』に!

6月22日(木)~25日(日)の4日間にわたって行われたフランス映画祭2017が閉幕。観客の投票で選ばれる「エールフランス観客賞」がアンヌ・フォンテーヌ監督、ルー・ドゥ・ラージュ主演の『夜明けの祈り』に決まった。第2次大戦の混乱期にポーランドの修道院で起こった悲劇を描いた実話物語で、8月5日(土)~ヒューマントラストシネマ有楽町他での一般公開も決まっている。
同賞は昨年新設され、昨年は『92歳のパリジェンヌ』が受賞。投票者の中から抽選で一組に東京-パリ往復ペア航空券(エコノミークラス)がプレゼントされるだけに投票者も多く、観客の間でその行方が注目されていた。
2017年6月26日 記

■NEWS!
フランス映画祭2017開幕!
ドヌーヴ団長、ユペール前団長らによるオープニングセレモニー
時事ネタを交えた面白トークで会場を沸かせた親善大使の北野武監督

25回目を迎えたフランス映画祭。6月22日(木)のオープニングセレモニーは発売まもなくにチケットが完売。マスコミの数も多く久々に華やかな空気に包まれた。
華やかさの中心にいたのは今回で2度目のフランス代表団団長を務める女優のカトリーヌ・ドヌーヴ。この日のために制作された彼女の偉業をたたえるビデオがまず会場に流され、まもなく本人が登場すると会場の熱気は一気に高まった。

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2017年6月24日 記


■NEWS! 
フランス映画祭2017  FESTIVAL DU FILM FRANCAIS AU JAPON
カトリーヌ・ドヌーヴ団長×イザベル・ユペール前団長
親善大使の北野武監督もゲストで登場
ポール・ヴァーホーヴェン監督らによるマスタークラスも

恒例の「フランス映画祭」が今年で25回目を迎え、6月22日(木)~24日(日)の4日間、東京有楽町の朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇で開催される。
新作のいち早い紹介に加えて映画ファンにとってのお目当ては、作品を携えてやってくる俳優や監督ら映画祭代表団の面々。今年も多くの映画人の来日が決まっている。
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2017年5月15日 記

■NEWS! 
速報!カンヌ映画祭  FESTIVAL DE CANNES 17-28 MAY 2017
最高賞のパルムドールはスウェーデンの監督作品に
女優賞はダイアン・クルーガー
監督賞はソフィア・コッポラが受賞


70回の節目となった今年のカンヌ映画祭。現地時間の5月17日から28日の12日間にわたって行われ、最終日に賞の発表があった。今年の審査員長はスペインのペドロ・アルモドヴァル監督。
常連ミヒャエル・ハネケ監督やフランソワ・オゾン監督ら強力なメンツ、そして日本の河瀨直美監督の『光』も参戦し19作品でコンペは競われた。そのなかから最高賞のパルムドールを射止めたのはスウェーデンのリューベン・オストルンド監督によるコミカルな作品『スクエア』。また女優賞はハリウッドでも活躍するドイツ出身のダイアン・クルーガーが受賞した。トルコ系ドイツ人監督ファティ・アキンのドイツ語作品による受賞。
主な受賞は次の通り。
●パルムドール『スクエア』(写真)リューベン・オストルンド監督
●グランプリ『BPM(ビーツ・パー・ミニット)』ロバン・カンピヨ監督
●監督賞 ソフィア・コッポラ『ビガイルド』
●男優賞 ホアキン・フェニックス『ユー・ワー・ネヴァー・リアリー・ヒア』
●女優賞 ダイアン・クルーガー『イン・ザ・フェイド』
●審査員賞 『ラブレス』アンドレイ・ズビャギンツェフ監督
●脚本賞 ヨルゴス・ランティモス他『キリング・オブ・セイクリッド・ディア―』
リン・ラムジー『ユー・ワー・ネバー・リアリー・ヒア』
●70回記念特別賞 ニコール・キッドマン

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2017年5月30日 記


■NEWS!
速報!カンヌレポート2017 PART1
今年の映画祭のミューズは若きクラウディア・カルデナーレ

今年で70回を迎えたカンヌ国際映画祭が5月17日に開幕した。会場となるパレの前には、イタリアの女優クラウディア・カルデナーレの、若い頃の踊る姿が会場のあちこちに展示。またカンヌの商店街に貼られたポスターにもカルデナーレが踊っている。                             photo(c)Mitsuyoshi Okada

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2017年6月13日 記


■NEWS!
『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』の
セルゲイ・ポルーニンが来日
東京藝大・奏楽堂でパフォーマンス!

写真(c):ハービー・山口

7月15日から公開されるドキュメンタリー映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』の主人公、セルゲイ・ポルーニンが来日。東京藝術大学の奏楽堂(東京上野)で行われたプレミアムイベントに登場し、パフォーマンスを披露。そのあとクリエイティヴ・ディレクターの箭内道彦氏と対談して、アートへの思いを語り合った。
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2017年6月3日 記


■NEWS!
7月7日(金)公開の『ボンジュール、アン』
主演のダイアン・レインとエレノア・コッポラ監督が来日
都内でそろって記者会見

7月7日(金)公開のロマンチックコメディ『ボンジュール、アン』に主演しているダイアン・レインとエレノア・コッポラ監督が来日。都内のホテルで記者会見を行った。
エレノア監督はフランシス・フォード・コッポラ監督の妻として、あるいは女性監督ソフィア・コッポラの母としても知られるドキュメンタリー作家だが、長編劇映画を撮ったのは80歳を超えた今回が初めて。
一方のダイアン・レインは子役時代から50代になった現在まで一線で活躍を続ける米国の人気女優。ふたりの息もぴったりの素敵な作品が誕生した。

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2017年6月10日 記





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